日本航空退社後、暴力団「小金井一家」に誘われ暴力団員として本格的な活動を始めた安部さん。キックボクシングの解説者や競馬予想屋、ライブハウス経営など、様々なシノギをする傍ら麻薬の密輸入などに手を染め、1981年に暴力団から足を洗うまで、国内外で8年に及ぶ服役生活を送っていました。その後作家として前述の「塀の中の懲りない面々」を発表、一躍時の人となり、その後も何故か憎めないキャラクターでお茶の間の人気者であり続けていました。暴対法により暴力団への風当たりが激しい現在、今後彼のような逸材が出てくるのでしょうか?ご冥福をお祈り申し上げます。
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