何故自殺した岡田有希子、トップアイドルの悲劇

当時18歳だった岡田有希子さん。デビュー3年目で、ポスト松田聖子として周囲からは大きな期待を寄せられていました。その人気絶頂のアイドル歌手岡田有希子さんが、1986年4月8日に所属事務所がある東京・四谷のビルの屋上から、飛び降り自殺をして亡くなったのです。いったいどうして、自殺なんかしたのでしょう。

そして、別の週刊誌においては、舘ひろしさん説まで飛び出しました。活躍中だった頃の岡田有希子さんが、好みのタイプを質問されました。その時、藤竜也さんと舘ひろしさんだと答えています。事務所の先輩の松田聖子さんと神田正輝さんを通じて、舘ひろしさんと面識を持ったそうです。すぐに恋に落ちてしまいますが、当然に舘ひろしさんは遊びのお相手のつもりで、それを知った岡田有希子さんは自殺をしたということ。少々とんでもという感もありますが、果たして真相は。神田正輝さんも舘ひろしさんもご健在で活躍中ですので、万が一どちらかが真実でも明らかになることはないでしょう。

世間に与えた影響

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ポスト聖子を大きく期待されていた、トップアイドルの岡田有希子さん。突然の自殺は、芸能界だけでなく社会にも大きな衝撃を与えました。「ユッコ・シンドローム」という、悲惨な社会現象を引き起こしたのです。16歳の少女が、岡田有希子のようになりたいと言って自殺をするなど、僅か１週間の間に８人が自からの命を絶ってしまいます。更には、21歳の浪人生が岡田有希子さんと同じビルから飛び降り自殺。１カ月間での後追い自殺は、なんと30人以上にも及んだのです。岡田有希子さんの自殺だけでもセンセーショナルな事件でしかが、岡田有希子さんに続いて次々と自殺する多くのファンの死は、あまりにショッキングな1986年の事件として、人々の記憶に残ることになりました。