「ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ」の歌手鹿取洋子さんは、実業家として活躍中

松田聖子や田原俊彦と同じ1980年に「ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ」で歌手デビューした鹿取洋子。モデル並に長身でスタイリッシュな彼女は、他のアイドルとは一線を画した都会的なイメージでした。歌手から女優活動、そして現在は、実業家として活躍している鹿取洋子さんについて。

1980年に歌手デビューした鹿取洋子

鹿取洋子（かとりようこ）は、1961年10月1日に愛知県西春日井郡清洲町（現・清須市）生まれ、本名は安井久恵。鹿取容子や神取容名義で活躍していました。

愛知県名古屋市にある椙山女学園中学校を卒業しています。椙山女学園高等学校に進学後、歌手デビューのため中退して、上京しました。明大中野高校（定時制を）卒業後、明治学院大学に入り中退しています。

高校時代は、名古屋の芸能学校に通っていました。そこには、川島なお美もいました。

1980年に「ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ」で歌手デビューしました。キャッチフレーズは「ヨコハマの微笑」。

80年代に流行していた鹿取洋子の昭和の薫りが漂うメイク画像。

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KatoriYoko S ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ鹿取洋子　YHS

デビュー当時の香取洋子は、ピンク・レディーの所属事務所T＆Cに所属していました。

鹿取洋子のデビュー曲『ゴーイング・バック・トゥ・チャイナ』が収録されているアルバム『LIBRA』（ポリドール・レコード）の制作に携わったミュージシャンの顔ぶれが豪華です。
坂本龍一、高橋幸宏、細野晴臣、後藤次利、芳野藤丸、林立夫、斉藤ノブ、井上鑑、大村憲二などが参加しています。

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楽曲『ゴーイング・バック・トゥ・チャイナ』について

『ゴーイング・バック・トゥ・チャイナ』の原曲は、オランダの４人組ロックバンド、Diesel（ディーゼル）の『Going Back To China』です。

このグループも日本のポリドールより、リリースして、オリコン最高48位、5.4万枚のセールスを記録しました。

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『ゴーイング・バック・トゥ・チャイナ』は、香取洋子の他、アイドルバンドの「LAZY」（レイジー）もカバーして、ベスト・アルバムに収録しています。

Diesel - Goin' Back To China - YouTube

『ゴーイング・バック・トゥ・チャイナ』の原曲は、Diesel（ディーゼル）の『Going Back To China』動画。

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香取洋子と「LAZY」が歌う『ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ』の歌詞の違い

香取洋子が歌う『ゴーイング・バック・トゥ・チャイナ』は、原曲のPim Koopmanの詞に岡田冨美子が訳詞「街の灯りキラキラ夢みたいに綺麗」で始まります。

「LAZY」（レイジー）の曲も同じく、作詞は岡田冨美子「目を伏せて静かにおしまいにと言った」で始まる男性の立場の詞です。題名は「Going Back To China」でロック調のサウンドが特徴です。

両方の曲を聴くと、ふたつ歌詞には関連はなく、まったく別物のようです。

ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ　歌詞【鹿取洋子】 | 歌詞検索UtaTen（うたてん）

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Goin' Back To China/LAZY - 歌詞検索サービス歌詞ＧＥＴ

瞳を伏せて静かにおしまいねと言った哀しい君のピアスが熱い胸を剌す好きと一晩言い続け二人朝日を抱いた愛を棄てて Goin' Back To China

1980年前後の音楽シーン

香取洋子がデビューした1980年前後に「チャイナタウン」をテーマにした曲がいくつか発表されています。例えば、1979年2月25日にリリースされた相本久美子の「チャイナタウンでよろめいて」や1981年9月21日リリースされた泰葉の「フライディチャイナタウン」です。

日本では、1972年の日中国交正常化による中国ブームによって、中華街（チャイナタウン）が、注目されるようになってきたのです。