「ビックリマン」ブームにあやかろうとしたが…
『ビックリマン』ブームにあやかる形で『ハリマ王の伝説』を初めとしたおまけシールを題材としたコミカライズ作品を取り入れポスト『コロコロコミック』を目指した。しかし、この方針変更は読者の多くが、ファミコン関係の漫画および記事を目当てにしていたのとは全くの逆行であり、また、また取り上げられたシールが今日では「マイナーシール」と呼ばれるほど知名度が低く、『コミックボンボン』とも違い子供への売込みを行うような玩具企業のバックボーンも無かったため、発行部数・売り上げが低迷するようになった。
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当時、ベストセラー的人気だった食玩シールに目をつけたのは良かったのですが、「わんぱっく」に求められているものを理解していなかったのかもしれません。
『ど根性ガエル』を再ブレイクさせようとしたが…
最終的には梃入れとして、『ど根性ガエル』を招聘しアニメ化へと進めた。しかし、当時の主要読者層と合致せず、牽引力ともならなかった。
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わんぱっくコミックの功績
脱ファミコンゲーム漫画雑誌計画のために中途半端な形となって自爆してしまった格好で休刊したが、ゲームソフトのバックボーンとなっている物語を漫画化するという手法を確立したという意味では、漫画業界的にもゲーム業界的にも一定の歴史的意義があった存在と言える。
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当時のファミコンゲームは、まだ目の粗いドット絵で描かれた世界なので、脳内でイメージをふくらませて補完したものです。そんなとき、攻略マンガやゲームを題材にしたマンガはさらに想像をふくらませてくれる貴重な存在でした。ゲームのグラフィック技術が格段に向上した今でも、マンガにはマンガの良さがあり、ゲーム関連コミックは人気です。この手法を確立したわんぱっくコミックの功績は大きなものです。