ソニーが1992年に発表した「MD/ミニディスク」
CDをダビングしまくってお得!なんて思った人が多かった!!
ミニディスク(英語: MiniDisc)とは、ソニーが1992年に発表した、デジタルオーディオの光学ディスク記録方式、および、その媒体である。略称はMD(エムディー)。
アナログコンパクトカセットを代替するという目標が開発の背景にあった。
音楽MDメディアは直径64mm(2.5インチ)・厚さ1.2mmのディスクが横72mm、縦68mm、厚さ5mmのカートリッジに封入された構造になっている。このため傷やほこりが付きにくく、取り扱いが容易である。
ディスクには再生専用ディスクと録音用ディスク、ハイブリッドディスクの3種類が規定されている。2000年代以降に流通しているディスクはほとんどが録音用ディスクである。
パソコンの急速な普及や、メモリースティックの進化などもあり、MDがデファクトスタンダードとなる流れにはなりませんでしたよね。
このMD、もはや最近の若い人には分からないようです。
すげー、初めて見た CDとカセットテープのハイブリッドみたいな感じだな pic.twitter.com/Vs5Xu4ndpQ
— 果実 (@FruitzTart) November 22, 2015
@kumatora1374 今までこれを差し込めるパソコンに出会ったことがなかったの どこで使うの…?!
— 果実 (@FruitzTart) November 22, 2015
ソニーが産み一時代を築いたMD(ミニディスク)
MDは、ソニーから始まった。 - YouTube
PC・ネットの普及によって需要は減少
90年代初頭、DCC(フィリップス、松下)とMD(ソニー)がアナログカセットに続くデジタル時代の幕開けとして互いに争っていましたが、使い勝手の良さからMDが市場を伸ばしていきました。
やがてPCの普及と共にネット・オーディオが徐々に浸透していき、やがてiPodなど半導体媒体の登場により磁気テープや光ディスクといった携帯にかさばるソフトが不必要になってきたのです。当然、ホームオーディオの世界も需要が減り製品を作る必要性がなくなったわけです。
が、しかし半導体と違いテープやディスクは記録媒体としてきちんと「形」があるのでライブラリーにはもってこいで過去に録音した貴重な音源も個別に保存できます。
そうした音楽ファンの根強い需要があるのも確かですが、いかんせん時代の流れで衰退していきました。
【8cmCD】1990年代のシングルCDは8センチでした。どんな経緯で誕生し消滅していったのでしょう?? - Middle Edge(ミドルエッジ)
2013年、ソニーがMD対応ステレオからの撤退を発表
ソニー、MD対応ステレオの出荷を終了 3月メド :日本経済新聞
日本ビクター(現JVCケンウッド)などのVHS方式と家庭用ビデオの規格で激しく争って敗れた「ベータ」式のビデオカセットで、発売から約41年の歴史に幕を閉じる。
そんな程度の認識でしたが、カセットと比べると夢のような進化だと思いましたね。