世紀の芦毛対決と言われたオグリキャップとの初対戦。葦毛のライバルのタマモクロスに惜敗するオグリキャップの1988年天皇賞秋
「1988年白い秋」葦毛同士の宿命の対決!オグリキャップとタマモクロスの激しい叩き合い
稀代のアイドルホースといわれたオグリキャップ、そして破竹の連勝でスターダムにのし-上がった“白い稲妻”タマモクロス。この芦毛2頭が初めて激突したのが、1988年の-天皇賞(秋)でした。
1988年10月30日
第98回天皇賞・秋(GI) 東京 芝2000m・良
第98回天皇賞・秋(GI) 東京 芝2000m・良
タマモクロス 第98回天皇賞(秋) - YouTube
南井騎手は「オグリキャップの末脚の凄さは十分わかっていたし、一方タマモクロスの方は休養明けのぶっつけ本番でまともに勝負に挑むと負ける可能性が高い。だから、思い切っていつものタマモとは違う先行策という奇襲戦法に出た。それが、まんまと成功した。」
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第98回天皇賞・秋(GI)レース結果
[6] 9 タマモクロス 牡5 58南井克巳 1.58.8
[1] 1 オグリキャップ 牡4 56河内 洋 1.1/4
[8] 12 レジェンドテイオー
[6] 9 タマモクロス 牡5 58南井克巳 1.58.8
[1] 1 オグリキャップ 牡4 56河内 洋 1.1/4
[8] 12 レジェンドテイオー
昭和最後の名勝負!宿敵タマモクロスにリベンジを果たした第33回有馬記念
タマモクロスはこの年、天皇賞春秋連覇に加えて宝塚記念を制し、GI3勝を挙げた。またジャパンカップでは日本調教馬として最先着を果たした。そのタマモクロスは、このレースを最後に引退することが決まっていた。
一方、笠松競馬場から中央競馬に移籍したオグリキャップはGI初優勝を目指したが天皇賞(秋)、ジャパンカップでともにタマモクロスに先着を許していた。巻き返しを期すオグリキャップ陣営はこれまで主戦を務めてきた河内洋に代わって、身体が空いていた関東の名手・岡部幸雄に騎乗を依頼。岡部はこれを受諾し、オグリキャップは岡部との新コンビでこのレースに臨む事となった。
因縁の相手に初勝利 オグリキャップ 第33回有馬記念 - YouTube
第3コーナーを過ぎたところから、後続勢が押し上げにかかる。殿に居たタマモクロスまくりがオグリキャップの外へと並びかけ、直線はこの2頭の競り合いになった。オグリキャップがタマモクロスを半馬身しりぞけて優勝。
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年が明けた1989年1月7日、昭和天皇が崩御したため、この第33回有馬記念が“昭和最後のGI競走”となった。このことからオグリキャップ、タマモクロス、サッカーボーイ、スーパークリークが唯一対戦したこのレースは中央競馬“昭和最後の名勝負”と語られるようになった。
「オグリキャップのベストバトル」また「1989年のベストマッチ」ともいわれる第40回毎日王冠。史上初の毎日王冠連覇
平成三強(へいせいさんきょう)の時代。平成初頭に中央競馬で活躍した3頭のサラブレッド競走馬(オグリキャップ、スーパークリーク、イナリワン)は平成三強と呼ばれた。
1989年毎日王冠 - オグリキャップ - YouTube
残り100mの地点でライバルのイナリワンとの競り合い
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オグリの南井騎手、イナリワンの柴田政人騎手は前哨戦とはいえ、負けることが許されず、お互いの馬、自身のプライドをかけてのゴール前のたたき合い。
堺アナの実況もすばらしい。「3頭並んだ! そして2頭になった!」
堺アナの実況もすばらしい。「3頭並んだ! そして2頭になった!」
「奇跡の復活」「感動のラストラン」と言われる第35回有馬記念
タマモクロス、オグリキャップ、メジロマックイーン世はまさに空前の芦毛ブーム。
1990/12/23 オグリキャップ 有馬記念 - YouTube
左手と右手を間違ったからこその名実況。
実況の名言:大川慶次郎さんが「ライアンっ!」「ライアンっ!」
実況の名言:大川慶次郎さんが「ライアンっ!」「ライアンっ!」
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1990年12月23日
第35回有馬記念(GI)レース結果
中山 芝2500m・良
[4] 8 オグリキャップ 牡6 56武 豊 2.34.2
[3] 5 メジロライアン 牡4 55横山典弘 3/4
[7] 13 ホワイトストーン 牡4 55柴田政人 クビ
第35回有馬記念(GI)レース結果
中山 芝2500m・良
[4] 8 オグリキャップ 牡6 56武 豊 2.34.2
[3] 5 メジロライアン 牡4 55横山典弘 3/4
[7] 13 ホワイトストーン 牡4 55柴田政人 クビ
大川慶次のレース分析
大川慶次郎は、有馬記念はレースの流れが非常に遅く推移し、優勝タイムが同じ日に同じ条件(芝2500m)で行われた条件戦よりも遅い「お粗末な内容」であったとし、多くの出走馬が折り合いを欠く中、オグリキャップはキャリアが豊富であったためにどんな展開でもこなせたことをオグリキャップの勝因に挙げている。
大川慶次郎は、有馬記念はレースの流れが非常に遅く推移し、優勝タイムが同じ日に同じ条件(芝2500m)で行われた条件戦よりも遅い「お粗末な内容」であったとし、多くの出走馬が折り合いを欠く中、オグリキャップはキャリアが豊富であったためにどんな展開でもこなせたことをオグリキャップの勝因に挙げている。
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