概要
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『迷宮状の地下空間でロボットが活躍するゲーム』を目指していたフロム・ソフトウェアが、キングスフィールドの開発によって蓄積したノウハウを生かして制作されたためか、次作以降と比べ地下迷宮の探索ミッションが多い。またプレイヤーには組織間の対立が元凶の依頼が来るだけで、世界観の全体像は説明書の短い解説の他、ミッション前に提示される情報とメールで断片的にしか知ることができず、主人公には明確な目標もないなどストーリーが掴みにくい構成である。
主人公の姿が画面に映らず『レイヴン』や『おまえ』という没個性な呼ばれ方は、以降のシリーズでも定番となった。しかし次作以降では主人公の周囲の人間はキャラクター性が強化されているため、シリーズを通しても本作の会話の少なさは際立っている。
カスタマイズメカアクション『アーマード・コア』の記念すべき一作目。ファンの間では『初代』または『AC』と呼ばれています。
巨大兵器「アーマード・コア(AC)」を操る傭兵「レイヴン」となって、企業が国家にとって代わった世界で、企業や、とある個人、テロリストからの薄汚い依頼をこなしていきます。
ACは頭・胴(コア)・腕・足・ブースター・FCS(火器管制装置)・ジェネレーター(原動機)・左右の背部装備および腕部武器・オプショナルパーツで構成されており、同じカテゴリであればあらゆるパーツに互換性があります。このうち背部装備・腕部装備・オプショナルパーツ以外は必ず必要になります。
性能とは数値的には一切無関係な「各パーツの非常に細かい塗装指定」や「自分で打ったドット絵をエンブレムとして使用可能」といった点も、機体に愛着を湧かせる要素として高評価されています。
巨大兵器「アーマード・コア(AC)」を操る傭兵「レイヴン」となって、企業が国家にとって代わった世界で、企業や、とある個人、テロリストからの薄汚い依頼をこなしていきます。
ACは頭・胴(コア)・腕・足・ブースター・FCS(火器管制装置)・ジェネレーター(原動機)・左右の背部装備および腕部武器・オプショナルパーツで構成されており、同じカテゴリであればあらゆるパーツに互換性があります。このうち背部装備・腕部装備・オプショナルパーツ以外は必ず必要になります。
性能とは数値的には一切無関係な「各パーツの非常に細かい塗装指定」や「自分で打ったドット絵をエンブレムとして使用可能」といった点も、機体に愛着を湧かせる要素として高評価されています。
ストーリー
『大破壊』と呼ばれる最終戦争によって、人類が地上を追われ、その居住を大地の底に移して半世紀。「国家」という概念は既に無かったが、それに代わって台頭した「企業」同士の争いは終わる事はなかった。
総てが「企業」に管理される世界で、唯一、それに含まれない存在があった。
報酬によって依頼を遂行し、何にも組みしない傭兵。
彼らを人は「レイヴン」と呼んだ。
総てが「企業」に管理される世界で、唯一、それに含まれない存在があった。
報酬によって依頼を遂行し、何にも組みしない傭兵。
彼らを人は「レイヴン」と呼んだ。
実際の動画
『アーマードコア』OP~デモプレイ
OPからでもプレイまでの動画ですが、雰囲気は伝わったでしょうか。
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長所
埃っぽい世界観と、それを演出する様々な台詞や音楽
ミッションの状況にマッチしたテクノを主体とする楽曲は、今でも名曲と評価されています。またミッションによっては無音であったり、環境音が鳴り響くだけであったりと、雰囲気の盛り上げ方が上手いです。
台詞は後発の作品に比べて特徴的なものこそ少ないものの、世界観の演出に一役買っています。
キャラ絵が無い事や長時間の無音状態は、一般的には短所としてみなされがちな点です。しかし本作では、それが無機質な世界観や、無音の空間に自機の駆動音のみが響くという臨場感をうまく演出しています。
台詞は後発の作品に比べて特徴的なものこそ少ないものの、世界観の演出に一役買っています。
キャラ絵が無い事や長時間の無音状態は、一般的には短所としてみなされがちな点です。しかし本作では、それが無機質な世界観や、無音の空間に自機の駆動音のみが響くという臨場感をうまく演出しています。
当時としては革新的な3Dグラフィック
さすがに現在の基準で考えれば見劣りはしますが、その水準はPSソフト全体で見てもかなり高いです。
膨大なパーツ量
最も少ないコア(胴体パーツ)でも3種類あり、全てが一長一短の性能を持っています。
パーツも攻撃や防御の性能に加え、燃料消費・重量等様々な性能があり組応えは抜群です。
脚部パーツは「人型2脚」「逆関節2脚」「4脚ホバー」「タンク」の4種類があり、外見を特徴づけるだけでなく脚部カテゴリごとに全く異なる性能・特性を持ちます。
一部パーツは店頭では購入できず、ミッションをクリアする事で入手したり、ミッションステージ中に隠されていたりします。これを探すのも楽しみのひとつですね。
ショップでは購入価格と売却価格が同じになっており、試行錯誤しながら気軽に組み換え可能です。非売品を売却しても同じ価格で買い戻せる。
これらのパーツを、腕部重量制限、左記を含む脚部重量制限の内で組み上げていきます。
また、裏技的な「強化人間」やミッションオールクリア特典の「重量オーバー免除」などお遊び要素もあり、バリエーション豊かなパーツ組みを楽しめます。
パーツも攻撃や防御の性能に加え、燃料消費・重量等様々な性能があり組応えは抜群です。
脚部パーツは「人型2脚」「逆関節2脚」「4脚ホバー」「タンク」の4種類があり、外見を特徴づけるだけでなく脚部カテゴリごとに全く異なる性能・特性を持ちます。
一部パーツは店頭では購入できず、ミッションをクリアする事で入手したり、ミッションステージ中に隠されていたりします。これを探すのも楽しみのひとつですね。
ショップでは購入価格と売却価格が同じになっており、試行錯誤しながら気軽に組み換え可能です。非売品を売却しても同じ価格で買い戻せる。
これらのパーツを、腕部重量制限、左記を含む脚部重量制限の内で組み上げていきます。
また、裏技的な「強化人間」やミッションオールクリア特典の「重量オーバー免除」などお遊び要素もあり、バリエーション豊かなパーツ組みを楽しめます。
多種多様なミッション
単純に敵を撃破するだけのものから、奥地からアイテムを回収してくる、施設の防衛等、シチュエーションは幅広く用意されています。
1作目にして現在でもシリーズ1、2を争うミッション量。対立する陣営から同時にミッションを依頼される場合もあり、選んだミッションによってその後のシナリオに変化が生じます。
1作目にして現在でもシリーズ1、2を争うミッション量。対立する陣営から同時にミッションを依頼される場合もあり、選んだミッションによってその後のシナリオに変化が生じます。
爽快感に優れたアクション面
移動がとにかく速くブースターを使った三次元移動や、敵の弾幕をかいくぐって進む場面などの、自機を動かす際の体感速度は素晴らしいです。
フレームレートの関係から、古参のプレイヤーからは「ロデオ」と評される妙な慣性がつきます。現行シリーズから見れば荒っぽい挙動ではありますが、この独特の操作感こそ初代の魅力であると言うプレイヤーも。
フレームレートの関係から、古参のプレイヤーからは「ロデオ」と評される妙な慣性がつきます。現行シリーズから見れば荒っぽい挙動ではありますが、この独特の操作感こそ初代の魅力であると言うプレイヤーも。
ちなみに「TPS」とはサードパーソン・シューティングゲームの略称で、ゲーム等における主人公を追う第三者視点でゲーム中の世界・空間を任意で移動でき、武器もしくは素手などを用いて戦うアクションゲームのことです。