2018年4月2日 更新
【悲報】90年代の若者文化の中心「PHS」の新規契約がついに終了。
かつて「ピッチ」と呼び親しまれた90年代の若者の必需品・PHSの新規契約が、3月31日をもってついに終了しました。かつてPHSを愛用していた人々から、惜しむ声が続々と寄せられています。
PHSの新規契約がついに終了。
かつて「ピッチ」と呼び親しまれた90年代の若者の必需品・PHSの新規契約が、3月31日をもってついに終了しました。かつてPHSを愛用していた人々から、惜しむ声が続々と寄せられています。
PHS自体はまだ利用できます!
3月31日までPHSの新規契約を受け付けていたのは通信大手のソフトバンクで、「ワイモバイル」で国内で唯一PHS事業を継続しています。なお、今回終了したのは「新規契約」「機種変更」の受け付け停止であり、PHS自体が利用できなくなったわけではありません。
90年代の若者文化の中心だったPHS!!
1993年からの実験を経て、1995年に産声を上げたPHS。当時のNTTパーソナル、DDIポケット、アステルが事業を開始しました。
若者文化の中心に!
当時は既に携帯電話のサービスが開始されていたのですが、携帯電話と比べてPHSは料金が安かったため、若者を中心に人気を集め爆発的に普及しました。そして1997年には契約者が700万を突破。
携帯電話との競争に敗れる。
1997年に700万台を超えたPHSですが、この頃から携帯電話の料金値下げ競争が激化し、PHSの優位性がなくなり解約が相次ぎました。その結果、若者文化の中心は携帯電話(ガラケー)へと移行していったのです。
21世紀に入ると限定的な用途に。
21世紀に入ると、PHSは限定的な用途でしか使用されなくなりました。例えば、病院などの出力の大きな携帯電話の電波が使えない場所では、現在でもPHSが使われています。かつて医療現場での連絡手段はポケベルが主流でしたが、現在はPHSが主流となっており、場所によっては現役で活躍しています。
詳しく振り返りたい方は展示館に行ってみよう!
東京・墨田区にある「NTTドコモ歴史展示スクエア」では、歴代のPHS端末など携帯電話の歴史を詳しく知ることが出来ます。過去に自分が使っていたPHSも見つかるかもしれませんよ!
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