【ドラえもん のび太と雲の王国】
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原作は藤子・F・不二雄で、映画版では製作総指揮・脚本も務めた。
地上人の環境破壊への報復として、地上文明を大洪水によって滅亡させようと計画する天上人と、ドラえもんとのび太達の戦いを描いた作品。
環境破壊に対する「自然の怒り」を天上人という概念を介して描いており、ドラえもん映画作品のなかでは『のび太とアニマル惑星』と並んで環境問題を大々的に告発した作品のひとつ。
『あらすじ』
雲の上には本当に天国があると信じてそれを同級生(ジャイアン・スネ夫)に馬鹿にされたのび太に、ドラえもんは雲の上に自分たちで理想の王国を作ろうと提案する。
紆余曲折があったものの、仲間たちの協力を得て雲の王国はついに完成。しかし、王国で遊んでいる途中偶然に、本当に天上人の住む雲の上の世界があることを発見する。自然に恵まれ絶滅動物が多数生息するその雲は、絶滅動物の保護地区だった。
そこの監察員パルパルに連れられ、施設に移動する5人。友好的に見えたパルパルだが、天上界では「動植物と地上人をあらかじめ天上界に避難させ、大洪水で地上文明を洗い流して破壊する」という恐ろしい方策「ノア計画」(ノアの箱舟)が実行されようとしていた。
紆余曲折があったものの、仲間たちの協力を得て雲の王国はついに完成。しかし、王国で遊んでいる途中偶然に、本当に天上人の住む雲の上の世界があることを発見する。自然に恵まれ絶滅動物が多数生息するその雲は、絶滅動物の保護地区だった。
そこの監察員パルパルに連れられ、施設に移動する5人。友好的に見えたパルパルだが、天上界では「動植物と地上人をあらかじめ天上界に避難させ、大洪水で地上文明を洗い流して破壊する」という恐ろしい方策「ノア計画」(ノアの箱舟)が実行されようとしていた。
ノアの箱舟
旧約聖書の『創世記』(6章-9章)に登場する、大洪水にまつわる、ノアの方舟物語の事。または、その物語中の主人公ノアとその家族、多種の動物を乗せた方舟自体を指す。「はこぶね」は「方舟」のほか、「箱舟」「箱船」などとも記される。
・『シュメルの洪水神話』(粘土板)における記述
・『ギルガメシュ叙事詩』における記述
・『創世記』における記述
諸説あるようですね。
・『シュメルの洪水神話』(粘土板)における記述
・『ギルガメシュ叙事詩』における記述
・『創世記』における記述
諸説あるようですね。
この映画のキャラクター
【パルパル】
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天上世界の絶滅動物保護州管理員の女性。普段は優しい態度をとっているが、他の天上人と同じく地上人を強く敵視しており、地上人は絶対な悪と考え、ノア計画が横暴な物であることを承知で世界を救うためと非情な態度を取るが、ドラえもん達と行動を共にするうちに、地上人の全てが悪人ばかりではないと、理解を示すようになっていく。終盤では天上人を救ったのび太らを味方となるシーンもあり、実質、敵でもあるが味方でもある。
【グリオ】
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天上世界の絶滅動物保護州管理員の男性。天上人こそ正義と考え、地上人を敵視しており、ドラえもん達がノア計画に感づいた時も「地上人は狡猾で油断がならない」と思うなど差別的態度を隠す事も無い。仮面をかぶっていて、素顔は不明。
【大統領】
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【ダガロ】
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漁の途中で船が難破し、無人島にいたところをノア計画の実験に巻き込まれ、天上人によって父親や祖父と共に天上世界に吸い上げられた少年。雲の上で暮らす天上人を神様だと思い込み地上での暮らしへの未練を完全になくしている祖父とは異なり、天上人に強い不信感を抱いている。