ナタリー・ドロンの魅力を知るには、やはりこの映画しかない!
2022年11月11日 更新

ナタリー・ドロンの魅力を知るには、やはりこの映画しかない!

美しいです。ナタリー・ドロン!彼女の美しさを知るには映画、彼女の魅力を探るには映画、そう青春ラブロマンス映画の傑作「個人教授」を観るほかはありません。

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ナタリー・ドロン

美男美女の夫婦と言われて真っ先に思い浮かぶのがアラン・ドロンとナタリー・ドロン。こんな美人の奥さんをもらったらどんな気分なのだろう?と思うと同時に、これだけの美男子と結婚するってあり得ない!と思わせるカップルです。

それにしてもナタリー・ドロン、キレイですよねぇ。美女という言葉がこれほどピッタリくる人はいないんじゃないかと思います。
本名はフランシーヌ・カノヴァ。フランシーヌですよ、フランシーヌ。なんかイメージにピッタリの名前ではないですか?
ナタリードロン

ナタリードロン

本名:フランシーヌ・カノヴァ (Francine Canovas)
生年月日:1941年8月1日
没年月日:2021年1月21日(79歳没)
出生地:フランス保護領モロッコ・ウジダ
死没地:パリ
国籍:フランス
身長:164cm
ナタリー・ドロンにとって(アラン・ドロンにとってもですが)アラン・ドロンとの結婚は初婚ではありません。実は19歳の時に保険代理業者の男性と結婚してるんですよね。この保険代理業者の男性が美男子であったかどうかは分かりませんが、3年後には早々に離婚。
「私は保険代理業者の妻で満足できるような女じゃないのよ」と思ったかどうかは分かりませんが3年後には離婚。意思が強そうな感じしますもんねぇ。そこがまたイイんですよね!

Nathalie Delon | Young and Beautiful

アラン・ドロンとの出会いは離婚した年、ナタリー・ドロン22歳の時です。若いなぁ。

サムライ

世紀の美男美女カップルが誕生したのは1963年。2人は出会って早々に恋に落ちたと言われています。
当時のナタリー・ドロンはナタリー・バルテルミーの名でモデル兼カメラマンとして活動していたもののアラン・ドロンと比べれば、それほど注目されていた存在ではありません。
なんと言っても当時のアラン・ドロンと言えば「ハンサム」の代名詞。フランスに留まらず世界的な大スターでしたからね。
ナタリー&アラン・ドロン

ナタリー&アラン・ドロン

ナタリー・ドロンの存在が広く知られるようになるのは1967年にアラン・ドロンと共演した映画「サムライ」でしょう。
「サムライ」は、ナタリー・ドロンにとって映画初出演作品です。
サムライ

サムライ

監督:ジャン=ピエール・メルヴィル
脚本:ジャン=ピエール・メルヴィル
製作:ジョルジュ・カサティ
出演者:アラン・ドロン
音楽:フランソワ・ド・ルーベ
撮影:アンリ・ドカエ
配給:日本ヘラルド
公開:1967年10月25日
上映時間:105分
アラン・ドロン主演によるサスペンス・アクション。武士道を重んじる一匹狼の殺し屋と、彼の仕事を目撃してしまったピアニストの危うい関係を描く。
監督はフレンチフィルムノワールの名匠ジャン=ピエール・メルビル。サムライというタイトルではありますが、別に侍が出てくるわけではありません。ましてや時代劇などでは毛頭ないです。
「サムライの孤独ほど深いものはない。さらに深い孤独があるとすれば、ジャングルに生きる虎のそれだけだ。」といことで、他人を一切寄せつけずに自分のスタイルを貫き通して死んでいく殺し屋を日本の侍のイメージとダブらせた演出で、一般的に傑作との評価をを得ている非常にクールな作品です。

『サムライ』予告編

ナタリー・ドロンのファンにとっては注目のデビュー作なわけですが、名作と言われるだけあって、この作品は出演者がみんなイイんですよね。もちろんナタリー・ドロンは魅力的です。

個人教授

ナタリー・ドロンの代表作。それが泣く子も黙る「個人教授」です。
ナタリー・ドロンにとって2作目の出演映画ですね。これまた名作の誉れ高い作品で、ほろ苦く切ない恋を綴った青春ラブロマンス映画となっています。
個人教授

個人教授

監督・脚本:ミシェル・ボワロン
製作:フランシス・コーヌ
脚本:クロード・ブリュレ、アネット・ワドマン
撮影:ジャン=マルク・リペール
音楽:フランシス・レイ
高校生の少年が年上の女性に恋をするという黄金のラブストーリー。この手の物語には、昭和の男だったら誰でも例外なく憧れるもんですよ。
「個人教授」、タイトルがまたイイ。グッときます。因みに原題は「La leçon particulière」。Google 翻訳で訳すと「プライベートレッスン」ってことになります。そのまんまだ。だからって「プライベートレッスン」だと1981年公開のシルビア・クリステル主演のもの(これもイイですが)と被ってしまいますね。
いや「個人教授」でイイと思います。この邦題は素晴らしい!

La Lecon Particuliere(個人教授)-Francis Lai

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