オリエンタル中村百貨店
名古屋市中区栄(1954~80年)と千種区星ヶ丘(1974~80年)にあった日本の百貨店。
後に三越に買収され、いずれも現在は三越となっています。
広告などで使用されたキャッチフレーズは「天に星 地に花 人に愛」。
オリエンタル中村の歩み
1930年(昭和5年)- 株式会社化。
1943年(昭和18年)- 3階建て500坪に増床。
1951年(昭和26年)- 1000坪に増床。
1954年(昭和29年)2月16日 - オリエンタル中村百貨店に改称。
1954年(昭和29年)5月 - 栄に移転し、オリエンタル中村百貨店を開店。日本初の屋上観覧車設置。
1971年(昭和46年)11月 - 本店外壁に岡本太郎の光るレリーフ大壁画設置。同図案は、ショッピングバッグ、パッケージなどにも採用。
1977年(昭和52年) - 三越の傘下入り
1980年(昭和55年) - 名古屋三越百貨店に改称。
1991年(平成3年) - 名古屋三越に改称。
2003年(平成15年)9月1日 - 三越の関連会社の整理統合で、関連4社とともに、株式会社三越を新設合併し、法人格消滅。
2009年(平成21年)10月1日 - 三越伊勢丹ホールディングスの地方支店8店舗の経営合理化政策の一環で「株式会社名古屋三越」として分社化(会社設立は2009年10月1日)。名古屋栄店と名古屋栄店専門館ラシック、星ヶ丘店を継承。
日本で最初の屋上観覧車でした
栄の本店屋上遊園地の観覧車は1954年5月に設置され、屋上観覧車としては日本で最初に設置されたものでした。
なお、現存する観覧車も日本国内最古のものです。
※写真は栄店