この記事の目次
音楽センスの塊、天才シンガーソングライター林田健司
一般的にはSMAPをはじめ、Kinki kids、タッキー&翼、関ジャニ∞など、ジャニーズ事務所所属アーティストへの楽曲提供で知られている林田健司。
軽快な16ビートをフィーチャーしたファンキーな楽曲を作り、ソングライターとして高い評価を受けている。
そのあまりに突出した楽曲制作スキルによって、作詞家・作曲家としての知名度が高い林田健司であるが、特徴な美声や歌唱力、さらに秀でたルックスによって自らも多くのファンに支持されているシンガーでもある。
軽快な16ビートをフィーチャーしたファンキーな楽曲を作り、ソングライターとして高い評価を受けている。
そのあまりに突出した楽曲制作スキルによって、作詞家・作曲家としての知名度が高い林田健司であるが、特徴な美声や歌唱力、さらに秀でたルックスによって自らも多くのファンに支持されているシンガーでもある。
via i.imgur.com
デビュー当時の林田健司
1990年、中山美穂へ提供した『泣かない指輪』で作家デビュー。(作曲)
また、デビュー前だったがNHKの「みんなのうた」で自身が作曲した『遊園地』を歌っていた。
1991年7月25日、BMGビクターよりシングル『SHERRY』で歌手デビュー。
その甘いハイ・トーン・ヴォイスでヴォーカリストとして注目を集める。
また、デビュー前だったがNHKの「みんなのうた」で自身が作曲した『遊園地』を歌っていた。
1991年7月25日、BMGビクターよりシングル『SHERRY』で歌手デビュー。
その甘いハイ・トーン・ヴォイスでヴォーカリストとして注目を集める。
林田健司 SHERRY
作詞作曲:林田健司
当初はカップリング曲の「夏を揺らさないで」がデビュー曲となる予定だったが、「SHERRY」が「ブティックJOY」CMのタイアップになったため、急遽変更されたという。
当初はカップリング曲の「夏を揺らさないで」がデビュー曲となる予定だったが、「SHERRY」が「ブティックJOY」CMのタイアップになったため、急遽変更されたという。
via www.youtube.com
1991年8月7日、デビューアルバム『RAPHLES(ラフレス)』発売。
アルバム名を『RAPHLES』と名付けたことについて、林田自身は初期のファンクラブ会報にて「若い頃、音楽活動を継続するかどうか悩んでいたとき、たまたまデパートの屋上にある100円占い機を試したところ『アナタノカイウン(開運)ノキーワードハRAPHLESデス』と書かれていたから」と述べている。
アルバム名を『RAPHLES』と名付けたことについて、林田自身は初期のファンクラブ会報にて「若い頃、音楽活動を継続するかどうか悩んでいたとき、たまたまデパートの屋上にある100円占い機を試したところ『アナタノカイウン(開運)ノキーワードハRAPHLESデス』と書かれていたから」と述べている。
林田健司とSMAP、両者の運命を大きく変えた『$10(テンダラーズ)』
元々は『$10』は林田健司が1992年に発表したセカンドアルバム『Unbalance RAPHLES II』に収録されていた。
間違えられることが多いが、『$10』は「テンダラー」ではなく、「テンダラーズ」である。
SMAPメンバーだった森且行がコンサートのソロで『$10』を好んで歌っており、それがきっかけとなりSMAPがシングル曲としてリリースすることになったという。
(林田健司もコーラスとギターでSMAPシングルに参加している。)
デビューからポップなアイドルソングを歌うことが多かったSMAPだが、あまりヒット曲には恵まれず、10枚目シングル『$10』でイメージを変えてセクシーで大人な内容の楽曲を歌いCDセールスを伸ばすようになった。
SMAPメンバーの中居正広は後に林田健司との対談で、「あ、いい感じになってきたなぁって思ったのは$10からです」と感謝を述べ、林田は「(SMAPに)最初っから似合うと思ってました。」と語っている。
『$10』を皮切りにSMAPは『君色思い』、『KANSHAして』、『青いイナズマ』と林田からの楽曲提供が続いていき、林田健司の音楽的才能は業界に広く知れ渡っていった。
なお、林田健司がSMAPへ提供した最初の曲はこの『$10』であるが、実はそれ以前に「曲書いて」と頼まれ制作した曲があったがボツになってしまったと林田自身が明かしている。
間違えられることが多いが、『$10』は「テンダラー」ではなく、「テンダラーズ」である。
SMAPメンバーだった森且行がコンサートのソロで『$10』を好んで歌っており、それがきっかけとなりSMAPがシングル曲としてリリースすることになったという。
(林田健司もコーラスとギターでSMAPシングルに参加している。)
デビューからポップなアイドルソングを歌うことが多かったSMAPだが、あまりヒット曲には恵まれず、10枚目シングル『$10』でイメージを変えてセクシーで大人な内容の楽曲を歌いCDセールスを伸ばすようになった。
SMAPメンバーの中居正広は後に林田健司との対談で、「あ、いい感じになってきたなぁって思ったのは$10からです」と感謝を述べ、林田は「(SMAPに)最初っから似合うと思ってました。」と語っている。
『$10』を皮切りにSMAPは『君色思い』、『KANSHAして』、『青いイナズマ』と林田からの楽曲提供が続いていき、林田健司の音楽的才能は業界に広く知れ渡っていった。
なお、林田健司がSMAPへ提供した最初の曲はこの『$10』であるが、実はそれ以前に「曲書いて」と頼まれ制作した曲があったがボツになってしまったと林田自身が明かしている。
林田健司 「$10」
林田健司が自身で歌った『$10』。
SMAPメンバー木村拓哉は、「林田健司さんからデモテープが送られてきて、林田さんが100%で歌っていたんですよ。それを聴いて『もうこれでいいじゃん!』って思った。そのくらいカッコよかった。 」と語っている。
マイケル・ジャクソンばりの「フォ~」、キレッキレの歌と踊りに注目!
SMAPメンバー木村拓哉は、「林田健司さんからデモテープが送られてきて、林田さんが100%で歌っていたんですよ。それを聴いて『もうこれでいいじゃん!』って思った。そのくらいカッコよかった。 」と語っている。
マイケル・ジャクソンばりの「フォ~」、キレッキレの歌と踊りに注目!
via www.youtube.com
林田健司がSMAPに提供した楽曲リスト
林田健司 君色思い
林田健司が歌う『君色思い』。
この曲は最初からSMAPが歌うことをイメージして制作したという。
SMAPの『君色思い』は珍しく中居正広のソロで始まる曲であり、このソロをフジテレビ系『 笑っていいとも!』でよくネタにされていた。
中居自身も『変な思い入れがあるんですよね。』と語っている。
この曲は最初からSMAPが歌うことをイメージして制作したという。
SMAPの『君色思い』は珍しく中居正広のソロで始まる曲であり、このソロをフジテレビ系『 笑っていいとも!』でよくネタにされていた。
中居自身も『変な思い入れがあるんですよね。』と語っている。
via www.youtube.com
林田健司 Kanshaして
林田健司が歌う『Kanshaして』。
女心(OL)を男子に解説するという形のユニークな歌詞が特徴的なポップなソング。
こちらもSMAP向けに作られた楽曲。
女心(OL)を男子に解説するという形のユニークな歌詞が特徴的なポップなソング。
こちらもSMAP向けに作られた楽曲。
via www.youtube.com
青いイナズマ / 林田健司 (歌詞付き)
林田健司が歌う『青いイナズマ』。
1994年4月21日に発売された林田健司のシングル曲『青いイナズマ』を1996年7月15日にSMAPがカバー。
森且行がSMAPを脱退し、5人体制になっての初シングルで、SMAPとして当時最高の売り上げを記録した。木村の「ゲッチュー!」が有名になった。
林田は「みんなで歌える感じじゃないだろうし、SMAPに合わないと思っていた。」と語っている。
1994年4月21日に発売された林田健司のシングル曲『青いイナズマ』を1996年7月15日にSMAPがカバー。
森且行がSMAPを脱退し、5人体制になっての初シングルで、SMAPとして当時最高の売り上げを記録した。木村の「ゲッチュー!」が有名になった。
林田は「みんなで歌える感じじゃないだろうし、SMAPに合わないと思っていた。」と語っている。
via www.youtube.com
『青いイナズマ』が約81万枚の大ヒット曲になったが、以降SMAPへの楽曲提供は行われていない。
私自身が林田健司を大好きであることもあり、SMAPの楽曲は『$10』から『青いイナズマ』までの時期が一番好きである。
SMAPは2016年末をもって解散した。
林田は、Kinki kids、タッキー&翼、関ジャニ∞、ABC-Zなど、ジャニーズ事務所所属アーティストへの楽曲提供は続けており、関係値は良好だっただけに解散までにもう一曲SMAPへの提供を実現して欲しかった。
私自身が林田健司を大好きであることもあり、SMAPの楽曲は『$10』から『青いイナズマ』までの時期が一番好きである。
SMAPは2016年末をもって解散した。
林田は、Kinki kids、タッキー&翼、関ジャニ∞、ABC-Zなど、ジャニーズ事務所所属アーティストへの楽曲提供は続けており、関係値は良好だっただけに解散までにもう一曲SMAPへの提供を実現して欲しかった。
郷ひろみ・中森明菜などにも楽曲を提供している林田健司
SMAPを中心にジャニーズへの楽曲提供が印象として強い林田健司だが、実は郷ひろみ、中森明菜、中山美穂、杏子、MISIAなど男女問わず多くのアーティストへ楽曲を提供している。
疾走感のあるノリノリなポップスだけでなく、大人のミディアムバラードまで幅広い曲を制作できる才能を発揮。
アーティストに合わせ、様々なジャンルやテイストの音楽にトライしているが、どこかで古さや懐かしさとも異なる林田健司らしい『粋』な雰囲気を感じさせるところが共通している。
作曲は最初にある程度のイメージを固めて、サビからではなくイントロから作り始めるとのこと。
疾走感のあるノリノリなポップスだけでなく、大人のミディアムバラードまで幅広い曲を制作できる才能を発揮。
アーティストに合わせ、様々なジャンルやテイストの音楽にトライしているが、どこかで古さや懐かしさとも異なる林田健司らしい『粋』な雰囲気を感じさせるところが共通している。
作曲は最初にある程度のイメージを固めて、サビからではなくイントロから作り始めるとのこと。
中山美穂 泣かない指輪
1990年7月18日にリリースされた中山美穂のアルバム『Jeweluna』(ジュウェルナ)に収録。
記念すべき林田健司の作家デビュー作品。
作詞は松井五郎。
記念すべき林田健司の作家デビュー作品。
作詞は松井五郎。
via www.youtube.com
ブラックビスケッツ STAMINA(スタミナ)
バラエティ番組『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』内で結成された音楽ユニット、ブラックビスケッツのデビューシングル。
林田健司の作曲らしいファンキーテイストなナンバー。
作詞は、森浩美・ビビアン・スー・BLACK BISCUITS
林田健司の作曲らしいファンキーテイストなナンバー。
作詞は、森浩美・ビビアン・スー・BLACK BISCUITS
via www.youtube.com
中森明菜 落花流水
中森明菜の45枚目シングルとして、2005年12月7日にリリースされた。
異郷の雰囲気を作り出す荘厳な楽曲と演奏が中森明菜にマッチしている。
作詞は松本隆。
テレビ東京系の新春ワイド時代劇『天下騒乱〜徳川三代の陰謀』の主題歌
異郷の雰囲気を作り出す荘厳な楽曲と演奏が中森明菜にマッチしている。
作詞は松本隆。
テレビ東京系の新春ワイド時代劇『天下騒乱〜徳川三代の陰謀』の主題歌
via www.youtube.com
東京都出身
父が歌手を目指して上京し、幼い頃から歌を教わっていた。
小学校3年生頃からギターを始め、小学校5年生頃にみた『KISS』によってロックに目覚めた。
そこから中学~高校とバンド少年として過ごし、17歳の時には自分で曲を作るようになっていた。
また、自分で曲を作るようになってから、ロックよりダンスミュージックを好むことが増えていったという。
(写真はデビューシングル『SHERRY』のジャケット)