打ち切り(放送中止)になったテレビアニメ・特撮テレビドラマ作品
2016年6月16日 更新

打ち切り(放送中止)になったテレビアニメ・特撮テレビドラマ作品

作品自体の実力不足や裏番組が強すぎたことによる不人気や低視聴率による打ち切り。重要な役を演じるキャストの逃亡、降板による打ち切り。大人の事情で打ち切りになったアニメや特撮作品。色々な理由で打ち切りになったアニメと特撮作品をおさらいしてみましょう。

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日本最短で打ち切りになったアニメ作品『ドン・ドラキュラ』(放送:1982年) 担当広告代理店が倒産したため放送中止になった不幸な作品。

アニメ作品『ドン・ドラキュラ』(放送:1982年)

アニメ作品『ドン・ドラキュラ』(放送:1982年)

タイトルは『手塚治虫のドン・ドラキュラ』。じんプロダクションによりアニメ化され、1982年4月5日から同年4月26日までテレビ東京で毎週月曜 19時00分 - 19時30分(日本標準時、当時の裏番組はあさりちゃん)に放送されていた。

1988年7月22日に大陸書房からビデオソフトが発売された。VHSのみで価格は1,980円。第1話から第8話までを90分に再編集した内容。

2002年4月25日には、8話全てを収録したDVDが「手塚治虫アニメワールド」シリーズのひとつとしてパイオニアLDC(現・NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)より税抜き5,800円で発売された。パッケージ裏面は他の「手塚治虫アニメワールド」シリーズと異なり、現代の子供にも受け入れられるような易しい文章と漢字にルビが振られている。
手塚治虫先生の同名漫画をアニメ化。なんと放送されたのはたったの4回で、「日本最短で打ち切りになったアニメ作品」といわれています。

放送1年前から制作が開始され、脚本は第21話まで完成していたものの、担当広告代理店が倒産したためにスポンサーを集められず、テレビ局への電波料未払いによって東京では第4話で終了している。地方によっては完成していた第8話まで放送された。

打ち切りが原因で放送期間が1か月にも満たないというケースは、テレビアニメ全体でも稀なケース。

打ち切り理由は作品の不人気によるものではないため、DVD化等はされています。
手塚治虫先生の漫画『ドン・ドラキュラ』

手塚治虫先生の漫画『ドン・ドラキュラ』

『ドン・ドラキュラ』は、秋田書店『週刊少年チャンピオン』で連載されていた手塚治虫の漫画作品である。1979年22号(5月28日号)から同年50号(12月10日号)まで連載。

現代社会に生きるドラキュラ伯爵の姿をコミカルに描く。『少年チャンピオン』での手塚漫画としては、『ブラック・ジャック』の次の連載となる。

本作は基本的にコメディ色が強く、ラストシーンもほとんどがギャグであり、この点はアニメでもそのまま表現されている。最終回も完結や特別な盛り上がりでなく、いつものドタバタで終了した。手塚自身も楽しく描いていたと「手塚治虫漫画全集」で語っている。その一方、回によっては人情味あふれるエピソードもしばしば見受けられる。

『まいっちんぐマチコ先生』 PTAの猛攻撃を食らい、広告主9社の不買運動などにも発展し、打ち切りに追い込まれた。

『まいっちんぐマチコ先生』(1981年10月8日・テレ...

『まいっちんぐマチコ先生』(1981年10月8日・テレビ東京ほか)

1981年10月8日から1983年10月6日まで毎週木曜日の19時30分から20時までの時間帯(改編期や年末年始はスペシャルなどで変則あり)にテレビ東京ほかで放送された。全95話。1983年7月28日から10月6日までは再放送。
毎回乳房の露出があるという性質上PTAなどからの苦情が多かった。1982年には京都で「マチコ先生に抗議する会」まで結成された。

原作者は、後に「友情の大切さを描いたつもりだったが、PTAの人達に理解してもらうことは難しかった」と語っている。

また「マチコ先生に抗議する会」結成と同時期に、近畿地方の放送局が広域放送局の読売テレビからテレビ大阪(大阪府域局)と奈良テレビ(奈良県域局)に放映権が移行したため、滋賀・京都・和歌山・兵庫の4府県では事実上放送が打ち切られた。

このような中、『マチコ先生』に対する抗議行動として学研の学習誌の不買運動に発展、学研としては『チャレンジ』での連載を打ち切ることにした。
「マチコ先生に抗議する会」の報告書

「マチコ先生に抗議する会」の報告書

学研・読売テレビ・テレビ東京・広告主9社が「マチコ先生に抗議する会」から猛攻撃を受けた。

アイアンキングの第25話「アイアンキング大ピンチ!」で放送が打ち切られ、アイアンキングが東京を破壊しているところで放送終了・・・テレビ埼玉

第25話「アイアンキング大ピンチ!」はアイアンキングが...

第25話「アイアンキング大ピンチ!」はアイアンキングがタイタニアンに憑依されて東京を破壊し続けるシーンで終わるエピソードである。

最終回の26話は放映せず、アイアンキングが東京で暴れるこの25話で放送を打ち切ってしまったのがテレビ埼玉だ!

正義のヒーローのはずのアイアンキングが東京を破壊して番組終了!超絶なバッドエンディングだ。
テレビ埼玉の再放送で第25話「アイアンキング大ピンチ!」ここで放送が打ち切られた。
(最終回の26話だけでなく、他に第7話、第9話、第12話が未放映だった)

アイアンキングが東京を破壊して終わる・・・この酷い話がアイアンキングの最終回になってしまった人たちがいます。

ウルトラマンのような正義のヒーローが町を破壊して番組が終了?

あまりにも衝撃的なバッドエンディングにトラウマになってしまった人が続出したり、アイアンキングをウルトラマン系作品と勘違いして、酷いウルトラマンの最終回があるんだよ!という都市伝説になってしまった。
アイアンキングは非常に弱いヒーローですが、悪党ではあり...

アイアンキングは非常に弱いヒーローですが、悪党ではありません。25話だけ敵に操られてしまいました。

ウルトラマンとの差別化の都合上で、弱く設定されました。結果、アイアンキングは他にはない、記録よりも記憶に残る存在になり、また人間ドラマ的に盛り上がりました。
静弦太郎(しずか げんたろう)は特撮史上、生身の人間で最強!

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『魔法少女ちゅうかなぱいぱい!』 主演の「小沢なつき」が撮影を途中で放棄して降板という形で番組が終了。

『魔法少女ちゅうかなぱいぱい!』

『魔法少女ちゅうかなぱいぱい!』

『魔法少女ちゅうかなぱいぱい!』(まほうしょうじょ ちゅうかなぱいぱい)は1989年1月15日から同年7月9日までフジテレビ系列で放送された特撮テレビ番組。東映不思議コメディーシリーズの第9作。全26話。

当初は同年の12月までの一年間放送を予定していた。しかし主演の小沢が途中降板したため、番組は僅か半年で終了となり、後番組『魔法少女ちゅうかないぱねま!』が急遽制作されることになった。
小沢なつきは撮影を途中で放棄して降板という形で番組が終...

小沢なつきは撮影を途中で放棄して降板という形で番組が終了。そのまま芸能界から引退となった。

小沢なつきは1989年には『魔法少女ちゅうかなぱいぱい!』で、テレビドラマ初主演を果たし、女優、アイドル歌手として活躍を見せていた。しかし、同作で撮影を途中で放棄して降板という形で番組が終了。そのまま芸能界から引退となった。

この引退について、マネージャーとの駆け落ちや子供の出産などが噂された。後年、出演したテレビ番組で小沢本人は、「忙し過ぎて訳がわからなくなり、マネジャーと駆け落ちまがいのことを計画したが、待ち合わせ場所に相手は来なかった」と、事態の背景を話した。

噂ではマネージャーと結婚して、子供も生み、離婚した・・・という話もある。

『エコエコアザラク』 「神戸連続児童殺傷事件」の影響により18話で打ち切りとなった。自主規制。

『エコエコアザラク』(1997年・テレビ東京)

『エコエコアザラク』(1997年・テレビ東京)

テレビ東京で1997年2月1日から5月31日まで、テレビ大阪で1997年10月2日から1998年4月1日までギャガ・コミュニケーションズ製作、円谷映像制作で放送された。

黒魔術を駆使する若い魔女・黒井ミサ(くろいミサ)を主人公とし、ミサに関わる奇怪な事件、人々の心の闇を描く。

原作の黒井ミサは、善人であれ悪人であれ場合によっては人を平気で惨殺する非情な魔女として登場、特に自分に対する性犯罪者に対しては容赦ない場面がたびたび描かれた。

ミサは魔女としての残忍さと普通の女子高生としての可愛らしさを併せ持つ得体の知れないキャラクターであるが、回が進むにつれ、比較的明るい性格の娘へと変化していった。しかし、基本的には邪悪さを隠し持ったダークヒロインであった。
佐伯日菜子演じる黒井ミサは最高のハマリ役と言われ、視聴率は深夜2時の放送としては異例の高視聴率を記録した。全26話。

テレビ東京版は「神戸連続児童殺傷事件」(1997年)の影響により18話で打ち切りとなったが、事件の犯人逮捕後に放送が開始されたテレビ大阪と地方局で番販された際は最終話まで放送された。
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