白木葉子(あしたのジョー) 日本有数の大富豪である白木財閥の令嬢。
当初のラストシーン「白木葉子との静かな余生を暮らす」が「完全に真っ白に燃え尽きる」という壮絶なラストシーンに変更された。
この有名なラストシーンに変更した:「まっ白な灰」となった矢吹丈(原作)
それはそれなりに一つの良いラストの形であったと思う。けれど長い連載の間に、色んなドラマがあった。鑑別所から少年院の地獄のような毎日、力石との出会い、そして力石の死。
その後も、ウルフ金串、カーロス・リベラ、ハリマオ、金竜飛、色々なライバルとの激しい戦いが続き、そして最後にパーフェクトなチャンピオン、ホセ・メンドーサとの命をかけた戦い。
そのあとの情景としては、ボク自身がどうしてもそのラストに納得できず、ページ数の都合もあったので、高森さんに相談して「ラストは任せる」と言ってもらいました。
しかし、いくら考えてもコレといったラストシーンが浮かんでこない。締め切りが過ぎても何も出てこない。そうして悩みに悩んでいたとき、担当の編集さんが、数ヶ月前に描いたジョーと紀子が初めてデートするシーンを示してくれた。
そこでぽつりと語ったジョーの一言、「真っ白に燃え尽きたい」というセリフを見せられたときに、あのラストシーンがふっと浮かんで、一気に描き上げることができたのです。
(出典:ちばてつや)
ジョーは燃え尽きた。生死は不明。ちばてつやさんも分からない。故人である原作者梶原一騎の考えは・・・生きているのでは・・・
後のインタビューで「子供向けには「今日のリングに負けても、また明日も勝利を目指して戦い続けるジョー」」「大人向けには「文字通り真っ白な灰になるまで、燃え尽きるまで戦った男・ジョー」」という双方の生き方を読者それぞれが感じたまま受け止めてくれればいい、と語った。
しかしながら続けて「自分の中ではこの終わりは(ジョーが死んだか否か)確実に決まっている」と発言した。更に後年では、『タイトルに「あした」と付くくらいだからジョーは死んではおらず、明日も太陽に向かって白木葉子と共に歩き出していると思う』というジョー死亡説を否定するような発言もした。
また2011年に熊本県湯前町の湯前まんが美術館での「あしたのジョー」原画展に合わせて、町農村環境改善センターで行なわれたトークショーにおいて、「丈は死んでいない」との発言をした。
医学的な観点から論じると、疲労で死亡した場合、微笑むなどの顔の筋肉の運動や椅子に座った姿勢を保つようなことは不可能であるため、疲れて休んでいるだけに過ぎないと結論付けられるが、ちばはそういった医学考証の裏付けで作画した訳ではない。
2014年にちばが、CS番組『漫道コバヤシ』に出演した最新のコメントによると「矢吹ジョーの生死に関しては、原作者梶原一騎の考えもあり既に故人である為、もう確実な事は言えない。自分が描いたのは、ジョーの燃え尽きた抜け殻がそこにあるという最後が全てであって、生死についてはどうでもよかった」と述べている。
また、ジョーは生きているかもしれないという過去の発言は「心情的にジョーが生きていてくれた方がホッとするから、そう言ったのかもしれない」と弁明している。そして、いずれにせよ原作者が亡くなっている以上、想像の域を出ない事を示唆している。
梶原の実弟である真樹日佐夫は、「死んだとは描いてない、白い灰はあくまで比喩」と語っている。漫画評論家の夏目房之介も、「ジョーの身体が次のページ方向を向いており、リングの線も同じように途切れずに向かっていることから明日があることを意味している」と解説した。
面堂終太郎と面堂了子(うる星やつら) 資産5兆円と軍事力を持つ。
面堂終太郎(うる星やつら)
登校の際は自家用のツイン(サイドバイサイド)ローター式大型ヘリコプターや重爆撃機等の飛行機を使ってパラシュートで降りてくることもある。
直属の部下として「サングラス部隊」を持っている。但しサングラス部隊は厳つい外見の割にどいつもこいつも無能の集まりである為、苦労が絶えない。
面堂了子(うる星やつら)
部下として絶対服従の有能な黒子軍団を従えており、基本的に役に立たない終太郎の黒メガネ集団と対照的である。
デューク・東郷 / ゴルゴ13(ゴルゴ13) 数兆円クラスの資産を持つと思われる。
デューク・東郷 / ゴルゴ13(ゴルゴ13)
金額は平均にして20万ドルだが、その額は特に決まっておらず、ゴルゴ自身から指定してこない(テレビアニメ版ではおおむね300万ドルが相場となっている)。
金額はほとんど依頼人が切り出す。
現時点での最高報酬額はイギリス海軍省が依頼したもので時価1億ドル(『アルヘンチーノ・ティグレ(アルゼンチンの虎)』 )
想像できないほどの莫大な財産があると思われる(判明した中で過去最高額は200億ドル以上(約2兆円)『潮流激る南沙 G資金異聞』)。
ただし単純な請け負った仕事の報酬の合計ではなく、スイス銀行の資産運用によって財産を殖やしていることが、作中でも示唆されている(スイス銀行への預金は利子はつかないので、預金を増やすには資産運用を依頼する必要がある)。
ゴルゴ13の住居、世界各地にセーフハウス(隠れ家)を持っている。
『禍なすもの』に登場したゴルゴの山荘は外見は小さなログハウスだが、窓は全て防弾ガラス、ドアは鉄板入り、丸太の壁の中には鉄筋コンクリートが仕込まれており、さらには核攻撃まで想定したらしく、地下に核シェルターまで備えられていた。
ルパン三世(ルパン三世) 峰不二子(ルパン三世) ルパンがこれまで盗んだ財宝の総額はロックフェラーやロスチャイルドの資産より上。
ルパン三世(ルパン三世) 峰不二子(ルパン三世)
本作の主人公。アルセーヌ・ルパンを祖父に持つ神出鬼没の大泥棒。おっちょこちょいでお調子者で女に弱い所があるが高い知能と技術を持ち、狙った獲物は必ず奪う。また無益な殺しはしないなど大泥棒としてのポリシーも持っている。原作初期においては主にナイフを扱う。
盗みに関連して、あらゆる知識に長けており、天才と言ってもいい程(頭脳指数(IQ)300)。
泥棒行為を行う対象は、単なる現金よりも、由緒ある宝石、財宝または美術品などであることが多く、それらを厳しい警備等の困難な状況下で鮮やかに盗み出す過程が、物語の縦糸としての筋立てになることが多い。また芸術品に対する審美眼はかなりのものである。
なお、『TV第2シリーズ』第56話「花吹雪 謎の五人衆 後篇」では、ルパンがこれまで盗んだ財宝の総額を白波五人衆の首領・駄目ェ門が「今や大金持ちと言われるのはロックフェラーやロスチャイルドではなくルパンだ」と試算している。
オールバックの髪形で、いつも白っぽい服を身につけている。気丈でプライドが高く、他人にも自分と同等の品性を求めるところもある。力石の死後は白木ジムの会長に就任し、プロモーターとして丈を様々な面からサポートするようになり、しだいに丈に魅かれていくこととなる。ホセ・メンドーサとの試合直前に丈へ自分の想いを打ち明けた。