映画では禿頭にギョロ目という老人的な風貌が特徴的だったが、私生活は流行に敏感でお洒落であり、公私にジーンズにサングラスがトレードマークだった。
自著によると、日本映画衰退期で仕事が減った時には、家人に心配させまいと仕事に行くフリをして都内を彷徨い、実際、撮影オフには、ジャズ喫茶など頻繁に現れた。
無類の酒好きだったが、後年病気から節制している。また、新宿ゴールデン街を愛し文士との交友も深く、ジャズやミステリー愛好家、読書家としても知られコラム連載を持ち、エッセイストとしても饒舌な素地となり、1970年代には「オレが」一人称で毒舌織り交ぜながら独特の口調で語るエッセイや自伝的文章を多数執筆し、トレードマークの禿げ頭、黒いサングラスをかけた殿山のイラストが添えられていた。
のちに、「三文役者あなあきい伝」をもとに麦人が殿山に扮する舞台独談劇「タイチャン」が上演されている。
via ameblo.jp
作品データ
監督・原作・脚本 新藤兼人
出演 竹中直人、荻野目慶子、吉田日出子、乙羽信子等
公開 2000年
配給 近代映画協会、東京テアトル
時間 126分
出演 竹中直人、荻野目慶子、吉田日出子、乙羽信子等
公開 2000年
配給 近代映画協会、東京テアトル
時間 126分
via blogs.c.yimg.jp
竹中直人の好演が印象的な本作。
昭和の名優の生きざまを感じ取れる名作となっている。
昭和の名優の生きざまを感じ取れる名作となっている。