1993年秋発売。「ダイナミックフィット」は引き続き採用されたものの、前作とは正反対のアウトドア・ブーツを思わせるシンプルなデザインを採用した。このモデル以降AJシリーズは過剰とも言える機能的なデザインよりも、シンプルで落ち着いたデザインにシフトしていく。ソールに「スポーツ」「世界」と日本語で刻印されていることでも有名。
1994年発売。ジョーダン自身のNBAからの引退とシリーズ10作目ということで、記念モデル的な要素が強い。ソールには10本のストライプでNBA時代のジョーダンの以下の記録が刻まれている。
1995年秋発売。「フォーマルシューズのようなシンプルなシューズが欲しい」というジョーダンのリクエストから、それまでレザーが一般的だったバスケットシューズのアッパーに、エナメルレザーとナイロンメッシュ[8]を採用。ソール全体をクリヤーラバーとするなど、斬新なデザインはストリートでも高い支持を受け、同時期に発売されたランニングシューズ、「エア・マックス95」とともに日本でのスニーカーブームを牽引する一足となった。
1996年秋発売。一枚革のアッパーに、旭日旗をイメージしたという中足部から放射状に伸びるステッチ、そして外・内足側で非対称につま先から中足部にかけて伸びる補強のみのシンプルなデザインが特徴。1995年にナイキが発売した超軽量シューズ「LWP」シリーズから採用された、薄く反発性の高い「エア」ユニットである、「ズームエア」を採用。ジョーダンが求める素足感覚に近づけるポイントとして、その後のシリーズの標準的な「エア」ユニットとなる。
1997年発売。クロヒョウをイメージしたという曲線を多用したアッパーと、その肉球を思わせるソールのデザインが特徴。翌98年にジョーダンが二度目の引退をしたため、事実上ブルズ時代の最後のシーズンに着用したシューズとなったが、六度目の優勝を手にした1998年のプレイオフ・ファイナルの第6戦では、次作のAJ14を着用した。
1998年発売。上記の通りシカゴ・ブルズ時代のジョーダンが最後に着用したシューズ。ジョーダンの当時の愛車であるフェラーリ550をモチーフとし、エンブレムを模したジャンプマンのロゴや、ラジエーター状の補強プレートなど、スポーツカーをイメージした意匠が特徴。
2000年に発売。戦闘機からインスピレーションを受けたと言われる斬新なモデル
2001年発売。第15弾同様インパクトのあるデザインが特徴の第16弾
ジョーダンが2度目に復帰した時に着用していたモデル!
2003年発売のモデル。15弾や16弾に比べるとかなりシンプルなデザイン