ジョンベネの兄のバーク。彼が「兄弟げんかが原因で死亡させてしまったのでは?」という疑いをかけられたこともあります。
当時のマスコミも、両親であるジョンとパッツィーに疑いの目を向けました。性的虐待と見られる痕跡も発見され、「ジョンによる激しい虐待があったのではないか?」という報道がなされ、半ば犯人扱いされてしまった両親。しかし両親は一貫して容疑を否認。「愛する娘にそんなことをするはずがない。犯人は外部の人間だ」と主張し続けたのです。
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2006年には外部の人間が逮捕されるも…
家族に疑いの目を向け「家族犯人説」を重視していた警察ですが、しかしながら家族が犯人だとする決定的な証拠はありませんでした。そんな中、2006年には重要な参考人であった母親のパッツィーが死去、捜査は暗礁に乗り上げました。また2006年にはタイ・バンコクで元教師の米国人男性がジョンベネの殺害を告白、逮捕されたもののDNA鑑定で一致せず、こちらも真犯人逮捕には結びつきませんでした。
2008年、事態が急展開を迎える!
迷宮入り不可避と思われたジョンベネちゃん殺害事件ですが、2008年に急展開を迎えます。1996年当時の技術では出来なかった新たなDNA鑑定方法で、ジョンベネの衣服から犯人のものと思われる男のDNAが検出され、それが家族の誰とも一致していなかったのです。その結果「家族犯人説」は白紙となりました。
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2019年、遂に真犯人が犯行を自供?
家族犯人説が白紙となり、捜査が一からやり直しとなったジョンベネちゃん殺害事件ですが、2019年になって新たな動きがありました。児童ポルノ所持でコロラド州の刑務所に収監中のゲイリー・オリバが、ジョンベネ殺害を友人への手紙で自供したのです。
犯行を自供したゲイリー・オリバ!
手紙によればオリバは犯行時、ジョンベネを“誤って”殺害してしまったと自供。「私はジョンベネのように誰かを愛したことはなかった。しかしジョンベネを脱がし、頭を割って、死なせてしまった」と当時の状況を告白しています。果たしてこの告白は真実なのか?今後、事件は新たな展開を見せ解決となるのか?全世界が注目しています!
事件を更に深く知りたい方はこちらで!
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