「グリコ・森永」「赤報隊」「少年A」を担当者した元捜査一課長が極秘捜査の内幕を初告白!『二本の棘』が好評発売中!!
株式会社KADOKAWAより、「少年A」を検挙した元兵庫県警捜査一課長・山下征士氏によるノンフィクション『二本の棘』が現在好評発売中です。価格は1870円(税込)。
表紙はこちらです!
『二本の棘』は、著者が担当するも未解決に終わった「グリコ・森永」事件、「赤報隊」事件、捜査一課長としてわずかな手がかりから逮捕に至った「少年A」の事件など、捜査の過程や犯人の目星、逮捕の舞台裏に迫ったノンフィクション。捜査当時、どんな資料を警察や専門家が用いたのか。実際の捜査資料を元に、昭和・平成に起きた重大17事件の内幕を明かします。
「少年A」を逮捕するに至った極秘捜査90日間の詳細を初公開!
少年Aに対する容疑性が格段に強まった要素は、先の5月13日に起きた同級生脅迫事件のほかに2つあった。それが、事件直後の職務質問と、Aが過去に書いた「作文」の入手である。(中略)事件発生当初はこの職質もさほど注目されなかったが、すぐにAの存在が捜査線上に浮かぶと、この職質の内容が俄にわかに重要性を帯びてくることになった。
「神戸児童連続殺傷事件」から2022年5月で25年を迎えます。少年が起こした凄惨な事件を風化してはならないという思いから、当時の捜査を指揮した元兵庫県警捜査一課長が、極秘捜査の経緯を本書で初めて公開しました。「少年A」がマーク対象となったのは、直径3ミリの「血痕」とのこと。詳細については、本書で確認しておきましょう。
目次(一部抜粋)
◆1章 神戸連続児童殺傷事件
チャート図に掲載された「14歳少年A」の実名/神戸新聞社に送られた声明文/6人の幹部たちに限定した「捜査会議」/少年Aを「シロにする」捜査/職質で確認された直径3ミリの「血痕」/ダンテ『神曲』に影響された作文/極秘に進められた早朝の任意同行
◆2章 グリコ・森永事件
秘密主義で進められた捜査/「焼き切り」で割られていたガラス/大阪府警と兵庫県警の主導権争い/「キツネ目の男」と7つの音声
◆3章 ノンキャリ刑事の青春 昭和事件簿1
「国鉄集団スリ事件」/北朝鮮工作員が上陸した「切浜事件」
◆4章 亡き者たちのために 昭和事件簿2
駅へと続いていく「ルミノール反応」/新・指紋照合システムによる事件解決「第1号案件」/特捜部長が語った「取り調べに必要なもの」/「編物教室女性殺人事件」
◆5章 朝日新聞阪神支局襲撃事件 「赤報隊」を追って
新聞社「デスク十戒」が示すもの/2種類の「赤報隊」犯行声明/休日の夜に響き渡った銃声/目撃された不審な「白のマーク2」/始動した朝日新聞の「特命チーム」/「疑惑の中心地」からの肉声
チャート図に掲載された「14歳少年A」の実名/神戸新聞社に送られた声明文/6人の幹部たちに限定した「捜査会議」/少年Aを「シロにする」捜査/職質で確認された直径3ミリの「血痕」/ダンテ『神曲』に影響された作文/極秘に進められた早朝の任意同行
◆2章 グリコ・森永事件
秘密主義で進められた捜査/「焼き切り」で割られていたガラス/大阪府警と兵庫県警の主導権争い/「キツネ目の男」と7つの音声
◆3章 ノンキャリ刑事の青春 昭和事件簿1
「国鉄集団スリ事件」/北朝鮮工作員が上陸した「切浜事件」
◆4章 亡き者たちのために 昭和事件簿2
駅へと続いていく「ルミノール反応」/新・指紋照合システムによる事件解決「第1号案件」/特捜部長が語った「取り調べに必要なもの」/「編物教室女性殺人事件」
◆5章 朝日新聞阪神支局襲撃事件 「赤報隊」を追って
新聞社「デスク十戒」が示すもの/2種類の「赤報隊」犯行声明/休日の夜に響き渡った銃声/目撃された不審な「白のマーク2」/始動した朝日新聞の「特命チーム」/「疑惑の中心地」からの肉声
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書籍概要
書名:『二本の棘』
著者:山下征士
発売日:2022年3月2日(水)※電子書籍同日配信予定
定価:1,870円(本体1,700円+税)
発行:KADOKAWA
判型:四六判
頁数:280ページ
著者:山下征士
発売日:2022年3月2日(水)※電子書籍同日配信予定
定価:1,870円(本体1,700円+税)
発行:KADOKAWA
判型:四六判
頁数:280ページ
著者略歴
山下征士(やました・せいし)
1938年鹿児島県生まれ。鹿児島県立甲南高等学校卒業後、1958年兵庫県警巡査を拝命。捜査三課、捜査一課で刑事畑を歩む。1980年代の未解決事件「グリコ・森永事件」「朝日新聞阪神支局襲撃事件」の捜査を担当。1997年の「神戸連続児童殺傷事件」では捜査一課長として現場を指揮し、解決に導いた。1998年、伊丹署長を最後に退職。最終職階は警視正。
1938年鹿児島県生まれ。鹿児島県立甲南高等学校卒業後、1958年兵庫県警巡査を拝命。捜査三課、捜査一課で刑事畑を歩む。1980年代の未解決事件「グリコ・森永事件」「朝日新聞阪神支局襲撃事件」の捜査を担当。1997年の「神戸連続児童殺傷事件」では捜査一課長として現場を指揮し、解決に導いた。1998年、伊丹署長を最後に退職。最終職階は警視正。
懐かしの事件を特集したミドルエッジの記事の数々!!
「グリコ・森永」「赤報隊」「少年A」という、ミドル世代にとっては忘れることの出来ない事件の数々。ミドルエッジでは、これらの事件以外にも、昭和から平成に起こった数々の印象的な事件について特集しています。ここではその中からいくつかご紹介したいと思います。
毒入りコーラ事件の全貌!
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