1988年、メガドライブ(セガ/SEGA)発売
孤軍奮闘だった8bitゲーム機時代を経て、セガは16bitのフィールドに活路を見出したのです
セガ・エンタープライゼスの8bitゲーム機戦争!1983年7月15日、奇しくもファミコンと同日発売されたSG-1000に始まったセガの戦い!! - Middle Edge(ミドルエッジ)
ファミコン一強時代に、敢然と立ち向かったメーカーがあります。そう、それはセガでした。幾度となく任天堂に挑み続け、気が付けば新鋭のPCエンジンとも戦う羽目になったセガはまさに「前門の虎、後門の狼」な状況で孤軍奮闘したのでした。そんなセガの歩みを、ファミコンと同日発売となった「SG-1000」リリースから追いかけてみましょう。
via www.westatic.com
「時代が求めた16BIT」
言葉の意味はよくわからないけど、とにかく凄いマシンが誕生したんだとイメージ出来ました。
言葉の意味はよくわからないけど、とにかく凄いマシンが誕生したんだとイメージ出来ました。
CM MD SEGA メガドライブ いとうせいこう「時代が求めた16BIT」 - YouTube
コンシューマー市場の覇権をかけてSEGAが送り込んだブラックボディの凄いヤツのはずだったんだけど・・・16bit CPU搭載、ビジュアルショック、スピードショック、サウンドショックといとうせいこうに語らせるこのCMは相変わらずトンガッた感じで当時のSEGAらしい。
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ファミコンが世を席巻した80年代、メガドライブはPCエンジンに続き次世代の覇権を狙ったセガの意欲作でした
ゲーム戦争、同世代のライバルたちを振り返る。
83年の登場以来、一度も勝つことの出来なかったファミコン陣営。
83年の登場以来、一度も勝つことの出来なかったファミコン陣営。
20世紀の熾烈なゲーム機戦争を振り返ろう【据え置き型ゲーム機】 - Middle Edge(ミドルエッジ)
カセットビジョンに始まりファミコンの天下、そしてプレステで終わった20世紀のゲーム機戦争。その間セガ、NECといった有力どころも存在し、実に凌ぎを削る競争が続いていました。そんなゲーム機戦争を振り返ってみます。
第3世代で任天堂の後塵を拝したセガは、NECエレクトロニクスが先行した第4世代の戦いに「メガドライブ」を引っさげて参戦したのでした。
NECがファミコンの圧倒的な牙城に挑んだ意欲的なゲームマシン「PCエンジン」を振り返る。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
当時は素晴らしい高性能を誇った「PCエンジン」持っていた人も多いのではないでしょうか。ファミコンの牙城を崩そとした意欲的なゲーム機でした。結果としてファミコンには及ばなかったものの、その開発思想などは優れていました。そんなPCエンジンを振り返ってみましょう。
「16BIT」「ビジュアルショック、スピードショック、サウンドショック」で攻め込んだメガドライブ
かつて8bit機時代にマイナーチェンジを3度も施したセガ。
しかしながらサードパーティーの参入を促せなかった点は、圧倒的な高スペック(16bit)でより表現力の高い環境をゲームメーカーに提供する思想を持つに至ったのではないでしょうか。
しかしながらサードパーティーの参入を促せなかった点は、圧倒的な高スペック(16bit)でより表現力の高い環境をゲームメーカーに提供する思想を持つに至ったのではないでしょうか。
メガドライブは日本国内で358万台、北米で2,000万台、ヨーロッパでは839万台と、全世界累計で3,075万台を売り上げました。
※ソフト売上:1億7,580万本
※ソフト売上:1億7,580万本
via www.suruga-ya.jp
セガ・マークIII及びマスターシステムの後継機で、すでに稼働していたアーケード用SYSTEM16基板をベースに、メインCPUには当時、SHARPのX68000やAppleのMacintoshなど高級パソコンに多く搭載されていた高性能CPU MC68000を採用、またメインCPUの負荷軽減と下位互換を考慮してサブCPUにはZ80を搭載したデュアルCPU構成。別売のメガアダプタによりセガマークIIIとの互換性を持たせていました。
「無いものは自分たちで創る」夢のホビーパソコン『X68000』の魅力について語っちゃいます - Middle Edge(ミドルエッジ)
1987年発売当時、他のゲーム機やパソコンを圧倒する性能と子供には手の出ない高価な価格は、マイコン好きの少年達にとって憧れの存在でした。そんな夢のパソコンX68000についてご紹介します。
MC68000の採用によって、パソコン以外にもAmigaやAtari STなど、同CPUを搭載していたPCゲームでの開発ノウハウがほぼそのまま使用可能に、当時のプログラマーにとってはスーパーファミコンやPCエンジンよりも開発や移植が比較的容易でした。
メガドライブを機にゲームアーツ、ウルフ・チームやテクノソフト、エレクトロニック・アーツ、U.S. Goldなど国内外を問わず多くのパソコンソフトメーカーがコンシューマーゲーム市場へ初参入を果たしました。
メガドライブを機にゲームアーツ、ウルフ・チームやテクノソフト、エレクトロニック・アーツ、U.S. Goldなど国内外を問わず多くのパソコンソフトメーカーがコンシューマーゲーム市場へ初参入を果たしました。
米国・カナダではジェネシス(GENESIS)という名称で1989年に、ヨーロッパ・フランス・スペイン等の欧州地域やブラジルなどの南米地域では日本と同じくメガドライブの名称で1990年に発売された。