80年代を代表するバンド・バービーボーイズの杏子を振り返る!
80年代を代表するロックバンドのひとつ「バービーボーイズ」。1982年に結成され、1984年にシングル「暗闇でDANCE」でメジャーデビューを果たしました。杏子とKONTAの男女ツインボーカル編成が大きな特徴でしたよね。
1989年には、本人出演の資生堂 「TREND・Y」のCMに起用された「目を閉じておいでよ」が大ヒット。多数のテレビ出演・ライブなどをこなしてきましたが、1992年1月24日に行われた渋谷公会堂のライブを以ってバービーボーイズは解散しました。
【懐かCM】1980年代 TRENDY トレンディー ヘアスタイリングジェル ~Nostalgic CM of Japan~
杏子とKONTAが出演した「TREND・Y」のCMはこちら!
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バービーボーイズの紅一点「杏子」
そんなバービーボーイズの紅一点として、強烈な存在感を放っていたのが今回ご紹介する「杏子」です。 基本的にパワフルなハスキーボイスであるものの、一方で時にはしっとりと歌い上げるその歌唱力には多くのファンが虜になりました。彼女の影響で、当時の高校生の間で男女混合編成のバンドが増えたとも言われています。
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杏子の活躍は、バービーボーイズが解散してからも留まることを知りませんでした。1991年にはソロとしてシングル「彼方へ… / GUILTY」をリリース、翌1992年にはアルバム「Naked Eyes」をリリース。そのハスキーボイスはソロで如何なく発揮されることとなります。
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ハスキーボイス誕生の裏話!!
「杏子と言えば低いハスキーボイス!」というくらいに特徴的なその歌声ですが、この声を獲得するために彼女は血の滲むような努力をしていました。彼女が当時住んでいたアパートで、連日にわたり枕に顔を押し付け長時間に渡り絶叫し、歌手の命とも言える「のど」を潰したのです。そのリスクの対価として、あの個性的な低いハスキーボイスが生まれました。
ハスキーボイスが光る名曲!「女ぎつね on the Run」
バービーボーイズ BARBEE BOYS - 女ぎつね on the Run(LIVE 1988).wmv
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最大の売りであるハスキーボイスを手に入れた杏子。しかし、苦労はそこで終わりませんでした。「声の維持」が大変だったのです。ライブでのどを酷使すると次の日にはハスキーボイスが出なくなってしまうため、いかに声をキープするかが彼女にとっての最大の課題となっていました。しかしそこはプロ。ライブやテレビ出演、レコーディングなどが続く現場を彼女は持ち前の根気で乗り切っていったのです。
現在は何をやっているの?結婚は?
そんな杏子ですが、現在も精力的に音楽活動を行っています。2016年にはシングル「イカサマ美男子feat.リンダ/Magenta Butterfly」をリリース、2017年には、1998年に山崎まさよし、スガシカオらと結成した“福耳”名義で「ブライト/Swing Swing Sing」をリリースするなど、新曲を積極的に発表しています。また、2004年には映画「海猿」に出演するなど女優としての一面も。音楽だけでないマルチな才能を発揮しています!
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また、2018年10月にはCLUB CITTA'で行われるライブ『CLUB CITTA' 30th Anniversary Flying KITTY Party 2018「SATURDAY NIGHT ROCK SHOW」』に山崎まさよし、元ちとせ、森高千里らとともに参加します。ライブ活動も現在進行形です!