吉幾三という人は苦労したのかしてないのかよく分からない歌手ですね。方言を含めコミカルな性格のせいでしょうか?1977年のデビュー曲「俺はぜったい!プレスリー」がいきなりヒットしたものの、1984年に千昌夫へ提供した「津軽平野」と自身で歌った「俺ら東京さ行ぐだ」が大ヒットするまでの間は低迷していたということのようですが、そんな感じがしません。何と言っても声質も含めて明るいですからね。演歌を歌ってもカラッとしてます。
で、1987年「雪國」の大ヒットによって吉幾三はコミカル路線から王道の演歌歌手となり現在に至っています。
で、1987年「雪國」の大ヒットによって吉幾三はコミカル路線から王道の演歌歌手となり現在に至っています。
雪国 吉幾三
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もうコミカルな歌を歌うことはないのかもしれませんね。それはそれで残念ですが、それに代わるステキな企画アルバムをシリーズで出しています。「あの頃の青春を詩う」がそれです。60年代から70年代のフォークソングを中心としたカバーアルバムですが、かなりイイですよ。
第2位 TANGO NOIR
1987年の邦楽ヒット曲 ランキングにおいて3曲目のランクインです。中森明菜の「TANGO NOIR」。明菜、強し!勢い未だ衰えずです。
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楽曲は文句なし、ジャケットはどうでしょう?セクシーな横顔、文句なし。デザイン的には若干インテリ臭い感じが残念ですが、これが良いというファンが多数いるということで問題なし。セクシー路線はいつだって大歓迎ですよ。
中森明菜 - TANGO NOIR
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輝いてますねぇ。誰でも絶頂期は輝いているものでしょうが、中森明菜は流石としか言いようがないオーラが出てますよ。改めて言うまでもないですが、歌うまいなぁ。
第1位 命くれない
さぁ、第1位です。「命くれない」、瀬川瑛子です。美人演歌歌手にして天然キャラが大いに受けました。
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「命くれない」によって瀬川瑛子を知ったという人が意外と多いようですが、彼女のデビューは1967年です。この時点で既に20年のキャリアがあったんですよ。落ち着いていて見事な歌いっぷりなわけです。
命くれない(瀬川 瑛子)
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演歌歌手は寿命が長いとはよく言われますが、それにしても現在までコンスタントに活動している瀬川瑛子は素晴らしいです。
1987年は、演歌復活の年となりましたね。演歌がランクインしたのは1984年、芦屋雁之助の「娘よ」以来です。それがこの年は4曲も!豊作、まさしく豊作です。この流れは1988年も続くのでしょうか?それはまたの機会に。
1987年は、演歌復活の年となりましたね。演歌がランクインしたのは1984年、芦屋雁之助の「娘よ」以来です。それがこの年は4曲も!豊作、まさしく豊作です。この流れは1988年も続くのでしょうか?それはまたの機会に。
発売日:1986年2月
作詞:吉幾三
作曲:吉幾三
売上枚数:33.7万枚