「神戸連続児童殺傷事件」(別名『酒鬼薔薇事件』『酒鬼薔薇聖斗事件』・1997年)による影響で猟奇シーンの含まれる番組が自主規制・自粛した。
テレビ番組が少年に与えた影響が取りざたされたため、猟奇シーンの含まれる番組(『銀狼怪奇ファイル』、『エコエコアザラク』など)の放送や新シリーズ制作が中止になったり、特撮番組においてヒーローが切断技で怪獣の首をはねたり胴体を真っ二つに切断し倒す演出が自粛されるようになった。
via pbs.twimg.com
裏番組が強すぎて、視聴率競争に敗れる
「円盤戦争バンキッド」「ファイヤーマン」は、裏番組のサザエさんの視聴率の圧倒的な強さの前に、打ち切り。
テレビアニメ「サザエさん」の基本放送枠は、日曜18:30枠。
『円盤戦争バンキッド』や『ファイヤーマン』は、『サザエさん』(フジテレビ系)に全く太刀打ち出来ず、打ち切りになりました。
『円盤戦争バンキッド』や『ファイヤーマン』は、『サザエさん』(フジテレビ系)に全く太刀打ち出来ず、打ち切りになりました。
via blogs.c.yimg.jp
『円盤戦争バンキッド』(1976年・日本テレビ系)
『円盤戦争バンキッド』(えんばんせんそうバンキッド)は、1976年(昭和51年)10月3日から1977年(昭和52年)3月27日まで日本テレビ系で毎週日曜日18:30 - 19:00に全26話が放送された、東宝製作の特撮テレビ番組。
当時話題だった空飛ぶ円盤をテーマに、地球を攻撃するブキミ星人とバンキッドの戦いを描く。
「円盤戦争バンキッド」は東宝製作です。「スーパー戦隊シリーズ」は東映製作です。
「円盤戦争バンキッド」の裏番組はサザエさん。バンキッドは視聴率も当時スポンサーのタカトクの玩具売上げもパッとせず僅か半年で打ち切りになりました。
当時話題だった空飛ぶ円盤をテーマに、地球を攻撃するブキミ星人とバンキッドの戦いを描く。
「円盤戦争バンキッド」は東宝製作です。「スーパー戦隊シリーズ」は東映製作です。
「円盤戦争バンキッド」の裏番組はサザエさん。バンキッドは視聴率も当時スポンサーのタカトクの玩具売上げもパッとせず僅か半年で打ち切りになりました。
via stat.ameba.jp
『ファイヤーマン』(1973年・日本テレビ系列)
『ウルトラマンタロウ』や『ジャンボーグA』などと同様に円谷プロ創立10周年記念番組として製作された作品。制作当初の方針は「怪獣特撮番組の原点に還る」だった。
しかし、視聴率は平均6 - 7%台と低迷した。そのテコ入れとして第13話より放送枠が火曜日19時台に変更され、オープニングのタイトルバックを一新(アバンタイトルとしてファイヤーマン対怪獣のハイライトシーンも挿入)。
さらに第17話と第18話の九州ロケ編(ファイヤーブレスレット、新技ファイヤーダッシュが登場)を経て、コミカルな宇宙怪獣を登場させたり、山村を舞台にした牧歌的な描写を増やすなどの策が取られた。しかし視聴率が向上することはなく、作品の独自性も薄れる結果となり、7か月で打ち切られた。
しかし、視聴率は平均6 - 7%台と低迷した。そのテコ入れとして第13話より放送枠が火曜日19時台に変更され、オープニングのタイトルバックを一新(アバンタイトルとしてファイヤーマン対怪獣のハイライトシーンも挿入)。
さらに第17話と第18話の九州ロケ編(ファイヤーブレスレット、新技ファイヤーダッシュが登場)を経て、コミカルな宇宙怪獣を登場させたり、山村を舞台にした牧歌的な描写を増やすなどの策が取られた。しかし視聴率が向上することはなく、作品の独自性も薄れる結果となり、7か月で打ち切られた。
via blogs.c.yimg.jp
「世界名作劇場」シリーズ中で唯一の打ち切り作品『名犬ラッシー』(放送:1996年)
「世界名作劇場」シリーズ『名犬ラッシー』(放送:1996年)
『名犬ラッシー』(めいけんラッシー)は、1996年1月14日から同年8月18日までフジテレビ系列の『世界名作劇場』枠で放映された、日本のテレビアニメシリーズ。全26話(ただし、第26話は本放送時未放映)。
平均視聴率は8.9%。1996年8月で放送は打ち切られ、『世界名作劇場』枠では唯一の打ち切り作品となった。
平均視聴率は8.9%。1996年8月で放送は打ち切られ、『世界名作劇場』枠では唯一の打ち切り作品となった。
1年の予定のところを半年・全26話で終わってしまいました。
本放送の最終話(第26話)は、1996年8月25日に野球中継が雨天中止の場合に限り放送予定(いわゆる雨傘番組)だったが、晴れて野球中継が放送されたため未放送となった。
第26話は野球中継を想定して後日談的内容に制作されておりストーリーに直接関係はなく、第25話が実際の最終回になっている(初回放送では第25話の最後に「おわり」のテロップが挿入されており第26話の次回予告も放送されていない)。
これは『世界名作劇場』シリーズ中で唯一の打ち切り作品です。
かわいそうなラッシー・・・。
本放送の最終話(第26話)は、1996年8月25日に野球中継が雨天中止の場合に限り放送予定(いわゆる雨傘番組)だったが、晴れて野球中継が放送されたため未放送となった。
第26話は野球中継を想定して後日談的内容に制作されておりストーリーに直接関係はなく、第25話が実際の最終回になっている(初回放送では第25話の最後に「おわり」のテロップが挿入されており第26話の次回予告も放送されていない)。
これは『世界名作劇場』シリーズ中で唯一の打ち切り作品です。
かわいそうなラッシー・・・。
『ジャッカー電撃隊』 関連グッズが販売不振で売上高が設定ノルマに未到達・・・「スポンサー降板」で打ち切り・・・
『ジャッカー電撃隊』(1977年)
『ジャッカー電撃隊』(ジャッカーでんげきたい)は、1977年(昭和52年)4月9日から12月24日までテレビ朝日系列で毎週土曜19:30 - 20:00(JST)に全35話が放送された、テレビ朝日と東映制作の特撮テレビドラマ。および作中で主人公たちが変身するヒーローたちのグループ名。
『スーパー戦隊シリーズ』第2作。
4人のサイボーグ「ジャッカー電撃隊」が犯罪組織「クライム」の起こした事件を捜査した末、変身して「クライム」と戦う姿を描く。
『スーパー戦隊シリーズ』第2作。
4人のサイボーグ「ジャッカー電撃隊」が犯罪組織「クライム」の起こした事件を捜査した末、変身して「クライム」と戦う姿を描く。
via i.ytimg.com
スーパー戦隊シリーズで唯一打ち切られた作品。ゴレンジャーとは打って変わったシリアス志向が受け入れられなかった。
『ジャッカー電撃隊』 テコ入れとして「ビッグワン」(演:宮内洋)を新たに起用するも・・・視聴率の上昇には繋がらず
『ゴレンジャー』に出演していた宮内洋を新たにレギュラーとして起用し、テコ入れで途中参加したテレビ朝日の小泉美明プロデューサーの提案でビッグワンが誕生した。
作劇面以外でも、オープニング・エンディング映像の再構成やアイキャッチの変更がされた。しかし、これらの措置は視聴率の上昇には繋がらず、35話で放送終了となった。そのため、スーパー戦隊シリーズで最も話数が短く、また年を越すことなく放送を終了した唯一の作品となっている。
作劇面以外でも、オープニング・エンディング映像の再構成やアイキャッチの変更がされた。しかし、これらの措置は視聴率の上昇には繋がらず、35話で放送終了となった。そのため、スーパー戦隊シリーズで最も話数が短く、また年を越すことなく放送を終了した唯一の作品となっている。
番組スポンサーが突然倒産し、打ち切り。特に1973年と1977年のオイルショックの影響は大きかった。運が悪い作品。
『超攻速ガルビオン』(放送:1984年) メインスポンサーであった玩具メーカー「タカトクトイス」が倒産したため。
放送途中にメーンスポンサーであった玩具メーカー「タカトクトイス」が倒産します。
このため、残念ながら第22話での打ち切りとなりました。
全国のファンから抗議の電話やハガキが国際映画社へと送られ、国際映画社側も泣く泣く謝罪せざるを得なかった。
このため、残念ながら第22話での打ち切りとなりました。
全国のファンから抗議の電話やハガキが国際映画社へと送られ、国際映画社側も泣く泣く謝罪せざるを得なかった。
『スーパーロボット レッドバロン』(1973年) 番組は成功していたが、メインスポンサーの「日本空気販売」の倒産。番組制作費の調達が困難になり、打ち切り。
『スーパーロボット レッドバロン』(1973年)
二桁台の平均視聴率を稼ぐ人気番組となり、商品化権許諾社数は80社、関連商品は500点以上を記録した。結果、日本テレビの番組の版権収入では新記録(当時の額で1億円)を樹立した。
メインスポンサーの日本空気販売の経営不振(1974年6月14日に倒産)により制作費の調達が困難になり、1974年3月末での終了を余儀なくされた。オイルショック(1973年)の影響が大きかった。
日本テレビ系の特撮番組『スーパーロボット レッドバロン』では、エアロマスターのコインクーラーを販売する総代理店の日本空気販売がスポンサーで、劇中の登場人物や特撮シーンを使ったCMも放映していた。
メインスポンサーの日本空気販売の経営不振(1974年6月14日に倒産)により制作費の調達が困難になり、1974年3月末での終了を余儀なくされた。オイルショック(1973年)の影響が大きかった。
日本テレビ系の特撮番組『スーパーロボット レッドバロン』では、エアロマスターのコインクーラーを販売する総代理店の日本空気販売がスポンサーで、劇中の登場人物や特撮シーンを使ったCMも放映していた。
via img.discas.net