1997ふぞろいの林檎たちⅣ(岩田子供との再会)3
汚職の話に「ふぞろいメンバー」達が巻き込まれるという構成で、実質的主人公は「克彦と美保」
『ふぞろいの林檎たちIV』1〜3話鑑賞
— Needy Greedy For Dramas (@nedgred) March 8, 2019
長瀬智也と中谷美紀をフィーチャーし、彼らが巻き込まれた事件を中心にストーリーが進むのでスピンオフみたいな印象。
ふぞろいメンバーの日常の話をもっと観たいところだが、これはこれで面白い。 pic.twitter.com/r6ThUcmFy7
ふぞろいの林檎たち パートⅣ以降の続編がないのは、あの人のせい?
1作目が意外なほど評判がよくて、続きを作ることになったが、そうすると必然的に就職することになるわけです。何とか入社はしたものの、学歴社会の中で大変な苦労をするという話を中心に、さらに生き生きした人間模様も入れ込んで書いたのですが、このIIまでは割とうまくいったと思っています。
ところがIIIになって、状況がガラッと変わった。ちょうどバブルの時代で、何でもないような人がものすごく高い給料をもらったりしていた。大変な時代でしたね、あのころは。
IとIIは書きたいと思って書いた作品だったし、本当はそこで終わりにしたかった。IとIIは個人の悩みに加えて、家族との確執、嫁姑(よめしゅうとめ)問題など深く掘り下げて描いて、今でもやりがいのある仕事だったなと思っています。
でも時代が急に動いた。簡単に言えば、みんなバカみたいに幸せになってしまったんですね。その中でリアリティーのある話を書くのはすごく難しかった。客観的に見てどのくらいあの時代を書くことができたのか、自信がないというところはあります。
時代の移り変わりと共に視聴者からの共感が得られなくなったからでしょうか、Ⅲ Ⅳに関しては「観てない」「面白くない」という意見や感想も多いです。
特に「平成のふぞろい世代」との触れ込みで”長瀬智也”さんと”中谷美紀”さんを起用したパートⅣは、「ふぞろいの林檎」達と共に成長してきた者にとって受け入れがたいものがありました。
シリーズ化された人気ドラマの引き際って難しいですね。
それでもなお、続編を作ろうと構想は練られていたようですがネックになったのが、晴江役を演じた”石原真理子”さん。
当時「お騒がせキャラ」「プッツン女優」と知れ渡っていた石原さんは、続編を作ろうにも居所がつかめないため「制作費の前に捜索費が必要」といった冗談が出る始末でした。
極めつけは、2006年発売の自伝本「ふぞろいな秘密」(2007年 本人の初監督により映画化)
9人の実名(中井貴一、時任三郎、田原俊彦、玉置浩二、明石家さんま、石黒賢、郷ひろみ、木村一八、吉川晃司)と、2人の石原軍団、F1レーサー、イニシャルKといった呼び名を用いて、自己の恋愛遍歴を、赤裸々に告白している。また2004年に白人男性と離婚したことなども語られている。
著書内で実名を挙げられた人の反応
明石家さんま
石原は(この本で関係を明かされた)13人のうち2、3人には出版前に連絡したと言っており、さんまは自らがその1人であることを認めた。2006年12月13日放送回TBS系列『明石家さんちゃんねる』などでは、むしろネタに使っており、明石家さんまのコントライブでは、「テクニックがあかんかったらしい」とわざわざネタにしていた。
以下は、本人ではなく所属事務所のコメント
玉置浩二
「本の内容は重大。玉置本人の了承がない限り、安易にコメントを出すことは差し控えたい」(としているが、後に復縁することになり、婚約寸前までの関係に修復した)
中井貴一
「本の内容を拝見していないし、趣旨が分らないのでコメントのしようがない」
時任三郎
「具体的にコメントすることはない」
田原俊彦
「先方から事前に連絡はなかった。昔の話でコメントのしようがない」
石黒賢
「この件に関してコメントするつもりはない」
郷ひろみ
「現段階では何も言えない。反応を見て、今後どうするか決める」
吉川晃司
「本の出版を知ったのは先週木曜で月曜に本が届いた。事実関係には記憶違いもあるようで、対応に関しては善後策を練っている」
どちらにせよ、続編は作られなくて正解だったのではないでしょうか。
ふぞろいの林檎を演じたキャストの現在
中井貴一(仲手川良雄)
中井貴一主演「連続ドラマW 華麗なる一族」がMIPCOM BUYERS’ AWARD for Japanese Drama 2021で... https://t.co/uxZEP8szFY #華麗なる一族 #連続ドラマW #WOWOW pic.twitter.com/Y8suLSHbfH
— music.jpニュース (@musicjpnews_mti) October 13, 2021
生年月日:1961年9月18日(60歳)
出生地:東京都世田谷区
職業:俳優・歌手
活動期間:1981年 ~
所属事務所:OFFICE-NAKAI
父””佐田啓二”さんは中井さんがまだ2歳の頃に交通事故で亡くなられ、父の17回忌の法要の時 映画監督の”松林宗恵”さんにスカウトされ芸能界へ。
成蹊大学在学中 本格的に俳優としての活動を開始し1981年公開の松林監督の映画「連合艦隊」でスクリーンデビュー。
この作品で「日本アカデミー賞新人俳優賞」を受賞。
幼くして父を亡くした”中井貴一”さんは、「父の後ろ姿が見たい」という思いで父親と同じ道へ進まれたそうです。
二枚目スターとして名高い父と比較され、「お父さんは二枚目だったのにねぇ…」と言われる事も多く「心が折れそうになった」という中井さんですが、数多くの映画・ドラマ・舞台に出演されシリアスからコメディまで、どの作品でも存在感を放たれています。
主演を務められたWOWOW開局30周年記念の連続ドラマW「華麗なる一族」は終わり、現在は”天海祐希”さんと夫婦役を演じられている「キリンホームタップ」のCMのコミカルな中井さんが超可愛いです。
キリン ホームタップ あのおいしさ篇 30秒
「この歳になったからこそ、今からもういっぺんエンジンをかけていかないといけない」「元気で80才まで仕事ができるようにを目指していますね」
と、語られていた中井さんはジムへ通い筋力トレーニングや水泳を日課にされ、還暦を迎えられた現在もスタイルを維持されているようです。(予想外のムキムキだそうですよ。)
”中井貴一”さんのお仕事情報はこちらから▼
時任三郎(岩田健一)
「監察医朝顔2」放送終了!
— 時任 三郎 (@tokito36) March 22, 2021
2クールに渡ってご視聴ありがとうございました。
素敵なスタッフと共演者の皆さんに囲まれて幸せな時間でした。
一生忘れない仕事になりました。
この作品に関わったすべての人に感謝です。
ありがとう!#監察医朝顔 #朝顔 #最終回 #上野樹里 #時任三郎 #クランクアップ pic.twitter.com/eAjutk5kvj
生年月:1958年2月4日(63歳)
出生地:東京都世田谷区
出身地:大阪府松原市
職業:俳優、歌手
活動期間:1980年~
所属事務所:株式会社SUBTIME
1980年 舞台「ヘアー」で俳優デビュー。
1981年 「川の流れを抱いて眠りたい」で歌手デビュー。
そして、1983年に出演されたドラマ「ふぞろいの林檎たち」で一気にブレイクされました。
その後 多くのドラマや映画に出演し演技力が高く評価され、1984年と1987年に「日本アカデミー賞優秀主演男優賞」を受賞。
”藤谷美和子”さんと共演された映画「海燕ジョーの奇跡」良かったです。
1988年 栄養ドリンク「リゲイン」の初代CMキャラクターに起用される。
「24時間タタカエマスカ」というキャッチコピー覚えてますか?
「牛若丸三郎太」というキャラクターがじわじわと人気になり、CMで時任さんが歌われた「勇気のしるし」はシングルカットされ大ヒットとなりました。
著:石原真理子