織田哲郎
嘘か真か…織田哲郎は極度の“恥ずかしがり屋”!?
「TVに出ると自分の姿がみんなに知られてしまうから出たくない」というぐらいの恥ずかしがり屋であり、TV局から出演要請のオファーをほとんど断ってきてしまったため、実績のわりには自身の知名度は非常に低い。
恥ずかしがり屋の性格が災いしてか、せっかく全曲自分で作詞・作曲・編曲して歌手としてシングルやアルバムを発表しても、「もしこの作品が大ヒットしたら、どうしよう……(目立ってしまい、表に出なくてはいかなくなる)」という想いから、シングルやアルバムの宣伝をほぼ全く控えてしまうため、イイ曲を作っても歌手としての自身の曲が売れることはあまり無かった。
とはいえ、あまり(歌手としての)自分の曲がヒットしないのも悔しいので、1992年に一度だけ(自分が歌う用の楽曲に)渾身の力をこめて「いつまでも変わらぬ愛を」を作り(作詞・作曲・編曲)、タイアップもポカリスエットのCMをつけたところ、うっかり大ヒット、ミリオンセラーになってしまった。ただ、それによりTVや雑誌へたくさん露出するはめになったので、ついに自分がTVに出演するのがトラウマになってしまった。それ以降、作曲家としては活躍しても、TVには滅多に出演しなくなったうえ、歌手としてもあまり表だった活動はしなくなった(作家として他人への楽曲提供が忙しかったのもあるが)。
自身の作曲したCDシングルの1993年の年間売り上げは1240万枚を超え、まさに「時代の寵児」と言うべき存在だったが、メディアへの露出を抑えたため、(同じく1995年以降に音楽界の「時代の寵児」と言うべき存在になった)小室哲哉のように、もてはやされることは無かった。
【1位】世界中の誰よりきっと / 中山美穂&WANDS
世界中の誰よりきっと 売上枚数183.3万枚<1992年10月28日リリース>
[作詞] 上杉昇、中山美穂 [作曲] 織田哲郎
織田哲郎が作曲を手がけ中で最も売れた作品。
ビーイング関連のアーティストが歌った曲としても3番目のヒット。
なお、この曲は元々織田哲郎自身のために作曲したメロディーだった。
織田哲郎が作曲を手がけ中で最も売れた作品。
ビーイング関連のアーティストが歌った曲としても3番目のヒット。
なお、この曲は元々織田哲郎自身のために作曲したメロディーだった。
世界中の誰よりきっと / 中山美穂&WANDS - YouTube
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【2位】負けないで / ZARD
負けないで 売上枚数164.5万枚<1993年1月27日リリース>
[作詞] 坂井泉水 [作曲] 織田哲郎
ZARDの知名度と人気を上げた最大のヒット曲。
坂井泉水は、「当時、何作かずっと恋愛の詞ばかり書いていたので、今度は違うタイプの詞も書きたいなと思っていた矢先でしたので、このテンポ感のある曲を聞いたときに"応援歌っぽいな"ってすぐにイメージが湧いてきて一気に書き上げました。いつものシングルに比べてすごく自分でも楽しみながら書けた一曲です。」と話している。
『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』内のチャリティーマラソンで、出場者のゴール直前に出演者で合唱することが定番。
2006年、作曲者の織田哲郎がアルバム『MELODIES』にてセルフカバー。ただし、織田がこだわりを持っているオーケストラを意識した仕上がりになっている。なお、「負けないで」のメロディーは楽曲作成時に織田哲郎自身の曲として発表する予定の曲だった。
ちなみに、織田哲郎はこのこのZARD「負けないで」を1月にヒットさせ、2月に大黒摩季「チョット」3月にDEEN「このまま君だけを奪い去りたい」T-BOLAN「すれ違いの純情」4月にWANDS「愛を語るより口づけをかわそう」5月にZARD「揺れる想い」と大ヒットを連発していく。
ZARDの知名度と人気を上げた最大のヒット曲。
坂井泉水は、「当時、何作かずっと恋愛の詞ばかり書いていたので、今度は違うタイプの詞も書きたいなと思っていた矢先でしたので、このテンポ感のある曲を聞いたときに"応援歌っぽいな"ってすぐにイメージが湧いてきて一気に書き上げました。いつものシングルに比べてすごく自分でも楽しみながら書けた一曲です。」と話している。
『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』内のチャリティーマラソンで、出場者のゴール直前に出演者で合唱することが定番。
2006年、作曲者の織田哲郎がアルバム『MELODIES』にてセルフカバー。ただし、織田がこだわりを持っているオーケストラを意識した仕上がりになっている。なお、「負けないで」のメロディーは楽曲作成時に織田哲郎自身の曲として発表する予定の曲だった。
ちなみに、織田哲郎はこのこのZARD「負けないで」を1月にヒットさせ、2月に大黒摩季「チョット」3月にDEEN「このまま君だけを奪い去りたい」T-BOLAN「すれ違いの純情」4月にWANDS「愛を語るより口づけをかわそう」5月にZARD「揺れる想い」と大ヒットを連発していく。
♫ ZARD 負けないで - YouTube
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【3位】おどるポンポコリン / B.B.クイーンズ
おどるポンポコリン 売上枚数164.4万枚<1990年4月4日リリース>
[作詞] さくらももこ [作曲] 織田哲郎
テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』の初代エンディングテーマ曲(1990年1月 - 1991年3月)。
1990年の第32回日本レコード大賞ポップス・ロック部門を受賞。1990年度のオリコン主催「日本レコードセールス大賞」のシングル部門大賞はB.B.クィーンズ、作詞賞はさくらももこ、作曲賞・編曲賞は織田哲郎と『おどるポンポコリン』がらみが独占した。
テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』の初代エンディングテーマ曲(1990年1月 - 1991年3月)。
1990年の第32回日本レコード大賞ポップス・ロック部門を受賞。1990年度のオリコン主催「日本レコードセールス大賞」のシングル部門大賞はB.B.クィーンズ、作詞賞はさくらももこ、作曲賞・編曲賞は織田哲郎と『おどるポンポコリン』がらみが独占した。
via img.barks.jp
『おどるポンポコリン』は、B.B.クイーンズのデビューシングル - YouTube
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【4位】揺れる想い / ZARD
揺れる想い 売上枚数139.6万枚<1993年5月19日リリース>
[作詞] 坂井泉水 [作曲] 織田哲郎
ZARDの代表曲のひとつで、ZARDのシングルでは「負けないで」に次いで2番目のヒット曲。
「ポカリスエット」CMソングに起用され、ポカリスエットのCMソングでは歴代最高の売上を記録した。1996年までポカリスエットCMソングは作詞坂井、作曲織田哲郎の組み合わせが続いた。
2014年12月23日から、神奈川県秦野市の小田急小田原線渋沢駅にて下り線の接近メロディとして使用されている(上り線は「負けないで」)。
ZARDの代表曲のひとつで、ZARDのシングルでは「負けないで」に次いで2番目のヒット曲。
「ポカリスエット」CMソングに起用され、ポカリスエットのCMソングでは歴代最高の売上を記録した。1996年までポカリスエットCMソングは作詞坂井、作曲織田哲郎の組み合わせが続いた。
2014年12月23日から、神奈川県秦野市の小田急小田原線渋沢駅にて下り線の接近メロディとして使用されている(上り線は「負けないで」)。
via mediasabor.jp
揺れる想い - ZARD - YouTube
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【5位】このまま君だけを奪い去りたい / DEEN
このまま君だけを奪い去りたい 売上枚数129.3万枚<1993年3月10日>
[作詞] 上杉昇 [作曲] 織田哲郎
DEENのデビューシングルで、最大のセールスを記録したシングル。
NTTドコモのCMソング。
後に、作曲者の織田、作詞者の上杉がボーカルを務めるWANDSがセルフカバーしている。
DEENのデビューシングルで、最大のセールスを記録したシングル。
NTTドコモのCMソング。
後に、作曲者の織田、作詞者の上杉がボーカルを務めるWANDSがセルフカバーしている。
高校時代にバンドを組みエレキギターを弾きはじめ、同時にオリジナル曲の創作をはじめる。1979年にギタリストの北島健二(現FENCE OF DEFENSE、PEARL)らと共にプロデュースユニットWHYを結成し、アルバム『WHY』でデビュー。それと並行し、プロデュース業も開始する。そして1983年にアルバム『VOICES』でソロデビュー。
1986年、TUBEに提供した『シーズン・イン・ザ・サン』が大ヒットし、1990年には B.B.クイーンズ『おどるポンポコリン』で日本レコード大賞を受賞。1992年には自身のシングル『いつまでも変わらぬ愛を』がミリオンセラーに。 1993年、オリコンチャート・ベストセラー作家部門において、12,404,990枚という史上最高のセールスで1位を獲得。
以後、相川七瀬等を中心に様々なアーティストのプロデュースを手掛ける。
日本音楽史上歴代作曲家売上ランキング第3位となる4,000万枚超えるセールスを記録する日本を代表する作曲家。