父の死で5歳で孤児院へ
この”鞭”による指導がその後のアルバート・フィッシュに性癖として快感をもたらすことになります。この鞭の指導が彼のサドマゾの嗜好を植え付けてしまったもしくはその様な環境で育ててしまったということの様です。
この孤児院が具体的な性癖のきっかけになったということでしょうか。確かに尻を出して鞭で打たれている間、性的興奮を感じていたようです。
アルバート・フィッシュ自身がこの頃のことを『自分だけは鞭打ちを楽しみにしていた』と話しています。
性癖の目覚め
この時に飲尿、そして排泄物を食べるなどの行為を覚え、好む様になったようです。
孤児院時代に鞭で叩かれて苦しんでいる様子を見るのが好きだったり、また20歳前後の年齢の時に多くの少年をレイプしていたと話しています。
このことから彼の性癖をまとめると、アルバート・フィッシュの中にサディズムとマゾヒズムの両方が存在し、小児性愛障害、糞尿性愛の傾向にあり、その究極が人肉を食す行為に繋がっていると思われます。
が、時々、釘がたくさん飛び出ている板で尻を叩くように頼んだことがあったと子供たちの証言があります。
のちに離婚していますが、離婚後もたびたび父のもとに遊びに来る子供たちに対してもその様に頼んだこともあったということです。
自分の性癖を家族に隠してはいなかったということでしょうか。
アルバート・フィッシュの最期
#アルバートフィッシュ (Albert Hamilton Fish)は満月の日に犯行が行われることが多かった為「満月の狂人」などの異名で知られる。
— Shigure Satou (@Tokiame1031) January 20, 2017
400人以上を肉を食べる目的で殺害
電気イスでの処刑
アメリカ犯罪史で史上最悪の殺人鬼と呼ばれている。
1936.1.16 pic.twitter.com/NidfNF6v7P
アルバート・フィッシュもモデルの一人「羊たちの沈黙」
ゴスファッション見るの好きなんだけど、拘束服を見ると怖いよりドキドキしてしまうのコレのせいだわ…
— わぬぬ🐇g0mibak0 (@v0COLf2kTrd5vSe) October 14, 2021
なぜホラー嫌いの私が学生時代「羊たちの沈黙」を観たのか思い出せないけど、レクター博士には確実に何か歪んだ性癖を植え付けられたよね。( ˙-˙ )スンッ
大好きな映画です!あー映画いきてーー pic.twitter.com/trJV6dKWAK
この役どころのモデルとなっている実在したサイコパス・シリアルキラーの中ではアルバート・フィッシュもその一人とされています。
レクたー博士のどんな部分にアルバート・フィッシュが見え隠れするのか興味ある方はぜひ、映画をご覧ください。
まとめ
「なぜ私はここにいるのだろう。」
— サクラメントの吸血鬼 (@Soapdishpoison) March 2, 2021
アルバート・フィッシュ#死刑囚最期の言葉 pic.twitter.com/aTDwGaLbom
最終的に出た判決は”死刑”です。
死刑執行は1936年1月16日ニューヨーク州オッシニングにあるシンシン刑務所にて執行されました。
電気椅子に皮ひもで固定されている間もアルバート・フィッシュはその状況と、
これから感電するという自分の体に起こる刺激に対しての期待からか「一生に一度しか味わえない、最高のスリルだ」と話したと言われています。
ただ最期の言葉は『なぜ、私がここにいるか分からない』だったということです。