『プリンセス・ミネルバ』とは?
『プリンセス・ミネルバ』 (Princess Minerva) は、1992年12月18日に日本のリバーヒルソフトから発売されたPC-9801用ロールプレイングゲーム。
ウィスラー王国の王女ミネルバであるを操作し、魔導師ダイナスターを倒すして世界を救出する事を目的としている。登場キャラクターが美少女ばかりである点や、装備の着せ替えシステムなどを特徴としている。
開発はリバーヒルソフトおよびレッドカンパニーが行い、原作は小説家の舞阪洸、プロデューサーはパソコン用ソフト『BURAI』(1989年)を手掛けた鈴木理香、原画プロデュースはアニメプロデューサーの井上博明が担当している。
1994年にPCエンジン SUPER CD-ROM2に移植、1995年にスーパーファミコンに移植されビック東海から発売された。
その後メディアミックス展開され、小説化(集英社スーパーファンタジー文庫)や漫画化(月刊アスキーコミック連載)されたほか、1995年5月にはOVA化された。
OVA版『プリンセス・ミネルバ』の本編動画・ストーリー
Princess Minerva OVA (プリンセス・ミネルバ ) - YouTube
しかも、ミネルバ自身も正体を隠し、キューティー仮面を名乗って、その武闘会に出場するというではありませんか。もちろん、ブルーモリスは止めるものの、ミネルバは彼女の制止を聞かず、そのうえ自分自身の身代わりとして、変装して、観覧席にいるように指示する始末。こうして各地から猛者が募り、とうとう武闘会は幕を開けます。
しかし、ウィスラー王国を我がものにしようと画策する女魔術師・ダイナスターの配下によって、ミネルバの身代わりになっていたブルーモリスは拉致されてしまい、その騒動で武闘会も中止に。その事態を知ったミネルバや武闘会に参加していた女性武闘士たちは…
OVA版『プリンセス・ミネルバ』の魅力とは?
プリンセス・ミネルバいろいろメディアミックスしててOVAもありましたねえ。昔スキャンしたジャケット↓ pic.twitter.com/9mgoqcBQ5b
— みやも(大阪府) (@miyamo_7) June 23, 2020
男性ユーザーを意識した入浴シーンもしっかり用意されていて、お色気要素を好む視聴者の期待も裏切りませんよ。アダルトコンテンツにはならないように、ギリギリのところまで攻めて踏みとどまっている感じも面白いです。
プリンセスミネルバ
— 朝倉牧師@闘病中 (@roujyu_ultimas) June 13, 2020
PCエンジン版をプレイしたけど内容をあまり詳しく覚えてない
敵が女の子を攫って女の子型モンスターに変えてたのは覚えてる pic.twitter.com/TcmWAfmSX5
OVA版の本編には、オリジナルの男性キャラクターも登場します。しかし、彼らの存在はこの後にミネルバ親衛隊となる女性たちの強さを強調するような役回りとなっています。男性にも勝る女子たちの元気さやたくましさという部分も、『プリンセス・ミネルバ』の面白いところ。最近では女性の社会進出もすすみ、その活躍ぶりは注目されていますよね。
改めて本編を振り返ってみると、そんな現在の社会情勢を予見するような内容にもなっているのも面白いです。
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PCエンジンSUPER CD-ROM²
スーパーファミコン
分類:RPG
原作:舞阪洸
開発:リバーヒルソフト
レッドカンパニー
発売:1992年