『エルフ・17』とは?
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『エルフ・17』(エルフ・セブンティーン)は、山本貴嗣による日本の漫画作品。『月刊コミコミ』(白泉社)にて1985年1月号から1988年11月号まで連載された。全41話+番外編1話。掲載誌が突然休刊した為、エピソードの途中で終ったが、単行本化や復刻の際にも加筆はされておらず、完結していない。1987年には同タイトルでOVA化された。
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OVA版『エルフ・17』の本編動画・ストーリー
銀河大武術トーナメントの決勝戦に、飛び入り参加したエルフのルウ。決勝戦に進出した二人の戦士をいとも簡単に倒してしまい、優勝を手にしました。
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トーナメントの開催者は銀河帝国の皇子マスカット・タイラーで、その目的は、お忍びの銀河旅行に連れていくお供を探すためだったと言います。好奇心旺盛のルウは二つ返事で皇子の申し出を受けますが、その矢先に、トーナメントでルウが倒したパワードスーツの戦士K・Kが現れ、ルウに再戦を申し込むのでした。
戦いが始まると、またしても圧倒的な強さを強さを見せるルウ。しかし、K・Kはエルフの弱点をつき、マタタビと除虫菊から抽出したエキスを噴射します。たちまちルウは意識を失ない、深い眠りについてしまいます。
再戦の結果はK・Kが勝利し、皇子はルウとK・Kの二人をお供にするのでした。こうして三人のお忍び銀河旅行が始まるのですが、なぜか宇宙船が故障し、近くにあった惑星に不時着する事態に…
戦いが始まると、またしても圧倒的な強さを強さを見せるルウ。しかし、K・Kはエルフの弱点をつき、マタタビと除虫菊から抽出したエキスを噴射します。たちまちルウは意識を失ない、深い眠りについてしまいます。
再戦の結果はK・Kが勝利し、皇子はルウとK・Kの二人をお供にするのでした。こうして三人のお忍び銀河旅行が始まるのですが、なぜか宇宙船が故障し、近くにあった惑星に不時着する事態に…
OVA版『エルフ・17』の魅力とは?
名作時代劇を思わせる構成
皇子が二人の戦士をお供にし、お忍びの旅をするというストーリー性。その内容に、あの時代劇を思い浮かべてしまう視聴者は多いのではないでしょうか。
『水戸黄門』
まさに『エルフ・17』は、SF版『水戸黄門』といえるものです。
本編では、皇子の側近が「このお方を誰だと心得る~」といったセリフとともに正体を明かす場面もありました。
本編では、皇子の側近が「このお方を誰だと心得る~」といったセリフとともに正体を明かす場面もありました。
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意図的に『水戸黄門』を意識した構成となってており、インスパイアした場面では、多くの視聴者が笑ってしまうはずです。
(堂々とパクッてる…)
そう思えて、吹き出してしまうことでしょう。
(堂々とパクッてる…)
そう思えて、吹き出してしまうことでしょう。
皇子のキャラクター性
その立場に甘んじて、決して偉そうな態度をとることがない皇子マスカット・タイラーに好感をもつ視聴者は多いでしょう。
声優に、神谷明さんを起用しているのも納得です。神谷明さんといえば、『北斗の拳』主人公のケンシロウ、『シティーハンター』主人公の冴羽リョウといったキャラクターが脳裏を過りますが、意外と王族・御曹司といったキャラクターも演じておられます。
声優に、神谷明さんを起用しているのも納得です。神谷明さんといえば、『北斗の拳』主人公のケンシロウ、『シティーハンター』主人公の冴羽リョウといったキャラクターが脳裏を過りますが、意外と王族・御曹司といったキャラクターも演じておられます。
キン肉スグル /『キン肉マン』
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面堂終太郎 /『うる星やつら』
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このような面々が挙げられるでしょうか。
いずれも王族・御曹司という、『エルフ・17』の皇子にも類似したキャラクター性ながら、少し抜けているところもあって愛着がもてる人物ですよね。神谷明さんの見事な仕事ぶりが光っていて、ぜひ注目してほしいポイントです。
いずれも王族・御曹司という、『エルフ・17』の皇子にも類似したキャラクター性ながら、少し抜けているところもあって愛着がもてる人物ですよね。神谷明さんの見事な仕事ぶりが光っていて、ぜひ注目してほしいポイントです。
パワードスーツ戦士K・Kの印象
格闘戦トーナメントのはずなのに、パワードスーツ姿で現れて平然と銃火器を使うK・K。その登場からツッコミどころは多いですが、その声優に起用されているのは矢尾一樹さんで、勢いの良さを感じさせるキャラクターを多く演じておられます。
矢尾一樹さんも、神谷明さんと並ぶレジェンド級の声優ですよね。矢尾一樹さんとロボットアニメという組み合わせで、その出演作品をピックアップしてみると…
矢尾一樹さんも、神谷明さんと並ぶレジェンド級の声優ですよね。矢尾一樹さんとロボットアニメという組み合わせで、その出演作品をピックアップしてみると…
藤原忍 /『超獣機神ダンクーガ』
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出版社 :白泉社
掲載紙 :月刊コミコミ
連載期間:1985年~1988年
巻数 :全8巻