1990年代を彩ったガーリーなJ-popソング8選!
2017年1月4日 更新

1990年代を彩ったガーリーなJ-popソング8選!

CD黄金期だった1990年代、ミリオンやダブルミリオンが当たり前だった時代には元気な女性シンガーも多く登場しました。ガーリーJ-popなんて言葉が適切かどうか分かりませんが、心を打った女性シンガーたちの曲を8選、ご紹介してみましょう。

13,462 view
1990年代、CDはシングルもアルバムも問わず飛ぶように売れました。
もちろん当時はその後の時代変化など知る由もない訳で、私たちはジャケ買い含めて多様なCD購買方法を楽しんでいましたよね。

テレビの影響が圧倒的だった当時、ドラマやCMタイアップなどでミリオンセラーやダブルミリオンなどが多数登場するなか、女性シンガーたちも元気でした。

無数に登場した名曲のなかから、あえて90年代のガーリーJ-POPと銘打って8選、ご紹介してみようと思います。

Hello, Again ~昔からある場所~ My little lover

下記にwikiを引用しましたが、My little lover(マイラバ)が登場した95年はMr.Children(ミスチル)が圧倒的な支持を集めていた時代。
プロデューサーの小林武史はTK(小室哲哉)と並び称される、稀代のプロデューサーとして著名でした。

そんなマイラバ、デビューからの2曲(「Man&Woman」「白いカイト」)は、どことなくそんな前評判がそのままセールスに出たような印象もあった気がしますが、3曲目の「Hello, Again ~昔からある場所~」は純粋に名曲と感じた人も多く、マイラバの注目度が一気に上がった一曲ではなかったでしょうか。

ボーカルakkoのどことなく切なくて可憐な声が曲調に見事にマッチして、当時をノスタルジックに振り返ってしまいたくなる一曲でもあります。

Hello, Again ~昔からある場所~ - My Little Lover - ap bank fes 11 LIVE

小林武史が、知人に紹介され関心を持ったakkoと、かねてよりデビューさせたかったというギタリストの藤井謙二の2人組ユニットをプロデュースする形でMY LITTLE LOVERとして、1995年5月1日にデビューさせた。曲は小林がほぼ全て作詞、作曲、アレンジした。二人はテレビにも出演したこともあり、『Man & Woman/My Painting』(最高位7位)(1995年5月1日)、『白いカイト』(最高位11位)(1995年7月3日)はいずれも50万枚を超え、新人としては高セールスを見せた。さらに翌月『Hello, Again 〜昔からある場所〜』(1995年8月21日)を発売。ドラマ主題歌でもあったこの曲が、180万枚を超える大ヒットとなり、トップミュージシャンとして認知されることになる。

Amazon.co.jp: Hello,Again~昔からある場所~: My Little Lover: デジタルミュージック

250
Amazon.co.jp: Hello,Again~昔からある場所~: My Little Lover: デジタルミュージック

くじら12号 JUDY AND MARY

JUDY AND MARYといえばブレイク曲の「Over Drive」やアニメ”るろうに剣心”タイアップの「そばかす」が有名ですが、ここでは「くじら12号」を挙げてみます。

伸びのあるボーカルYUKIの声が印象的なジュディマリですが、「くじら12号」の

”ドルフィンキックで痺れてみたいな”

の詞は、ジュディマリっぽさが凝縮されていてたまらなく好きでした。

JUDY AND MARY くじら12号 Kujira No 12 Final Live

1997年2月21日にエピックレコーズよりリリースされた。12号の意味はサッカーの背番号のうちサポーターナンバーとされる背番号の12から由来しており、サッカー日本代表の応援歌という意味があると作曲者のTAKUYAが述懐している。歌詞の「太陽」は日本のことで、「ドルフィンキック」もクジラを食べる日本人のキックという意味らしい。

Amazon.co.jp: くじら12号: JUDY AND MARY: デジタルミュージック

257
Amazon.co.jp: くじら12号: JUDY AND MARY: デジタルミュージック

夢見る少女じゃいられない 相川七瀬

織田哲郎プロデュースの鳴り物入りでデビューした相川七瀬。
当時の”前向きなガール・ポップ”に対して”前向きじゃないダークなロック”を打ち出したとされる相川七瀬でしたが、この曲を歌う彼女はまさにそういった印象でした。

どうみても可愛い少女なのに、眼差しが挑発的で思いっきりロック気取りながら唾するような激しい歌い方をする彼女。
同世代の若い女性ボーカルではTKプロデュースが全盛だった時代に、目新しさを感じた方も多かったのではないでしょうか。

相川七瀬 夢見る少女じゃいられない

織田が全面プロデュースした最初の作品でもある。黒主体の上、相川の顔のほとんどに髪がかかって見えないジャケット写真には反対意見も多かったが、織田の一存で結局この形となった。
デビュー曲にもかかわらず、40万枚近くを売り上げ、自身4番目のヒットを記録した。

Amazon.co.jp: 夢見る少女じゃいられない: 相川七瀬: デジタルミュージック

250
Amazon.co.jp: 夢見る少女じゃいられない: 相川七瀬: デジタルミュージック
53 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

音楽配信サイト"AWA"でミドルエッジがお届けする「昭和J-popに酔いしれる!!」をご紹介!

音楽配信サイト"AWA"でミドルエッジがお届けする「昭和J-popに酔いしれる!!」をご紹介!

音楽配信サイト"AWA"で公式プレイリスターとして情報提供しているミドルエッジがお届けする「‘70 ‘80 ‘90 Best」シリーズ!今回はその集大成と言える「昭和J-popに酔いしれる!!」に収録した84曲の一部をライナーノーツ的に紹介します。曲のチョイスは「何故この曲?」なんて堅いことは言いっこなし(笑、有線さながらのバックミュージックに使えて、そして懐かしむミドルエッジの王道を是非ご堪能ください。
デビュー曲爆売れで思わずマンションを購入した相川七瀬の活躍と現在

デビュー曲爆売れで思わずマンションを購入した相川七瀬の活躍と現在

1990年代にガールズロックの第一人者として大活躍した相川七瀬さん。デビュー曲の「夢見る少女じゃいられない」を発売したのは、弱冠20歳という若さでした。その後もヒット曲の連発で生活が一変してしまいます。そんな相川七瀬さんの活躍や現在についてもご紹介します。
そうすけ | 965 view
中村あゆみと相川七瀬によるプロジェクト「ANNA」!宇崎竜童・阿木耀子コンビの昭和の名曲の数々をカバー!!

中村あゆみと相川七瀬によるプロジェクト「ANNA」!宇崎竜童・阿木耀子コンビの昭和の名曲の数々をカバー!!

80年代~90年代を代表する歌姫、中村あゆみと相川七瀬によるプロジェクト「ANNA」が、ニューアルバム「W」を発売することが明らかとなりました。
隣人速報 | 2,500 view
1996年4月15日付のオリコンチャートで起こった奇跡とは?

1996年4月15日付のオリコンチャートで起こった奇跡とは?

音楽好きであれば誰もが耳にしたことがあるであろう「オリコンチャート」。1968年からスタートした歴史のあるヒットチャートですが、1996年4月15日付のオリコンで驚愕の事態が起こったのをご存知ですか?この記事では当時のチャートを1位から10位までご紹介したいと思います。
となりきんじょ | 60,535 view
冬の名曲『DEPARTURES』 今年で発売から20年!HYDEなど多くの歌手にカバーされていた!

冬の名曲『DEPARTURES』 今年で発売から20年!HYDEなど多くの歌手にカバーされていた!

globeの4枚目のシングルとして、1996年1月1日に発売された『DEPARTURES』。ラルク アン シエルのHYDEをはじめ、数多くの歌手にカバーされている『DEPARTURES』を特集する。
ひで語録 | 9,684 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト