2020年2月28日 更新
謎を残したまま打ち切り?!80年代ロボットアニメ『忍者戦士 飛影』謎の真相に迫る!
1985年~86年に放送されたロボットアニメ『忍者戦士 飛影』。とくにマンガなどの原作はなく、テレビアニメ番組用に製作された作品で、話の途中に打ち切りエンドになったため、主人公の正体や戦う理由など、様々な謎が残ったままである。しかし、17年越しにその謎に迫る作品が…。
『忍者戦士 飛影』とは?!
『忍者戦士 飛影』(にんじゃせんし とびかげ)は、1985年10月6日から1986年7月13日まで日本テレビ系で全43話(本編自体は全41話構成、最終2話は前後編で構成された総集編)が放送された、スタジオぴえろ(現・ぴえろ)製作のロボットアニメ。
80sらしいオープニングテーマ「LOVEサバイバー」
なぜか耳に残る軽やかなメロディに、「LOVEサバイバー」という強烈なフレーズ!ドラムやベース音の軽さも80年代らしくて良い!
謎のロボット飛影とは何者なのか?!
西暦2200年、地球を離れ、月と火星に新天地を求めた人々がいた。その少年は火星で生まれ育った。平凡に暮らしていた少年は、ある日、かつてない激しい戦いに巻き込まれていく!
姫君を助けることになった少年は、護衛部隊のメカで敵に立ち向かうが苦戦する。そのとき、どこからともなく飛影(とびかげ)と呼ばれる謎のロボットが現れた!飛影――それは、誰も知る者のいない未知のメカである。飛影はどこから現れ、誰が何のために創ったのか!?
という「あらすじ」なので、普通ならば最終回までに謎が明かされて終わるはずですが、まさかの番組打ち切りにより、いろいろ謎を残したまま、特に主役ロボットの正体もわからぬまま番組終了。最終回間際も、謎を明かすどころかラスト2回が総集編という残念さ…。
放送は、43話まで続きましたが、残念ながら「打ち切り」による終了だったようですね。その為、設定上は存在するもののアニメには登場しなかったメカが多数あるようです。
17年越しに謎に迫る!
番組終了から17年後の2003年、Nintendo 3DS用ゲームソフト『スーパーロボット大戦UX』にクロスオーバーで登場し、原作で明かされなかった謎にも迫る内容が語られています。
本作では原作が打ち切りエンドなために半端に終わってしまった真相解明などが、オリジナル要素として追加されている(半分くらいは暗に示されている程度だが)。併せて中盤からのイルボラの行動理念も変わり、味方側も「イルボラには裏切るほどの重大な事情がある」と考え、真実に迫っている。
スーパーロボット大戦UX
原作があえなく打ち切りとなった『飛影』は、謎だった部分をオリジナルの解釈で暗に語っている。さすがに原作未登場の機体までは出れなかったが。
これも打ち切りの一因?!子供向けなのにお色気シーンあり!
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アニメーション制作 スタジオぴえろ
製作 スタジオぴえろ
放送局 日本テレビ
放送期間 1985年10月6日 - 1986年7月13日
話数 全43話