大量のサイコロを振り、もし全て1が出たら…
3人がサイコロを10個ずつ持ち同時に振り、計30個の目が全て1と出ることに挑戦。真っ暗な古家でテーブルに向かい、降る前に誰かが「もし全て1が出たら、〇〇する」と宣言をします。ここでも板尾節が炸裂し、「もし全て1が出たら…お前らは俺が守る。」と、あの顔(真剣な表情)で宣言します。結果は計6個。
番組後期は賞金300万円と変わり、失敗することに1万円減額。達成することはなく、最高でも計10個の結果と終わりました。
番組後期は賞金300万円と変わり、失敗することに1万円減額。達成することはなく、最高でも計10個の結果と終わりました。
「冒冒ブックス」は詳細や解説本。「冒冒ビデオ」は分かりやすくまとめたもの。
番組終了後の1996年3月30日に4冊セットの本「冒冒ブックス」、1996年8月21日に上・下のVHS「冒冒ビデオ」が発売されました。
「冒冒ブックス」は、ジャンルで大きく分け「料理」「格言」「伝説」「トーク」の4冊セットとなります。各コント・コーナーの詳細だけではなく、未公開トーク・OUT IN OUTの設定・満天握り月太郎の追加作品が載っており、満天握り月太郎(たがわ靖之)のファンが購入することもありました。
via www.amazon.co.jp
「冒冒ビデオ」は、放送時の様にカットされたものではなく、各コント・コーナーを1つの作品としてまとめられ再構成されています(「縦軸」というより「横軸」化)。理解しやすくなり、これを観て信者となった方も多く存在します。
豪華構成作家!倉本美津留・三木聡・木村祐一・長谷川朝二!
松本人志系とは少し違ったバラエティ番組ではありますが、構成作家は倉本美津留・三木聡・木村祐一・長谷川朝二と豪華で、かなりのダウンタウン色なスタッフとなっています。
倉本美津留
ダウンタウンや島田紳助などの番組ブレーンとして知られる。ダウンタウンとはMBSラジオ『ヤングタウン』の構成で出会い、以後ダウンタウンのブレーンの一人として濃密な関係を保つようになる。
三木聡
大学時代に放送作家の研修生のアルバイト募集を見た友人に誘われ一緒に応募したところ自分だけが合格し、20歳から放送作家の事務所に入り、『タモリ倶楽部』(テレビ朝日)、『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ)、『トリビアの泉』(フジテレビ)といった人気番組の放送作家としてキャリアを重ねる。
木村祐一
交流のあったダウンタウンらを慕って上京、1991年12月にスタートした『ダウンタウンのごっつええ感じ』で構成作家としてもデビュー。1994年には、活動拠点を東京へ移す。
長谷川朝二
藤井隆やダウンタウンなどが出演する吉本系バラエティー番組を多数担当し、松本監督の大日本人には取材ディレクター役として準主役扱いで出演。
冒冒グラフ。番組終わって15年経つがいまだに自分の笑いの教科書。面白い企画考えたら必ずあの番組のコーナーにぶち当たる。笑いの大切な事は全て冒冒グラフで教わりました…的な。出演…今田耕司、東野幸治、板尾創路。担当作家…倉本美津留、三木聡、木村祐一、長谷川朝二。豪華でしょ?
— かん つよし (@kankanp) December 11, 2012
冒冒グラフはDVD化や配信されることはなく見るのは難しいかもしれませんが、オークション等でVHSを手に入れ、ビデオデッキで観る価値は十分にあるかと思います。
司会や企画ばかりではなく、芸を演じている今田耕司・東野幸治・板尾創路をぜひお楽しみください!
司会や企画ばかりではなく、芸を演じている今田耕司・東野幸治・板尾創路をぜひお楽しみください!
現在ではゲームセンターCXのプロデューサー、秘密のケンミンSHOW・VS嵐のフロアディレクターなど大手番組の司令塔が「教科書」と表現をする程の番組です。