橋本環奈「奇跡の一枚」をみて「妖精」ナディア・コマネチを思い出しました。
2016年6月15日 更新

橋本環奈「奇跡の一枚」をみて「妖精」ナディア・コマネチを思い出しました。

橋本環奈「奇跡の一枚」がネット上で大騒ぎとなったのは彼女が14歳の時。この騒ぎの中、同じく14歳にして世界中を虜にした「白い妖精」ナディア・コマネチを思い出したのは年齢によるものなのでしょうあ。

9,461 view

14歳の橋本環奈 「奇跡の一枚」

橋本環奈

橋本環奈

2013年、11月の3日から4日にかけて、イベントで踊っている写真がインターネット掲示板「2ちゃんねる」や「Twitter」などで急速に拡散。
この「奇跡の一枚」と言われた写真の拡散によって“かわいすぎるローカルアイドル”や“1000年に1人の逸材”として注目を集める運びとなる。

14歳のナディア・コマネチ 「白い妖精」

ナディア・コマネチ

ナディア・コマネチ

ナディア・エレーナ・コマネチ(Nadia Elena Comăneci:1961年11月12日 - )はルーマニアの体操選手。
1976年に行われたモントリオールオリンピックで3個の金メダルを獲得した。またこの大会で体操競技選手としてオリンピックの舞台で初めて10点満点を獲得した。
1980年のモスクワオリンピックでも2個の金メダルを獲得した。彼女はオルガ・コルブトと並び世界中で最も知られた体操競技選手となり競技の人気を高めた。

橋本環奈はネット民を魅了

橋本環奈

橋本環奈

「奇跡の一枚」騒動以前の時期から、ほっともっと(2010年)、J:COM、日本マクドナルド、ならびに地盤ネットなどのテレビコマーシャルに出演していた。
2013年の「奇跡の一枚」騒動後、12月から飲食情報サイト「ぐるなび」上に件の写真を再現した姿で登場。さらに城南建設「住宅情報館」のイメージキャラクターに抜擢され、くりぃむしちゅーや蛭子能収とともにテレビコマーシャルに出演。
橋本環奈

橋本環奈

2014年にはNHKからイメージキャラクター起用を受け、豊田エリーの後任にあたる同局の“顔”として3月から同局の受信料住所変更手続きをPRする活動を開始。
ソフトバンクからの起用もあり、3月終わり頃から同社のテレビコマーシャルにあたる「白戸家」シリーズの新篇に出演。4月からはサイバーエージェント社のスマートフォン向け学園カードゲーム「ガールフレンド(仮)」のテレビコマーシャルに出演。
橋本環奈

橋本環奈

2015年にはシャープ「プラズマクラスター」の新キャラクターに起用、同製品の「清潔感や透明感といったイメージ訴求と若年層への浸透」を狙っての起用で、ウェブ動画配信による広報活動を2月から展開。
ポッカサッポロフード&ビバレッジの飲料ブランド「がぶ飲み」の広告塔にも起用され、同ブランドのキャンペーンガールにあたる“応援マネージャー”として3月から広報活動を展開。4月より日清食品「カップヌードル」のテレビコマーシャルにも起用されている。

妖精コマネチは世界中を魅了

ナディア・コマネチ

ナディア・コマネチ

コマネチは、ルーマニアのゲオルゲ・ゲオルギュ=デジ市(現在のバカウ県オネシュティ)で、ゲオルゲとシュテファニア=アレキサンドリナ夫妻の下に生まれた。
ナディアという名前は、あるロシアの映画のヒロインである、ナジェージュダ(Nadezhda, ロシア語:Надежда, 「希望」という意味、愛称はNadia (Надя))にちなんだもの。
ナディア・コマネチ

ナディア・コマネチ

6歳の時に名コーチベラ・カロリーに見出され、英才教育を受けた。1969年には国内選手権で13位に入った。
9歳でルーマニアのジュニア選手権を制覇し、1971年には初の国際大会となるユーゴスラビアチームとの大会に出場し団体と個人総合で優勝を果たした。
1975年にノルウェーのシーエンで行われたヨーロッパ体操選手権で種目別のゆかで銀メダルとなったのを除き個人総合、種目別全てで金メダルを獲得するなど、幼いときから数々のタイトルを獲得してきた。
プレオリンピック大会としてモントリオールで開かれた大会で彼女は個人総合と平均台で金メダル、跳馬、ゆか、段違い平行棒ではネリー・キムに次いで銀メダルとなった。
1976年3月にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたアメリカンカップの跳馬で10点満点を出し、日本で行われた中日カップでも跳馬と段違い平行棒で10点満点を出した。
ナディア・コマネチ

ナディア・コマネチ

同年14歳で参加したモントリオールオリンピックで、段違い平行棒と平均台の演技で近代オリンピック史上初めての10点満点を出し、個人総合と併せて金メダル3個、団体で銀メダル、ゆかで銅メダルを獲得した。
この時オリンピックを運営するIOCや審判団は体操競技で実際に満点が出ることを想定していなかったため、掲示板には1.00点と表示された。
彼女は個人総合で優勝した初のルーマニア選手となると共に史上最年少での個人総合優勝を果たした
純白のレオタードが似合う可憐な容姿や見事な技が観衆を魅了し、「白い妖精」と呼ばれた。帰国した彼女はニコラエ・チャウシェスク大統領から勲章をもらった。
ナディア・コマネチ

ナディア・コマネチ

米ABCのモントリオールオリンピック中継でコマネチが登場する際に使われた『妖精コマネチのテーマ』(バリー・デ・ヴォーゾン&ペリー・ボトキン・ジュニア)がヒット。
元々この曲は五輪やコマネチのために書かれたものではなく、1971年に公開された映画『動物と子供たちの詩』(Bless the Beasts and Children)のサウンドトラック『Bless the Beasts and Children』に収録されていた楽曲(本来のタイトルは「Cotton's Dream」)でありアメリカの昼ドラ、ヤング・アンド・ザ・レストレスのテーマソングにも使われていた。
ナディア・コマネチ

ナディア・コマネチ

彼女はUPI通信社が選ぶ年間最優秀女子スポーツ選手に1975年、1976年と2年連続で選出されている。
またAP通信社が選ぶ最優秀女子スポーツ選手にも1976年選出された。

「奇跡の一枚」後日評

「奇跡の一枚」

「奇跡の一枚」

「奇跡の一枚」騒動さなかの2013年11月5日、アイドルグループ「SKE48」のメンバーで“アイドルオタク”としても知られる松井玲奈が、自身のツイッター上で「橋本環奈ちゃんが可愛すぎて生きていく気持ちが芽生えました」、続けて、「橋本環奈ちゃんを見つけた衝撃は、まいんちゃんこと福原遥ちゃんを見つけた時の衝撃と同じ」とツイート(発言)、これが騒動の拡散を後押しするに至り、ブレイクの一因になったと見られている。

松井玲奈はのち2014年にも、「東京アイドルフェスティバル」を生観劇した折、「サイズ感、透明感、ステージでの隙のない、ハツラツとしたアイドル感が魅力的」「全てが丁度いいバランス」との評を与えている。
23 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

【PR】映画「十二人の死にたい子どもたち」をフルで無料視聴できる動画配信サービスを比較!

【PR】映画「十二人の死にたい子どもたち」をフルで無料視聴できる動画配信サービスを比較!

「十二人の死にたい子どもたち」は2019年に公開された日本の映画。監督は堤幸彦。脚本は倉持裕。杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、橋本環奈らが出演したこの作品を無料視聴できる動画配信サービスをご紹介します。
【PR】ドラマ「今日から俺は!!」をフルで無料視聴できる動画配信サービスを比較!

【PR】ドラマ「今日から俺は!!」をフルで無料視聴できる動画配信サービスを比較!

「今日から俺は!!」は2018年10月14日から12月16日まで日本テレビ系「日曜ドラマ」にて放送されたテレビドラマ。原作は西森博之、脚本は福田雄一。出演は賀来賢人、伊藤健太郎、清野菜名、仲野太賀、橋本環奈ら。この作品を無料視聴できる動画配信サービスをご紹介します。
【PR】映画「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~」をフルで無料視聴できる動画配信サービスを比較!

【PR】映画「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~」をフルで無料視聴できる動画配信サービスを比較!

「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」はテレビアニメ化もされた赤坂アカの同名人気ラブコメ漫画を「King & Prince」の平野紫耀と橋本環奈の共演で2019年に実写映画化したもの。監督は河合勇人。徳永友一が脚本を担当。この作品を無料視聴できる動画配信サービスをご紹介します。
思い出の「昭和有名人マンガ劇場」:第10回 ルーマニアの白い妖精『コマネチ物語』!

思い出の「昭和有名人マンガ劇場」:第10回 ルーマニアの白い妖精『コマネチ物語』!

僅か14歳ながら、モントリオール・オリンピックの大舞台で次々と10点満点を連発し、最年少での個人総合優勝を果たしたナディア・コマネチ。「白い妖精」と呼ばれたその姿は、今でも覚えている人は多いでしょう。今回はそのナディア・コマネチの伝記漫画である『コマネチ物語』を紹介します!
滝口アキラ | 3,229 view
あの“コマネチ”が内村航平を絶賛「ウチムラは史上最高」

あの“コマネチ”が内村航平を絶賛「ウチムラは史上最高」

リオ五輪の体操男子個人総合で優勝した内村航平を“史上最高”と、伝説の体操選手ナディア・コマネチがリオ五輪公式サイトで最大級の賛辞を贈った。
FOCUS | 4,685 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト