ママは小学4年生
15年後の未来からやってきた自分の赤ちゃんを小学4年生の少女が育てるという、タイムパラドックスを設定としたホームドラマ。「天真爛漫な赤ん坊に振り回される子供たちと、その子供たちにさらに振り回される大人たち」というコメディタッチを基調にしつつ、親子の愛情や育児と仕事の両立などのテーマが織り込まれている。
メインキャラクター
夢が丘小学校に通う小学4年生の女の子。勉強はあまり好きではないが、絵が得意でスポーツ万能なクラスの人気者。快活で元気がよく、プロレス好きで同年代の男子をケンカで負かすなどのお転婆なところがある反面、一人っ子で育ったせいか、甘えん坊で寂しがりやの面もある。クラスメイトの龍一のことが気になっている。
カバーオール乳児服がトレードマークで、夏場は似たような半袖タイプの乳児服を着て、外出時にうさ耳帽子を被っていた。元気の良い好奇心旺盛な赤ちゃんで、あちこち動き回っては騒動を引き起こし、なつみたち周囲を振り回す。しかし、現在のなつみに育てられ、少しずつ成長する。
via neoapo.com
後ろに束ねた長髪と左耳のピアスが特徴的な男の子。しょっちゅうなつみのことをからかってはケンカしているが、なつみとみらいがピンチに陥ったときは必ず助けてくれるなど、いざという時には頼りになる存在(例として、なつみがみらいをほったらかしにした時彼女をひっぱたくなど)。放映当時では珍しかったノートパソコンを操作したり(使用しているノートパソコンはPower Mac Book S9000)、ビデオ映像の監督を務めたりと、多芸多才なところを見せる。
漫画家デビューを目指しながらアシスタントの仕事をしている。バイオレンス漫画を描いて売り込んでいるが、なつみには少女漫画の暖かい絵を描くほうが向いていると思われている。家賃滞納で前のアパートを追い出されて、姉家族のロンドン行きの間の留守番をする過程で姉の家に住むことになった。
ストーリー
そして夜が来て雷が鳴って、未来と過去の両方の世界のテレビを通してタイムスリップが発生します。
テレビの画面から赤ちゃんが現れる。慌て驚いているところに、一緒に現れたコンパクトから母親らしき人からの声がする。翌日再び聞こえてきたその声の話によると、何と彼女は15年後の2007年のなつみ自身であり、赤ちゃんは未来の自分が産んだ娘だというのだ。不思議な出来事だが、なつみは赤ちゃんに「みらい」と名付け、無事に未来に帰れる日まで、日本に残って育てることを決心する。こうして赤ちゃんと小さなママの成長ストーリーが始まった。
略称は『ママ4』(ママよん)