TVアニメ「エスパー魔美」まとめ
まとめ記事について筆者の思うこと
TVアニメ エスパー魔美とは?
漫画雑誌『マンガくん』の創刊号(1977年)から翌1978年まで連載され、『マンガくん』が『少年ビッグコミック』に改題された後は不定期に掲載、1983年に最終回を迎えた。
主人公たちの年齢が中学生であり、他の子供向けの藤子作品より若干上になっている。
1987年にテレビ朝日系列でアニメ化された。それに伴い『月刊コロコロコミック』に再掲載される。劇場版も1本製作された。テレビアニメはオリジナルストーリーも多数交え、約2年半にわたるロングラン放映となった。
2002年には、NHK「ドラマ愛の詩」枠で実写ドラマ化された。
エスパー魔美のあらすじ
複数の生徒から殴られている場面に遭遇する。
見ていられなくなり魔美が目をふさいだ瞬間に高畑が木の上へ瞬時に移動する。
高畑は自ら移動した自覚は無く不思議に思いながらも、ひとまず怪我を手当てするため
魔美の自宅へ、そこで棚の上から絵が落ちてき高畑にぶつかりそうになった瞬間、
絵と高畑の位置が入れ替わる。度重なる不思議な事態に高畑は自分が超能力に目覚めた
と勘違いし力を試そうとするがうまく行かない。
しばらく様子を見てみると分かれたあと、魔美が買い物から帰った時に玄関先で母と
ぶつかりそうになり瞬間移動してリビングにいた父とぶつかってしまい、
超能力は魔美自身に芽生えたのではと薄々勘付く。
しかし高畑は自身の能力をピンチの時だけ発揮できると仮定して
ここ最近被害が広がっている”辻殴り”の犯人と戦うことに。
戦いの中ピンチに陥るがなかなか能力が発揮されない。
それを木の影から見ていた魔美が超能力を試し高畑を瞬間移動させることに成功、
魔美自身がエスパーだと確信する。
自分ではなく魔美がエスパーと知って落ち込んだ高畑は魔美と距離を置くが
気を取り直しエスパーのコーチとして協力することに。
高畑のサポートの元で超能力に磨きをかけながら魔美は普通の中学生と人助けをする
正義のエスパーとしての二つの顔を持ち生活していくことに。
主な登場人物
佐倉 魔美(さくら まみ)
声 - 横沢啓子(現・よこざわけい子) / 演 - 笹岡莉紗
本作品の主人公。東京近郊の「佐間丘陵」にある明月学園中学の生徒。14歳の中学2年生。血液型O型。身長153cm、体重42kg、B75・W56・H80。誕生日は原作では「獅子座で土用の丑の日」とのみ明示されている。アニメ版では京都大文字送り火の8月16日。漫画では、基本的に「マミ」と片仮名表記で呼ばれている。ひょんなことから超能力に目覚め、以後、自分の力を人助けのために役立てる事を決心する。
魔美の使える超能力
テレポーテーション 物質を瞬間移動する力
テレパシー 他人の思考や記憶を読み取る力
非常ベル 範囲約1キロメートルの助けを求める思考波がベルとなって聞こえる
プレコグニション 未来に起こることを頭の中に浮かべることができる能力
念写 ビデオや写真に自身のイメージを焼き付ける
クレヤボヤンス 他の物体に遮られて見えない物や空間を見る能力
空間把握 視覚で見えない遠くの空間の状態を把握するレーダーのような能力
高畑 和夫(たかはた かずお)
声 - 柴本広之 / 演 - 上條誠
魔美と同じ中学校のクラスメート。4月12日生まれ。魔美のことは「魔美くん」と呼ぶ。身長については原作・アニメとも魔美より低く描かれることが多い。原作序盤ではやや細めな体型であったが徐々に小太り気味になり、アニメ版でも小太りなキャラクターデザインで描かれている。
明月中学きっての秀才で、教科書を一度読んだだけで全て暗記する、ボンヤリと聞いているだけで人の話しの内容を理解するなど天才的な一面を持つ。
コンポコ
声 - 小粥よう子
佐倉家のペットの犬。性別は雄で、鳴き声は「フャンフャン」といった独特なもの。油揚げが大好物で食性も雑食傾向。血筋がハッキリしない雑種で、タヌキとキツネの合の子のような風貌。名前を間違われたり、タヌキやキツネ呼ばわりされたりするとひどく機嫌を損ねる。また猫にもよく間違われ、アニメではアライグマにも間違われていた。振る舞いがかなり人間くさく、笑い上戸でプライドが高い。物やジェスチャーを使って、人と意思疎通を図ることもある。