連綿と続くオホーツクの歴史
ファミコン版では一転、作画を『べーしっ君』の
荒井清和が手がけ漫画的表現に変わった。
雑誌「ログイン」でこちらの作画の方がべーしっ君という
漫画を連載していたそうです。
巨人の星のパロディの絵柄で当時のPCソフト題材の
漫画だったそうで、なるほどそれでそういう絵柄!
時を経て納得できました・・。時代を感じます。
ログインソフト(アスキー)から1984年にPC-6001版と
PC-8801版が、翌1985年にはPC-9801版とFM-7版・
MSX版が発売された。
なお1985年にはプロローグにあたる「東京編」のみの
収録ながらキャプテンシステム版も公開されている。
コアなファンの方々はPC時代やキャプテンシステムなる
ハードに思いを馳せるようですね。
絵柄も調べてみますと全然違います。
PC98版の助手、シュン
今のゲームでも通りそうな写実寄りの
絵ですね。
シリアスな展開にリアルを求めたい方だと
確かにこちらの絵柄がベターかも?
携帯アプリでゲーム化した際は
絵柄も写実寄りに戻ったそうですね。
物語の導入
この絵だとめぐみが犯人みたいです
<B.主要登場人物たちだぜっ!>とか
疲れたら、捜査メモだぜっ!!とか
少年ジャンプ系の高いテンションで
終始丁寧な説明が書かれています・・。
謎ですね・・
東京湾、晴海埠頭にあがった男の死体……。
それが、この事件の発端だった。
単純な殺人事件。酔っ払い同士のケンカとか
ヤクザ同士の抗争とか……。どんな刑事でも、
そう判断しただろう。
それが、オホーツクを舞台にした連鎖殺人に
なっていこうとは、いったい誰が推測できただろうか……。
すべては、あの東京湾での殺人が、はじまりだった。そして……。
この作品はやっぱり北海道!
実在の場所が怒涛のように出てくるので、
ファンの方は結構現地へ行かれている
みたいですね。
晴海ふ頭の死体発見~北海道まで
部下黒木と主人公は現場へ。
死体の発見者高野に話を聞くも、これといった
内容は無し。事件の目撃者も無し。
死体の人物は身分証が無く、キャバレーの
チラシがポケットから発見されます。
男性の写真をとり、チラシの店へ電話。
高田馬場の店と判明します。
周囲の人物から事件の二日前に女性のひき逃げ
事件があったということを聞き取ります。
現場調査ではチラシでしか話が進みません
電話番号をフリーに動かせるカーソルで
押したり、調査する際も人差し指で指す等、
当時子供でパソコンの操作を知らなかった
私には非常にワクワクしたものでした。
高田馬場ルブランのルナ。
指名されていた女性が判明。
ルナという女性に聞き込みを行い、被害者は
近々大金が手に入るといっていたということ、
また高田旅館にルナを連れ込もうとしていた
ことが判明。
高田旅館へ移動し、被害者の詳細を聞き込み。
高田旅館には被害者の荷物が。
北海道の増田文吉という名前が判明。
ここでタイトル画面が開始します。
この導入はちょっと映画やドラマ的で
覚えています。
そしてすぐに北海道へ舞台は移動。
もはや北海道開始でも良かったかの
ような速さの展開です。
北海道で第2の殺人~網走の調査まで
北海道で道警の山辺とシュンと合流
今怪しい動きをしていると告げつつ、
現地での助手にシュンを紹介します。
そしてすぐにシュンと調査開始。
え、黒木はどこ行ったの・・?
上司だけ出張とは不思議な感じです。
増田の妻に聞き込みを行ったところ、
恨まれるような人物ではなく、昔増田に世話になった
という人物からお金をもらったりしていたとのこと。
その人物は北浜という地域の飯島幸男というそう。
北浜へ二人は早速調査へ向かいます。
すると、飯島幸男が先ほど海で死体となって
打ち上げられているところを発見され村は
大騒ぎに。
現場にいた飯島の息子しんじに事情聴取。
神経質そうなしんじ
ゆすられていたようです。
しんじは通帳から50万が無くなった際
事情を問い詰めるも、幸男は話して
くれなかったとのこと。
増田の写真を見せると、何故か
「コロポックリ」という店のゲンさんだ、
と説明された為、店へ向かってみます。
確かに似ているゲンさん
煮ている男性がカウンターにいました。
写真を見せても
「わしの方がよっぱどいいおとこだ」
「用がねえなら帰れ」と取りつく島無し。
仕方なし網走市内を歩き、地元では
阿久津という政治家が大臣になると
いうニュースでもちきりでした。
そして、網走で第3の殺人が!
ちっとも怖さが感じられませんでした。
PC9801版などパソコン時代の絵柄は
大分シリアスです。
FCの年齢層向けにしたんでしょうか?