今田耕司・東野幸治・板尾創路が主演、豪華構成作家!ディープな番組「冒冒グラフ」
2020年6月17日 更新

今田耕司・東野幸治・板尾創路が主演、豪華構成作家!ディープな番組「冒冒グラフ」

今田・東野・板尾の三人が主演、「番組をグラフ化」「縦軸で観るか、横軸で観るか」がテーマの番組「冒冒グラフ」。今となっては著名な倉本美津留をはじめとする構成作家陣。一般視聴者の理解は難しく、信者にはディープな内容が話題となりました。

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テーマから難しく内容はマニア向け。松本人志系とも違った「冒冒グラフ」。

「ダウンタウンのごっつええ感じ」の全盛期、今田耕司・東野幸治・板尾創路が出演の「冒冒グラフ」。毎週月曜~金曜日の深夜15分番組で、1995年10月9日から1996年3月29日までの約半年間にフジテレビ系列で放送。構成作家は倉本美津留・三木聡・木村祐一・長谷川朝二と松本人志系となりますが、シュールな番組となった「冒冒グラフ」をご存知でしょうか?

番組のテーマはとても複雑で、「番組をグラフ化」「縦軸で観るか、横軸で観るか」。各コントは数分から数秒と短いものばかりで、単発のものもあれば翌日に続くものもあります。各週ごとの同じ時間に同じコントが放送され、「縦軸で観る=一本の15分番組として観る」「横軸で観る=短い各コントを自ら繋げて観る」という形になります。

主演の三人ですら開始時に概要説明するのは難しく、番組の演出やカットは良くも悪くも斬新となり、視聴者からは「意味が分からない」もしくは「シュールで面白い」と好き嫌いが分かれる番組となりました。そのため放送時ではなく、まとめられ編集された本「冒冒ブックス」やVHS「冒冒ビデオ」でやっとの理解で楽しむファンも多く存在します。

懐かしいテレビ No15 冒冒グラフ(1990年代半ば)

「縦軸で観る=一本の15分番組として観る」

深夜枠とはいえ、テーマを知っていても濃く、滅茶苦茶な番組となっています。当時の録画編集はDVDやPCではなくVHSの時代であったため、個人でまとめるには難しいと思われます。

満天握り月太郎 下

「横軸で観る=短い各コントを自ら繋げて観る」

寿司漫画をアフレコするコント。繋げることにより内容を理解することができます。それでもシュールな内容は変わることはありませんが…。
この様に「縦軸」での理解は難しいため、今回は「横軸」での各コント・コーナーを一本のものとしてご紹介します!

コミック「満天握り月太郎」を熱演(!?)

たがわ靖之による「満天握り月太郎」をアテレコします。影の寿司職人組織が業界の乗っ取りを企てており、大神月太郎の満月の夜に覚醒する握りで撃退するという、料理漫画であるのかギャグ漫画であるのか中途半端な作品。今田は英五郎・クラマ、東野は大神月太郎・大神山太郎、板尾は覇王岩鉄を演じます。「漫画に合わせて熱演!」「ブラウン管に満月握りが炸裂!」と謳っていますが、実際には気が抜ける様な効果音や発音で読み上げます。
作品自体は「コミック山ちゃん」の休刊で終わりかけましたが、「冒冒ブックス」にはいくつかの新作が載っており、冒冒グラフの信者ではなく、たがわ靖之の信者が購入することもありました。

ぐだぐだ若手コンビ、OUT IN OUTの行く末

元不良3人組みがコンビとして芸人を目指し、オーディションではぐだぐだな内容ばかりで不採用を繰り返すというコント。今田は小心者で貧乏な下っ端、東野は生意気で金持ち育ちの元番長、板尾は真面目で熱意があるリーダーというキャラを演じます。そんな3人は才能ゼロどころかマイナスで、スベったりパクリ芸を繰り返し、仕舞には東野が実家(東野建設)後継ぎで社長となり裏金を渡そうとするものの、日に日に認められる存在とはならない内容。
審査をする構成作家の本田役は木村祐一で、声のみ出演します。(投げられたカセットテープを拾う際に一瞬だけ映ります)

各国の皮肉ばかりを紹介する現地語コーナー

「知識は荷物になりません、あなたを守る懐刀」をテーマに、3人がエスニックな服装でそれぞれ各国の近況や事情を伝えます。といっても歴史・文化の皮肉や治安・情勢の悪さばかりの内容で、シメとして「そんな〇〇でも犯罪は起こります」と繋ぎ、「犯人はこいつだ!」という意味の現地語のみを紹介します。
最終回は板尾による日本で、家賃・生活費の高さや単純にキャリアばかりを重視する社会などとボロクソに言い、普通に日本語で「犯人はこいつだ」と言い終了します。

無声で5つの要素のみで伝えるモノマネ

全身タイツ姿で無言で1~5の特徴をテロップで出しながら体で表現し、最後に何のモノマネであったかを明かすコーナー。例えば、1:喋りだした人を見る、2:近づいてその人が言っている事をよく聞く、3:その人の面白さによじれてしまう、4:その面白い人がどんな人かもう一度近づいて確認する、5:この顔で相手をたたえる=関根勤。はさみ、防犯カメラ、プーマと物やロゴを表現することもあり、当てるには高難易度のものばかりです。

板尾ファン待望となる替え歌での演歌ステージ

マイナーから有名な演歌の一部をライブに見立てで歌い、最後の箇所をオチとして替え歌。元となった曲は、細川たかし「夢酔い人」、にしきこうじ「小雨の大阪」、美川憲一「幸せになりたい」、森雄二とサザンクロス「意気地なし」、西郷輝彦「旅はさすらい」、尾形大作「大連の街」など。金曜日だけ、大量の紙吹雪が舞います。
ごっつええ感じの「シンガー板尾」を連想してしまうのは、私だけでしょうか…?

珍しく一般受けが良さそうな実験料理コーナー

研究者のような姿とセットで、様々な食べ物・飲み物をふりかけやゼリーにして食べてみる実験コーナー。ふりかけでは成功例が多いのですがゼリーでは失敗が多く、トムヤンクンゼリーでは吐き気を催したり、冷やし中華ゼリーは見た目が脳みその様に…。豆腐ゼリーもありましたが、ふと「こんなんしたら、豆腐ちゃうの…?」と突っ込みが入り、間が空きます。
アイスでは、紅しょうが・イカの塩辛・レバー・うなぎ・焼き肉と、かなりの無茶をしでかします…。
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