【ゲームセンターあらし】座って遊ばないテレビゲーム!次々と繰り出される必殺技に子供達は熱狂しました!
2016年11月14日 更新

【ゲームセンターあらし】座って遊ばないテレビゲーム!次々と繰り出される必殺技に子供達は熱狂しました!

1978年の『コロコロコミック』9号から連載がスタートしました。当時インベーダーゲームなどの流行と平行して物語は進んでいき、ゲームセンターにたむろするのが禁止になれば、作中でも舞台を変える…、などリアリティがありました。反面、必殺技は現実離れしており、いくら練習しても、誰もあらしのようにプレーする事は出来ませんでした。

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コロコロ創刊伝説より

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編集者の熱い一コマ

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登場人物②大文字 さとる

 (1782198)

学生であらしの最初のライバル。9月20日生まれ。家柄が良くハンサムで、IQ300の天才でスポーツも万能という抜け目の無い少年。高度なコンピュータ・プログラミングの腕を誇り、スーパーコンピュータ級のマシンを操ることもできます。一番尊敬する人はビル・ゲイツ。
あらしとの勝負に敗れ、その後は友人となりました。基本的に冷静で真面目な少年ですが、あらしたちとつるむようになってからは随分と軽い性格になり、巨大なハンバーガーを皆で食い散らかすなど三枚目キャラになっていっきました。ゲーム馬鹿でしかないあらしと一平太を、頭脳と財力でサポートすることも多かったです。
原作の終盤で一時アメリカにゲーム留学をしたことも。ゲームプレイは論理的思考で行うため、他のゲーム戦士との対決では必殺技を持たないがゆえに劣勢を強いられるケースが目立ちましたが、終盤ではあらしの必殺技「炎のコマ」を使いこなせるようになっていました。
三段リーゼントという髪型が自慢ですが、ストーリー中盤で髪の毛を剃られてしまうエピソードがあり、それ以降は同じ髪型のカツラを被るようになりました。
 (1782206)

財力にものをいわせて何だか凄い人を召還しますが、あらしにとったらチンプンカンプントロリンポです。

登場人物③月影 一平太

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八本木中学の中学生。8月29日生まれ。配下に50万人の手下を持つ大番長で、前出の東京湾でのインベーダーゲーム大会での勝負であらしと勝負して敗れ、その後はあらしと友情を持つようになりました。物語の中盤であらしの必殺技である「炎のコマ」も扱えるようになるなど、ゲームの腕前もあらしには劣りますが超一流です。中学校を2年連続で落第するなど致命的な学力で、3度目の落第をしたら即退学の状態まで追い込まれて、その対策のために学習塾に通った経験もあります。
プライベートでは人形を沢山収集し、寝る時はネグリジェだったりと少女趣味です。原作では白地にインベーダーマーク、アニメでは黄色地に赤で丸の中に「一」と書かれたシャツに腹巻、学ランがトレードマーク。名前の由来は「インベーダー」と「月形半平太」をもじったものであり、自身も「月影インベーダー様」を自称するシーンがあります。

登場人物④石野 ガラエ

あらしの母。ノーブラ。

あらしの母。ノーブラ。

太っていて、息子の遺伝元を象徴する出っ歯を生やした主婦。息子への教育方針は厳しいが、あらしの帽子が消失した際、焼けた帽子の灰を使い新たなインベーダーキャップを徹夜で完成させるという息子思いな一面もあります。
文部省の差し向けたエージェント「インベーダーウーマン」となって、秘技ノーブラボイン打ちであらしを苦しめ、一旦帰宅した彼に足かせを付けて彼の寝室に監禁したこともあります(理由は勉強せずにゲームに明け暮れていて将来が心配な息子を思いやっての行動だった)。
初期はインベーダーウーマンの正体ということもあり、登場時は常に顔に影がかかったように隠れていたが、中盤以降普通に登場するように。これはすがやみつるが影にするのを忘れていたためです。
あらしの母。ノーブラ。正体ばれる。

あらしの母。ノーブラ。正体ばれる。

ブラしろって!!
あらしの母。ノーブラ。必殺技まで繰り出すようになる。

あらしの母。ノーブラ。必殺技まで繰り出すようになる。

だからブラしろって!!!!

あらしの必殺技

熱血の時代(1978年~1980年末)

それまで遊びとしか思われていなかったテレビゲームに情熱を傾けるあらしの姿に読者は共感を覚えました。他人にとってはどんなにくだらなく思えても、自分が本当に好きなものならば熱中する価値がある。これこそがコロコロコミックの漫画誌としての位置づけを決定した瞬間と言えます。
「熱血」が時代のキーワードであり、コロコロのキャッチフレーズであった時代でした。この必殺技の登場により、あらしは必殺技漫画として定着していく事になります。
炎のコマ

炎のコマ

コマを素手で回転させる特訓によって会得。レバーを超スピードでコントロール(原作では、1秒間に200万回以上)し、コンピュータを超える動きを発生させ、自機を消してしまいます。後に一平太やさとるもできるようになる。「炎のコマリング撃ち」、「炎のコマ火の玉スペシャル」、「肉体炎のコマ」、「人間炎のコマローリングファイア」など派生技も多く、上位技として「炎のコマ火竜紅撃ち(かりゅうくれないうち)」がある。

冒険の時代(1981年初め頃~1982年春)

あらしの第二期は第20回(1981年3月号)での真空ハリケーン撃ちの登場と共に始まると言っていいでしょう。体を高速で回転させ、巻き起こす真空の渦で手を触れずにゲームを操作するというこの技は、それまでの必殺技とは一線を画し「超必殺技」と呼ばれた。この技の登場と、同時期に始まった別冊コロコロコミックでの大ページ連載の相乗効果で、作品のスケールは次第に大きくなっていきます。ゲーム自体を攻略する話に代わって、ゲームを通しての冒険や必殺技対決というスタイルの話が主流になり、あらしはSF・ファンタジー漫画としての側面を強く持ち始めた。初期の頃からの読者はこの頃次第に離れていったようですが、もっと若い層にはあらし達の冒険はむしろ歓迎され、結果として読者の交替が起こったと見られます。
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  • ノーブラボイン打ちを見に来た通りすがり 2017/12/23 17:09

    「家柄が良くハンサムで、IQ300の天才でスポーツも万能という抜け目の無い少年。」
    ↑ここは「抜け目の無い」ではなく「非の打ち所がない」だと思います。

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