『機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー』のモビルスーツたち
2017年3月16日 更新

『機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー』のモビルスーツたち

一部の機体は設定的には後年にあたる『機動戦士Ζガンダム』の機体を凌駕する過大な性能を擁するが、ストーリーは最終的に、地球連邦軍の不祥事隠しのためガンダム開発計画そのものを抹消。歴史から高性能機の存在を消し去ることで、設定の統合性を測っている。今回はそれらの機体を含め、劇中に登場した機体を全てご紹介させていただきます。

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ステイメンのみでの登場は殆どなかったです。補給中に敵襲を受けたとき慌てて迎撃に向かった時ぐらいでオーキスとの合体したデンドロビウムとしてしかこれといった登場シーンはなかったかと思います。ただ、ガトーとの最後の戦いの後、オーキスは失ってしましましたが、ステイメン自体はほとんど無傷のまま残り、GP開発計画の抹消とともに機体も不明となっているようです。
RX-78GP03 デンドロビウム(オーキス)

RX-78GP03 デンドロビウム(オーキス)

全高 38.5m
全長 140.0m(メガ・ビーム砲含まず / 73.0m)
全幅 62.0m
本体重量 226.4t
全備重量 453.1t
出力 38,900kW
推力 377,500 kg×6
(総推力)2,265,000kg
武装 メガ・ビーム砲×1
大型ビーム・サーベル×2
Iフィールド・ジェネレーター
フレア・ディスペンサー
ビーム・ライフル×1
フォールディング・バズーカ×2
爆導索
大型集束ミサイル
マイクロ・ミサイル
(ほか、任務により各種武器をユニット化して
ウェポンコンテナに収納)
バックスタイル

バックスタイル

ステイメンは、腰部に設置されたテールバインダーを介してオーキスとドッキングし、火器管制と機体制御を行う。オーキスの6基の大型スラスターは艦艇並みの推力を発生し、これを用いて前線に突入、搭載した武装を撃ちまくる様は、さながら「機動弾薬庫」とでも形容すべきものである。その戦闘能力はMS1個大隊にも匹敵し、当時における最大最強の機動兵器である。
こいつはヤバイでしょ!ムサイ級あたりは一撃で撃沈、シーマ艦隊の旗艦も一撃、Iフィールド・ジェネレーター&フレア・ディスペンサーでビームは弾くはミサイル攻撃もかわしちゃうなんて無敵でしょ!とにかく攻撃力が半端じゃなく、MA以上の性能と威力でしたね。下記にこの機体の凄さを分かってもらえる短い動画を張り付けましたので是非ご覧ください。百聞は一見に如かず。です。

Hitachi II - Sky Diver (Video Mix)

RB-79C ボール改(多関節マニピュレータ)

RB-79C ボール改(多関節マニピュレータ)

頭頂高 12.8m
本体重量 17.2t
全備重量 25.0t/49t
装甲材質 超鋼合金ルナ・チタニウム
出力 400kw(540馬力/15,000馬力)
推力 24,000kg
最高速度 マッハ4
武装 180mm(90mm)低反動キャノン砲(標準装備:弾数21)
(RB-79CのデータがないのでRB-79のデータを記載します)
コロニーが地球への落下軌道をとり、これを阻止するべくコロニーの予想軌道上にソーラ・システムIIが展開されるが、その作業と警備のため使用されていたと思われる。作業用アームにサブアームの増設や、姿勢制御用スラスターの追加などの改造が施されている。
ストーリー的にソーラー・レイ準備の為に間に合わせに登場させていた感じですね。諸元データはどこにも見つからないし、どうも存在自体が怪しい気がします。仕事の内容から見て作業用ポッドでも間に合いそうだしこの機体の存在意義はあったのでしょうか?
RGM-79C ジム改

RGM-79C ジム改

頭頂高 18.0m
本体重量 41.2t
全備重量 58.8t
装甲材質 チタン・セラミック複合材
ジェネレーター出力 1,250kW
推力 12,500 kg×4(背部)
1,870 kg×4(足部裏側)
(総推力)57,480kg
武装 ブルパップ・マシンガン
バズーカ
ビームガン
ビームサーベル
60mmバルカン砲
ビームカービン
バックスタイル

バックスタイル

一年戦争末期に量産試作機が完成した後、多数の機体がア・バオア・クー攻略戦に実戦投入された。その後、宇宙世紀0083年には地球連邦軍の主力MSとして運用され、ジムIIの登場まで主力機を務めた
文句なく連邦軍の主力MSとして活躍していました。トリントン基地ではクリーム色と濃紺の塗装をされた教官機がありサウス・バニングが搭乗していました。またGP02追撃中、襲撃されたザメルを機体はボロボロになりながらも撃破していましたね。全体的にはやられキャラとして描かれていますが、機体の信頼感はたかかったようです。
RGM-79 パワード・ジム

RGM-79 パワード・ジム

頭頂高 18.0m
本体重量 46.6t
全備重量 64.2t
装甲材質 チタン・セラミック複合材
ジェネレーター出力 1,650kW
推力 32,000 kg×2(背部)
1,870 kg×4(足部裏側)
(総推力)71,480kg
武装 ブルパップ・マシンガン
ハイパーバズーカ
ビームサーベル
60mmバルカン砲
バックスタイル

バックスタイル

評価用機体として、戦後配備された主力MSであるジム改に大型バックパック、大推力ブースター、両膝用のショック・アブソーバーユニットを装備し、30%増しの推力を発揮したとされている。評価試験機であるので、特に武装の増強は行われておらず、トリントン基地に配備された数機はジム改の装備を使用した。また、型式番号も特に与えられていない。
機体数が少なかったせいか登場場面がよくわからなかったです。画像を見ればバックパックが大型化されているのがわかりますが、映像では塗装で判断するぐらいしかできませんでした。
RGM-79N ジム・カスタム

RGM-79N ジム・カスタム

頭頂高 18.0m
本体重量 42.0t
全備重量 57.6t
装甲材質 チタン合金セラミック複合材
出力 1,420kW
推力 30,000 kg×2(背部)
1,870 kg×4(足部裏側)
(総推力)67,480kg
武装 頭部60mmバルカン砲×2
ビーム・サーベル
ジム・ライフル
ビーム・ライフル
シールド
バックスタイル

バックスタイル

従来のジムの倍近い推力とガンダムタイプ並のジェネレーター出力を持ち、デラーズ紛争前後の連邦製量産機としては最上位機として位置付けられる。劇中でも、本機に搭乗したパイロット達が「旧式のゲルググなら楽なもの」と、一年戦争当時の高性能機を見下す発言をしている。一方で、突出した面の少ない無難な機体特性であり、本機の評価を端的に表現すればコウ・ウラキの「特長がないのが特徴」の言葉に集約される。性能に比例して製造コストも高かったため、実際の配備は少数のエース級パイロットのみにとどまった。
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