監督 - 深作欣二
製作 - 角川春樹
原作 - 鎌田敏夫 『新・里見八犬伝』
プロデューサー - 佐藤雅夫・豊島泉・菅原比呂志
脚本 - 鎌田敏夫・深作欣二
撮影 - 仙元誠三
美術 - 今村力
主題歌 - ジョン・オバニオン 「里見八犬伝」、「八剣士のテーマ (White Light)」
音楽 - NOBODY
アクション - JACコマンド
特撮監督 - 矢島信男
配給 - 東映
映画を見た方の評価はどうでしょう。
敵の城に乗り込んでからは、けっこう楽しめた。巻きものがひゅるひゅる飛ぶのも良かった。ただ薬師丸ひろ子はミスキャストだな。彼女がいて作られる映画なんだろうから企画のミス。お姫様役者じゃないんだ。人気が出た若い娘だとすぐお姫様って、せいぜい60年代までの発想じゃないか。真剣に叫ぶシーンが向かないんだ。彼女は「一途な少女」がいいんだけど、それが内に秘められてる感じが魅力なんで、その点けっこう陰性なの。澄明な冷たさ。そういうところを生かす企画を立てるべきじゃないか(と当時の感想)。終わりのほうで真田君の周りで刀持ってうろうろしてたところなんか、滑稽というか可哀想というか。
誰が何と言おうと、大好きな作品です! 子供の頃TV放映で見て以来、最近になって久々に見たんですが、セットのチープさに愕然としました(笑) 昔の子供向け特撮番組みたいな感じというか、岩が岩に見えない!しかし中途半端なCGなんか使われるより、よっぽどマシです。これはこれで楽しめるし。どんな大作でも、一度見たら忘れてしまうことが多いのに、この作品は結構細かいシーンまで記憶に残ってます。そういう意味では名作かも。特に音楽がイイ!子供ながら洋楽の主題歌を気に入って、その後ずっと覚えてたのはスゴイことです。この作品、海外でも公開したのか、DVDでは英語での海外向けの予告映像も収録されてます。真田さんは「ヘンリー・サナダ」って名前になっててビックリしました(笑) 当時すでにハリウッド・デビューしてたんでしょうか!?この海外版予告も面白いので、ぜひDVDで見て下さい!最後に、志穂美悦子がカッコイイ!!ああいうアクション女優は、もう現れないのかなぁ。
当時中学生だったころに映画館で鑑賞。ところどこお覚えていない箇所があったのでDVDで再視聴。勧善懲悪ものの時代劇ですが、やっぱり悪役の演技は重要だと痛感させられる作品。夏木マリや目黒祐樹等の悪役陣が魔物っぽい怪しさを十二分にかもし出しており非常に面白いと今になても思います。アクションシーンでもさすがJAC、やはり殺陣の間、切れが他と違います。特撮部分については、当時の技術ではあんなもんでしょう。それでも下手なCGを使ったものよりも映画として楽しめました。薬師丸ひろ子のお姫様ぶりもいい感じです。深作欣二監督にはもっと時代劇を作って欲しかった・・・。(亡くなるの早過ぎ・・・。)
BS朝日で 里見八犬伝 !!!
— H a k u . (@A__hrk) May 21, 2016
最後に見たの小5の時くらい.
DVD持ってないからダビしよ. pic.twitter.com/RB6Y3M28qA
プロジェクタが届いたので、適当にBD見てみるかと映したのが1983年の映画「里見八犬伝」https://t.co/EyQO5nprIp
— ヘデュトリウス (@hedhu) May 21, 2016
尼のレビューは皆思い出補正じゃないかと思ってたけど、それもあるんだろうけど、今見ても面白い!最近の下手な邦画よりずっといいじゃないか!