寅さんへの追悼映画
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「虹をつかむ男」は、渥美清さんの急逝により製作が打ち切りとなった「男はつらいよ 寅次郎花へんろ」に出演予定だった、西田敏行さんが主役を演じた作品です。
寅さんのマドンナ役に予定されていた田中裕子ほか、寅さんファミリーが勢揃いした映画で、渥美さんに捧げる追悼作品でもあります。
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『男はつらいよ』第49作のタイトルは『男はつらいよ 寅次郎花へんろ』、ロケ地が決まり、秋からの撮影を控えていた。
しかし、同年8月4日に渥美清が死去したことにより制作が不可能になり、『男はつらいよ』シリーズは終了することとなった。
『虹をつかむ男』は渥美を追悼して、『寅次郎花へんろ』の公開予定日であった1996年12月28日に公開された。
「渥美清に捧げる」作品の為か、エンディングテーマに渥美清の歌っている『男はつらいよ』が流されるようになっている。
ただ、逆に言えば、『男はつらいよ』シリーズではない別作品なのに、ちょっと『男はつらいよ』の名残を残しすぎ。
「虹をつかむ男」のあらすじ
職もなく、親とケンカして家を出た平山亮は、旅の末、徳島の小さな町に辿り着く。
亮はそこで無類の映画好き白銀活男が経営する古ぼけたオデオン座という映画館でアルバイトとして働き始める。
活男は幼馴染みの未亡人・八重子に惚れていたが、それを口にすることはなかった。そんな活男を亮は叱咤するのだったが……。
虹をつかむ男(予告) - YouTube
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作品データ
監督 山田洋次
脚本 山田洋次、朝間義隆
出演 西田敏行、吉岡秀隆、田中裕子等
公開 1996年(平成8年)
配給 松竹
時間 120分
脚本 山田洋次、朝間義隆
出演 西田敏行、吉岡秀隆、田中裕子等
公開 1996年(平成8年)
配給 松竹
時間 120分
まるで寅さんです!惚れた女と結ばれない主人公
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活男は八重子が開く喫茶店“カサブランカ”に毎日顔を出しては映画談議を繰り広げるが、彼女への想いだけは口にすることができないでいた。
活男は巡回映画にも出かけ、名画を上映していく。
そんな時、八重子の父親が急死し、活男は八重子の口から、亡夫の同僚と結婚して大阪に行くことを聞かされる。八重子は活男の気持ちを知りつつ応えられないことを泣きながら告げるのだった。
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マドンナ
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本作では、見事に未亡人・八重子役を演じました。
活男の想いを知りながら、受け止められなく涙するその姿に感動しました。
どの役でも、すっと役に入り込める演技力は、現在も健在ですね!
活男の想いを知りながら、受け止められなく涙するその姿に感動しました。
どの役でも、すっと役に入り込める演技力は、現在も健在ですね!