1985年のヒット曲から選出
全米シングルチャート(Billboard Hot 100)で、1985年の年間トップ50前後にランクインした楽曲を対象とし、その中から "一発屋(ワンヒットワンダー)" と称されることの多いアーティストを選出しました。
テイク・オン・ミー / a-ha
『テイク・オン・ミー(Take On Me)』は、ノルウェーのシンセポップバンド、a-haのヒット曲で、全米シングルチャートで1週だけナンバーワン、年間チャートで10位を記録しました。
実は、本曲には1984年にリリースした、『テイク・オン・ミー』のオリジナル盤があります。厳密にはオリジナル盤こそが彼らのデビュー曲ですが、ノルウェー国内のみのヒットに終わっています。その後、1985年にリリースした新バージョンが世界的にブレイク。欧米を中心に、世界10カ国以上でナンバーワンを獲得しました。
鉛筆画のアニメーションを駆使したミュージックビデオが革新的で、MTVビデオ・ミュージック・アワードでは、最多の6部門を受賞しています。
アメリカでのヒットは本曲のみですが、全英シングルチャートでは1988年頃までコンスタントにトップ5ヒットを記録しています。1994年に活動を休止しましたが、その後音楽活動を再開し、2022年10月には新アルバム『True North』をリリース予定です。
実は、本曲には1984年にリリースした、『テイク・オン・ミー』のオリジナル盤があります。厳密にはオリジナル盤こそが彼らのデビュー曲ですが、ノルウェー国内のみのヒットに終わっています。その後、1985年にリリースした新バージョンが世界的にブレイク。欧米を中心に、世界10カ国以上でナンバーワンを獲得しました。
鉛筆画のアニメーションを駆使したミュージックビデオが革新的で、MTVビデオ・ミュージック・アワードでは、最多の6部門を受賞しています。
アメリカでのヒットは本曲のみですが、全英シングルチャートでは1988年頃までコンスタントにトップ5ヒットを記録しています。1994年に活動を休止しましたが、その後音楽活動を再開し、2022年10月には新アルバム『True North』をリリース予定です。
a-ha - Take On Me (Official Video) [Remastered in 4K]
via www.youtube.com
セント・エルモス・ファイアー / ジョン・パー
『セント・エルモス・ファイアー(St. Elmo's Fire (Man In Motion))』は、イギリスのミュージシャン、ジョン・パー(John Parr)のヒット曲で、全米シングルチャートで2週連続ナンバーワン、年間チャートで18位を記録しました。ブラットパックが出演した、アメリカの青春映画『セント・エルモス・ファイアー』の主題歌です。
自身のバンドを帯同してTOTOのツアーに同行していた時、デイヴィッド・フォスター(David Foster)から、映画『セント・エルモス・ファイアー』用の曲の制作を依頼されます。二人は、車椅子のアスリート、リック・ハンセンに敬意を評して本曲を書きました。(ただし、映画そのものは、リック・ハンセンとは無関係。)レコーディングには、TOTOのメンバーも参加しています。
その後はヒットには恵まれなかったものの、現在も音楽活動を継続しており、多くの著名アーティストのツアーにも同行しています。
自身のバンドを帯同してTOTOのツアーに同行していた時、デイヴィッド・フォスター(David Foster)から、映画『セント・エルモス・ファイアー』用の曲の制作を依頼されます。二人は、車椅子のアスリート、リック・ハンセンに敬意を評して本曲を書きました。(ただし、映画そのものは、リック・ハンセンとは無関係。)レコーディングには、TOTOのメンバーも参加しています。
その後はヒットには恵まれなかったものの、現在も音楽活動を継続しており、多くの著名アーティストのツアーにも同行しています。
John Parr - St. Elmo's Fire (Man In Motion) (Official Music Video)
via www.youtube.com
オール・アイ・ニード / ジャック・ワグナー
『オール・アイ・ニード(All I Need)』は、アメリカの俳優兼シンガー、ジャック・ワグナー(Jack Wagner)のヒット曲で、全米シングルチャートで最高位2位、年間チャートで42位を記録しました。
ジャック・ワグナーの活動は俳優がメインで、1984年頃は、昼ドラ『ジェネラル・ホスピタル』の出演で注目を集めていました。本曲はデビューシングルで、"恋人との関係において、今必要(All I Need)なのは、自分の気持ちを確かめる時間だ" と歌うバラード曲です。同時期に、同名のデビューアルバムもリリースされています。
シンガーとしてのヒット曲は本曲のみですが、俳優としてはその後、人気ドラマ『ザ・ボールド・アンド・ザ・ビューティフル』、『サンタ・バーバラ』、『メルローズ・プレイス』などに出演しました。近年もテレビドラマを中心に活躍しており、2022年末にはクリスマスをテーマとした映画に出演予定です。
ジャック・ワグナーの活動は俳優がメインで、1984年頃は、昼ドラ『ジェネラル・ホスピタル』の出演で注目を集めていました。本曲はデビューシングルで、"恋人との関係において、今必要(All I Need)なのは、自分の気持ちを確かめる時間だ" と歌うバラード曲です。同時期に、同名のデビューアルバムもリリースされています。
シンガーとしてのヒット曲は本曲のみですが、俳優としてはその後、人気ドラマ『ザ・ボールド・アンド・ザ・ビューティフル』、『サンタ・バーバラ』、『メルローズ・プレイス』などに出演しました。近年もテレビドラマを中心に活躍しており、2022年末にはクリスマスをテーマとした映画に出演予定です。
Jack Wagner - All I Need (1984)
via www.youtube.com
ワン・ナイト・イン・バンコック / マレー・ヘッド
『ワン・ナイト・イン・バンコック(One Night In Bangkok)』は、イギリスの俳優兼シンガー、マレー・ヘッド(Murray Head)のヒット曲で、全米シングルチャートで最高位3位、年間チャートで54位を記録しました。
ミュージカル『チェス』のコンセプトアルバムで、ラップをマレー・ヘッドが、サビのメロディをスウェーデン出身のシンガー、アンデシュ・グレンマルク(Anders Glenmark)が歌っています。また、曲の作者は、ミュージカルと同様、作曲はABBAのベニー・アンダーソン(Benny Andersson)とビョルン・ウルヴァース(Bjorn Ulvaeus)、作詞はティム・ライス(Tim Rice)です。
1986年にイギリスで公演されたミュージカル『チェス』で、マレー・ヘッドは、主人公であるチェスのチャンピオンを演じました。曲は、タイの首都バンコクの夜に、チェスの試合が行われている様子を描いています。
マレー・ヘッドは、その後は目立ったヒットはないものの、継続的にアルバムをリリースしており、また俳優としても活躍しています。
ミュージカル『チェス』のコンセプトアルバムで、ラップをマレー・ヘッドが、サビのメロディをスウェーデン出身のシンガー、アンデシュ・グレンマルク(Anders Glenmark)が歌っています。また、曲の作者は、ミュージカルと同様、作曲はABBAのベニー・アンダーソン(Benny Andersson)とビョルン・ウルヴァース(Bjorn Ulvaeus)、作詞はティム・ライス(Tim Rice)です。
1986年にイギリスで公演されたミュージカル『チェス』で、マレー・ヘッドは、主人公であるチェスのチャンピオンを演じました。曲は、タイの首都バンコクの夜に、チェスの試合が行われている様子を描いています。
マレー・ヘッドは、その後は目立ったヒットはないものの、継続的にアルバムをリリースしており、また俳優としても活躍しています。
Murray Head - One Night In Bangkok "From CHESS"
via www.youtube.com
アクセル・F / ハロルド・フォルターメイヤー
『アクセル・F(Axel F)』は、ドイツのミュージシャン、ハロルド・フォルターメイヤー(Harold Faltermeyer)のヒット曲で、全米シングルチャートで最高位3位、年間チャートで61位を記録しました。
映画『ビバリーヒルズ・コップ』のサウンドトラック収録曲で、タイトルは、エディ・マーフィが演じた主人公 "アクセル・フォーリー" の略です。本曲はインストゥルメンタルで、アクセル登場のシーンで使用されています。
作曲は、ハロルド・フォルターメイヤー自身で、この頃は主に、映画のサウンドトラックの制作で活躍しました。後年、映画『トップガン』でも『トップガン・アンセム(Top Gun Anthem)』を作曲。いずれの映画も、グラミー賞を受賞しています。
ハロルド・フォルターメイヤーは、シングルとしてのヒットは本曲のみですが、その後は、サウンドトラック制作や他アーティストのプロデュースなどで活躍します。近年では『トップガン マーヴェリック』のサウンドトラックを手がけました。
映画『ビバリーヒルズ・コップ』のサウンドトラック収録曲で、タイトルは、エディ・マーフィが演じた主人公 "アクセル・フォーリー" の略です。本曲はインストゥルメンタルで、アクセル登場のシーンで使用されています。
作曲は、ハロルド・フォルターメイヤー自身で、この頃は主に、映画のサウンドトラックの制作で活躍しました。後年、映画『トップガン』でも『トップガン・アンセム(Top Gun Anthem)』を作曲。いずれの映画も、グラミー賞を受賞しています。
ハロルド・フォルターメイヤーは、シングルとしてのヒットは本曲のみですが、その後は、サウンドトラック制作や他アーティストのプロデュースなどで活躍します。近年では『トップガン マーヴェリック』のサウンドトラックを手がけました。
Harold Faltermeyer - Axel F (1984) Beverly Hills Cop - Soundtrack
via www.youtube.com
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