オールマン・ブラザーズ・バンドの「フィルモア・イースト・ライヴ」に文句を言えるヤツなどいない。
2016年10月13日 更新

オールマン・ブラザーズ・バンドの「フィルモア・イースト・ライヴ」に文句を言えるヤツなどいない。

「フィルモア・イースト・ライヴ」は、オールマン・ブラザーズ・バンドの代表作にしてライブアルバムの金字塔です。1曲目は4分17秒と若干演奏時間が長めなのですが、実はアルバムの中ではこれが一番短い曲です。そして最後の曲に至っては23分3秒にも及びます。長い。とても長いのですが聴き始めると退屈するどころかあっという間に終わってしまう感じです。もっと長くてもいい、そんな気にさせるオールマン・ブラザーズ・バンドをお勧めします。

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The Allman Brothers Band

The Allman Brothers Band

The Allman Brothers Band

オールマン・ブラザーズ・バンドは、1969年にギタリストであるデュアン・オールマンが中心となり結成。ツイン・リード・ギターとツイン・ドラムスという特徴あるバンド構成でブルースをベースとしたサザン・ロックの基礎を築き上げました。
長いインプロビゼーションなど、独自のサウンドを誇っています。

メンバー構成は、
グレッグ・オールマン(ボーカル、オルガン、ピアノ)
デュアン・オールマン(リードギター、スライドギター、アコースティック・ギター)
ディッキー・ベッツ (リードギター)
ベリー・オークリー(ベース)
ジェイ・ジョハンソン (ドラムス、コンガ)
ブッチ・トラックス (ドラムス、ティンバレス、マラカス)

いづれも素晴らしいミュージシャンですが、なかでも初代リーダーを務めたデュアン・オールマンのスライドギターによる即興演奏は、数多くのミュージシャンに多大な影響を与えました。
Duane Allman

Duane Allman

出生名:Howard Duane Allman
別名:スカイドッグ(Skydog)
生誕:1946年11月20日
出身地:アメリカ合衆国 テネシー州ナッシュビル
死没;1971年10月29日(満24歳没)
デュアン・オールマンは、マッスルショールズのスタジオ・セッション・ギタリストとしてアレサ・フランクリン、ウィルソン・ピケットなどのレコーディングに参加し徐々に名を上げていきます。
同時にブッチ・トラックス、ディッキー・ベッツ、ベリー・オークリー、ジェイ・ジョハンソン等とセッションを繰り返しており、弟のグレッグ・オールマンを参加させたことでオールマン・ブラザーズ・バンドが誕生します。1969年3月のことです。

ファースト・アルバムは同年11月に「オールマン・ブラザーズ・バンド」として発売されました。
オールマン・ブラザーズ・バンド

オールマン・ブラザーズ・バンド

1969年リリース

【収録曲】
1.ドント・ウォント・ユー・ノー・モア
2.ノット・マイ・クロス
3.腹黒い女
4.トラブル・ノー・モア
5.ハングリー・ウーマン
6.夢
7.ウィッピング・ポスト
70年代を前に、まさにサザン・ロックの幕開けを告げる本作。
基本的にはブルースですが、その泥臭く豪快なサウンドは唯一無二のもの。

The Allman Brothers Band - Whipping Post - 9/23/1970 - Fillmore East (Official)

ウィッピング・ポスト
素晴らしいアルバムではありますが、全米188位とセースル的には厳しい出だしとなりました。

Idlewild South

ライブでの定番曲「エリザベス・リードの追憶」は、1970年に発売された2枚目のアルバム「アイドルワイルド・サウス」に収められています。
本作はチャート・アクションこそ最高位全米38位と大ヒットとまではいかなかったものの、「エリザベス・リードの追憶」をはじめ収録曲は粒ぞろいです。

シングル・カットされた「リヴァイヴァル」は全米92位となっています。
アイドルワイルド・サウス

アイドルワイルド・サウス

1970年リリース

【収録曲】
1.リヴァイヴァル
2.キープ・ミー・ワンダリン
3.ミッドナイト・ライダー
4.エリザベス・リードの追憶
5.フーチー・クーチー・マン
6.プリーズ・コール・ホーム
7.マイ・ブルース・アット・ホーム
出典 amass.jp
ファースト・アルバムに比べ、いろいろな曲調を含むセカンド。1枚目にあった硬さは取れ、後年のレイドバックした雰囲気の原型がある。ディッキー・ベッツの曲はこのアルバムから演奏されるようになった。このあとお決まりとなったアルバム毎の長尺インストナンバーもここから始まったわけだが、「エリザベス・リードの追憶」は、まさにオールマンズの幅広い音楽性を示す名曲である。

The Allman Brothers Band - Revival

リヴァイヴァル
ライブでデュアン・オールマンのプレイを目にしたエリック・クラプトンが自身のバンドであるデレク・アンド・ザ・ドミノスのレコーディング参加を要請し実現したのが名盤の誉れ高い「いとしのレイラ」です。
デュアン・オールマンは、14曲中11曲で素晴らしいリード及びスライドギターを演奏しています。

Derek & The Dominos Layla.

胸を鷲掴みされるようなデュアン・オールマンのスライドギターが最高です!

At Fillmore East

オールマン・ブラザーズ・バンドの代表作である「フィルモア・イースト・ライヴ」は1971年に発売され、2枚組のライブ・アルバムであったにも関わらず全米13位のヒットとなりました。

フィルモア・イーストとは、ニューヨークで1968年から1971年まで存続していたロック系のライブハウスです。当時のロック界における重要なコンサートがいくつもこの会場で行なわれています。
そのフィルモア・イーストで、1971年3月12日から13日にかけて1日に2回ずつ公演が行われ、それら4公演の中から抜粋されたのが本作です。
フィルモア・イースト・ライヴ

フィルモア・イースト・ライヴ

1971年リリース

【収録曲】
1.ステイツボロ・ブルース
2.誰かが悪かったのさ
3.ストーミー・マンデイ
4.ユー・ドント・ラヴ・ミー
5.アトランタの暑い日
6.エリザベス・リードの追憶
7.ウィッピング・ポスト
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