ヒカリのポケモン:パチリス
DP19話から登場。その愛くるしい容姿と仕草に一目惚れしたヒカリがゲット。ポケモンコンテストに向けてトレーニングしようとするものの、やんちゃな性格ではしゃぎ回り、ヒカリやサトシとそのポケモン達を翻弄する。
そのことからヒカリはパチリスに嫌われていると感じ、育てる自信を失ったことで一度はヒカリの元から逃がされている。
その後サトシらに励まされ、再びゲットしようとするヒカリと、ヒカリと同様にその姿に一目惚れしたムサシとの間で争奪戦となり、ロケット団の放った強力な接着剤に捕らわれ身動きの取れなくなったヒカリ達をよそに一度はムサシらロケット団に付いて行くが、その目的はロケット団から接着剤の解除スプレーを奪い取るためについて行っただけだった。
ロケット団を「ほうでん」で撃退し、解除スプレーを持ってヒカリ達の元に戻り、改めてヒカリのポケモンとなる。
ヒカリのポケモン:ブイゼル
ゲット後、初めはヒカリの言うことを全く聞かず、バトルで技を指示されても勝手に別の技を使っていた。仲間のポケモン達とも馴染もうとせず、タケシのグレッグルと睨み合い、いざこざを起こしかけた。バトルに関して負け知らずで絶対の自信を持っていたが、DP35話「四天王ゴヨウとドータクン!」で四天王・ゴヨウのドータクンに挑んだものの初敗北し、意気消沈してしまう。
その後、ゴヨウのアドバイスとロケット団との騒動で、ヒカリもブイゼルも大きく成長し、ブイゼルはヒカリの指示をしっかり聞くようになる。
それ以降は仲間のポケモン達とも打ち解けたようで、DP39話「ピカチュウのおるすばん!」では、仲間達と一緒に踊っている。当初はポッチャマと度々言い争いをしたが、いざという時のコンビネーションはよく、旅が進むうちに言い争わなくなる。
慣れないコンテスト演技の練習であってもヒカリの言うことを素直に聞くが、ブイゼル自身は通常のバトルが大好きであり、その強さもあいまって、DP55話で「コンテストより普通のバトルの方がいい」とノゾミに助言され、サトシとの相性も良かったため、サトシのエイパムと交換される。
ヒカリのポケモン:エイパム→エテボース
TVアニメ版では第168話に野生のポケモンとして初登場。また、『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』終盤からはサトシのポケモンとして登場し、DP中盤でヒカリのポケモンとなる。
エテボースはエイパムの進化形で、尻尾が2本に増え、顔もノッペリとした。両手はほとんど使わなくなり、尻尾できのみの殻を上手に剥いて食べる。
ヒカリのポケモン:ウリムー→イノムー→マンムー
DP104話でイノムーに進化するが、その時点でヒカリのトレーナーとしてのレベルが追いついていないためか、ご褒美としてポフィンを出す時以外はヒカリの言うことを聞かなくなる。
DP106話でロケット団とのバトル中にマンムーに進化し、弱点であるポッチャマの「バブルこうせん」や「うずしお」を受けてもビクともしないほど強くなり、タケシのピンプク以上のパワーも得るが、性格が攻撃的になりすぐに暴れるようになる。
DP119話で野生のボスゴドラとのバトルで大きなダメージを受けた際、ヒカリとポケモン達に看病されたことから心を開く。捕まえた時は言うことを聞いていたが、進化してから言うことを聞かなくなり、ポケモンとの戦いで大ダメージを喰らい、看病されたことがきっかけで心を開き、言うことを聞くようになるまでの流れはサトシのリザードンとほぼ同様である。
ポケモンピンポンの選手にスカウトされたエテボースと別れてからポケモンコンテストにおける主力ポケモンとして活躍しているが、マンムー進化後も食いしん坊は変わらず、ヒカリがまだ少し悩んでしまう面でもある。現在も機嫌が悪くなるとヒカリの言うことを無視することもあるが、基本的にはヒカリを慕い、言うことを聞いている。
ヒカリのポケモン:ヒノアラシ 初登場時にヒカリの顔に向けて背中の炎を燃やした。
DP143話から登場。シンオウ地方で開かれたジョウト地方の物産展である「ジョウトフェスタ」でコトネとバトルして勝利した賞品としてもらったタマゴから生まれた。
ヒカリのポケモン:マグマラシ
ヒカリのポケモン中でも屈指の実力を持つ。サトシとの最後のバトルではレベルが上がっており、ピカチュウを圧倒するほどの実力を見せた。
ヒカリのポケモン:トゲキッス
王族に育てられた為、性格は少々おっとりしていて、物腰も上品。ポッチャマが挨拶しても無視せず友好に接した数少ないポケモンでもあり、ポッチャマをフカマルの「りゅうせいぐん」からかばい、フカマルに丁寧に注意するなど、芯が強く面倒見がいい性格(ヒカリ曰く「お姉様タイプ」)。ポッチャマやピカチュウを背中に乗せて空を飛ぶなど、サービス精神も旺盛。
ポケモンの四代目ヒロイン「アイリス」 『ポケットモンスター ベストウイッシュ』(BW)に出演
『ポケットモンスター ベストウイッシュ』
ゲーム版『ブラック・ホワイト』の発売に合わせて、登場人物などを一部変更してスタートしたシリーズである。主人公・サトシが前作の最終回でイッシュ地方に向かっておらず、前作最終回でサカキに呼び出されたロケット団のムサシ・コジロウ・ニャースの行方がBW第1話で明かされることで前作と話がつながっており、サトシとピカチュウがシンオウ地方からマサラタウンに帰還した後のストーリーとされている。
サトシはシンオウ地方での旅を終え、ヒカリ、タケシと別れカントー地方に帰還していた。数日後、オーキド博士が学会でイッシュ地方に出かけるということでサトシとピカチュウ、母親のハナコはオーキド博士と一緒にイッシュ地方に旅行へ行くことに。飛行機で辿り着いたイッシュ地方では、サトシがこれまで見たことの無いポケモンが多数いた。
イッシュ地方でポケモンリーグが開催されることを知ったサトシは、イッシュリーグに出場するために、再び旅立って行く。やがて、竜の里出身のトレーナー・アイリスとポケモンソムリエのデントがサトシの旅に同行するようになる。
ポケモンの四代目ヒロイン「アイリス」 『ポケットモンスター ベストウイッシュ』におけるヒロイン。
褐色の肌と独特な髪型が特徴的。一人称は主に「あたし」。身長はサトシより少し低い。自然の多い竜の里で育ったために野生のきのみをそのまま気にせず丸かじりする、要所で軽い身のこなしを披露、きのみや薬草などの知識にも秀でているなど、ワイルドかつアクティブな少女。
垂直な木や崖を駆け登ったり、高い所から落ちてもきれいに着地する、モグリュー相手にポケモンを使わずに生身で戦うなどかなりの超人体質でもある。こうした性格故に、幼少期にソウリュウシティに留学した際には都会で育った同年代の学友やその生活に馴染む事ができず、学園を飛び出している。
ポケモンの四代目ヒロイン「アイリス」
アイリスは、バトルをせず突然モンスターボールを投げる傾向がある。
アイリスのポケモン
アイリスのポケモン:キバゴ 事実上アイリスのメインパートナーである。
性格は無邪気で幼い面があり、純真無垢。アイリスの事が好きで彼女の為に木の実をとってきたり、アイリスの発言に度々相槌を打ったりしている。トレーナーの影響か薬草の知識もあるようで、DAの2話ではウツボットの「しびれごな」にやられたニャースをピカチュウやミジュマルと共に薬草を使って治療した。
サトシのピカチュウと同じく、普段はモンスターボールには入っておらず、アイリスの髪の中に潜んでいる。
アイリスのポケモン:モグリュー→ドリュウズ
その後はしばらく特訓を積んで竜の里のバトル大会に出場。その途中でドリュウズへ進化し優勝を果たす。
その直後、シャガとの100勝を掛けたバトルでシャガのオノノクスに完敗。ドリュウズは序盤でオノノクスが敵わない相手だと感じ取っていたが、バトルに勝ち続けて天狗になっていたアイリスがその事に気付く事はなかったため、彼女に対して不信感を覚える様になり潜航形態でジッとしたまま動こうとせず指示を聞かなくなってしまう。
その後、アイリスは木の実を持ってきて励ましたり、時には「意気地なし」と言って挑発するも、心を開く事は無かった。しかし、他者から攻撃されるとそれを敵と見なして勝手にバトルを行う。アイリスが旅立った後もドリュウズの態度は変わらず、その為アイリスはドリュウズの力に頼ることを躊躇していた。
BW33話でラングレーのツンベアーとバトルし、シャガの時と同じ「いわくだき」で敗れるが、デントのアドバイスを受けた事でドリュウズの真意に気付き泣きながら謝罪をしたアイリスと再び心を通わせ「きあいだま」を会得。再戦では相打ちになるも、再びアイリスの指示を聞く様になった。その後は再びアイリスの切り札的ポケモンとして無類の強さを見せる。
アイリスのポケモン:エモンガ
BW24話から登場。ミネズミ達を「メロメロ」で籠絡し彼らが集めた木の実を奪ったり、アイリスが取ってきたリンゴにそっくりの木の実を奪いに登場した所をベルがその可愛らしい見た目を気に入り、ゲットしようとしたが、過剰なスキンシップと強引なバトルを嫌がり逃げ出す。
その後、エモンガを気に入ったキバゴがアイリスと共に追いかけ、木の実をあげるが、またもベルの邪魔が入り逃走。その際に崖から落ちてココロモリの住処に迷い込んでしまい、追い詰められた所をアイリスと共にバトル。サトシたちの協力で難を逃れた後、アイリスを気に入ったのと食事の言葉につられて自分からゲットされた。
アイリスのポケモン:カイリュー
サザンドラとのバトルの最中に野生のマメパトを庇って左の翼を負傷、変電所に墜落しサザナミタウン全体の停電を引き起こす原因となる。その後も変電所のガードをしていたコイルを攻撃し、変電所内の設備を破壊するなど大暴れする。
それをきっかけとしてジュンサーにより強硬手段で排除されかけたものの、アイリスがその事情を必死で説明したことと、サトシたちがマメパトを守った証拠の監視カメラを持ってきたことで無罪放免になった。ポケモンセンターで治療後、身を挺してまで自身を庇ったアイリスを気に入り自らゲットされた。
転機が訪れたのはBW2第13話。ロケット団のイッシュ制圧計画「オペレーションテンペスト」によって、れいじゅうフォルムへと変貌し暴れるトルネロス、ボルトロス、ランドロスを強敵と判断し、アイリスを無視し単身挑もうとしたことで、歯が立たず返り討ちに遭ったところをアイリスがボルトロスから守ろうとする姿を見て、励まされアイリスを信用するようになった。
シロナも「想いが通じた」と評した。しかし、強敵と判断した相手を見るとバトルしたくなるのは相変わらずで、竜の里で対面したオノノクスやサトシのリザードンに対しバトルを挑んでいる。
アイリスのポケモン:フカマル
BW特別編2話で登場。竜の聖域に住んでいたが、木の上で寝ている間に誤ってエアームドの背に落ちてしまい、そのままフスベシティに迷い込んでしまった。そこで不安からあちこち噛み付いたり、穴を開けたりしていた所をアイリスと出会い、時計台から落ちそうになった所を助けられる。その後、一時竜の聖域に帰されたが、アイリスを気に入ってフスベジム戦を見学。その後、ゲットされた。
DP9話から登場。同話でロケット団のメカからピカチュウと一緒に飛ばされた際、ヒカリに助けられたことがきっかけで彼女にゲットされた。
朝の準備の時にグレッグルが投げた野菜を華麗にキャッチして着地するサトシのピカチュウの姿に一目惚れした。その後もピカチュウには頻繁にアピールし、ピカチュウの格好いい姿を見るたびに熱い視線を送り、目を合わせると腰の毛で顔を覆うなど照れた仕草をする。ピカチュウにくっついている時もある。