屈指の名作と呼ばれる「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」の特集です!
2017年1月31日 更新

屈指の名作と呼ばれる「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」の特集です!

とらやに泊まったおじいさんは日本を代表する人でした。

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この作品のキャッチコピーがなんとも切ないです

「夕焼け雲に想いを託す 寅の心はあの赤とんぼだけが知っている!」
相変わらず気前のいい寅さんが見られます!

相変わらず気前のいい寅さんが見られます!

「寅次郎夕焼け小焼け」のあらすじ

 “男はつらいよ”シリーズ第17作目。風変りな日本画壇の大御所の老人とチャーミングな芸者を相手に義理人情に篤い寅さんが奮闘するシリーズの中でも人気の1本。春、4月。葛飾柴又。久しぶりに東京に戻ってきた寅は、飲み屋で見知らぬ老人と意気投合、そのまま“とらや”に連れ立って帰ってみると、なんと老人は日本画の大家・青観だった。数日後、兵庫で青観と再会した寅は、料亭の接待に同行し、そこで美人芸者のぼたんにひと目ぼれしてしまう……。
日本画の大家・池ノ内青観

日本画の大家・池ノ内青観

最初はただの呑んだくれだと思ってましたよ
宿屋と勘違いして、とらやの面々にも態度がデカイです!
おじいさんのお礼はお金になりました

おじいさんのお礼はお金になりました

サッと描いた絵を古本屋に持っていくと「7万円」と言われ、おったまげる寅さん。

作品データ

監督 山田洋次
脚本 山田洋次、 朝間義隆
出演 渥美清、倍賞千恵子、下條正巳、前田吟、太宰久雄、宇野重吉、太地喜和子等
公開 1976年(昭和51年)
配給 松竹
時間 109分

今回のマドンナはこの人!

太地喜和子

太地喜和子

芸者ぼたん役の太地喜和子さん
高校在学中に東映ニューフェースに合格し、志村妙子の芸名で映画デビュー。その後、俳優座を経て、文学座へ入り、舞台、映画、テレビで活躍。『喜劇 男の泣きどころ』(73年)や『喜劇 男の腕だめし』(74年)などの松竹喜劇や、『新座頭市物語 折れた杖』(72年)や『悪名 縄張り荒らし』(74年)などのヒットシリーズに助演しても、独特の存在感を示した。文学座のトップ女優として円熟期を迎えた1992年、不慮の事故で急逝。寅さんと抜群の相性のマドンナ、ぼたん役は永遠にファンの胸に残っている。

三國連太郎さんとの大恋愛も

太地喜和子さんは、デビューしたばかりの頃に当時すでにベテラン俳優として活躍していた三國連太郎さんと燃えるような大恋愛をしたそうです。しかもその恋愛とは不倫だったようです・・
大物との燃えるような恋ですか、デビューまもない娘さんが!
彼女もすでに大物でした!

日本画の大家・池ノ内青観の大恋愛は?

初恋の想い出は色褪せません。

初恋の想い出は色褪せません。

兵庫県・竜野。青観が生まれ故郷の竜野へ市の招待で来た時、偶然、寅と会った。市の役人は、青観と親しく話す寅をすっかり青観の弟子と勘違いして、二人を料亭で大歓迎。美人芸者のぼたんの心ゆく接待にすっかりご機嫌の寅。翌日、用事があると言って出かけた青観の代理で、寅は市の観光課長の案内で、昼は市内見物、夜はぼたんを連れてキャバレーやバーの豪遊に、観光課長も大弱り。その頃、青観は初恋の人を訪ねて帰らぬ遠い青春時代の感傷にひたっていた。
大柄な態度を取る酔っ払いだけど、やはり画家の心は繊細です。


ん?


あれ??


こち亀で似たような話があった気が・・・

「画家の話、見つかりましたよ」バラ珍の紳助風に!

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