ツッパリダブリコンビのヒロシとトオルがケンカに恋に明け暮れる様を描く。主人公が突出して強い存在ではない点や、不良高校生の日常が伝わってくる初期の描写が人気を博した。20巻位までは登場人物達の恋愛話や他校との抗争などがメインだったが、20巻台以降は小咄的なギャグ短編が多くなった。きうちによれば、ケンカの話を進めていくと最終的には日本一、ひいては世界一・宇宙一強い不良との対決を描かざるを得ない事になり、そうした展開にはしたくなかったからと話している。
キャラクター紹介
中間徹(トオル)
via ord.yahoo.co.jp
愛徳高校2年C組21番→2年F組14番(ダブリ)。能天気で短気。ヒロシに比べ硬派で面子を重んじ、真正面からのケンカがモットー。直毛で長め、前髪を数本前に垂らしたリーゼント。翔子という中学生の彼女がいるが、長い間おあずけを食らっている。ヒロシの起こした抗争に助太刀参上するも、ヒロシから「何しに来たの?」と言われたり、道に迷ってしまうetc.で、抗争のオチを(締まらなく)付ける事が多い。
加藤浩志(ヒロシ)
via neoapo.com
愛徳高校2年C組7番→2年F組5番(ダブリ)。スケベでひょうきんな軟派野郎。口が上手く頭の回転が速い。ケンカの強さはトオルと互角だが、時には卑怯な手段も辞さない。強敵とのタイマンでは初戦で敗れ、2戦目でリベンジというパターンが多い。リーゼントパーマ。口がうまくルックスも悪くないため可愛い女の子ともすぐ仲良くなる事ができ、一夜を共にする事も多いが、軽い性格で次々と他の女に色目を使うため長続きしない。
泉今日子
愛徳高校のマドンナ。2年F組。かなりの暴力嫌い。初期はヒロシとトオルが熾烈な争奪戦を繰り広げていたが、どちらかを選べず、悩んだ末に2人のことを考えるのはやめてしまう。後半は登場せず。モデルは、歌手の小泉今日子。
三原山順子
via ord.yahoo.co.jp
愛徳高校に転校してきた3年(転校当時は2年)のツッパリ。坊主頭が嫌い。初期はヒロシとトオルに惚れられ、さんざん焦らせたあげくにどちらかを彼氏にしようとするが、校則を破って坊主頭にされることが確定した二人をあっさり振る。
兼子信雄(ノブオ)
via stat.ameba.jp
愛徳高校2年E組7番。ヒロシとトオルの押しかけ舎弟。ケンカに強くなりたい一心で舎弟入りしたが、連載終了まで心身ともに成長していない。むしろ、精神面は弱化したようにすら見受けられる。かなりの小心者で、追い詰められると暴走して、話し合いで済みそうな相手でも苛立たせて怒らせる。
などなど、なかなか個性的なキャラクターが登場する漫画でした。
当時は、ボンタン狩りやシャバ増などの名文句が流行ってました。
整髪料も、資生堂のMG5(エムジーファイブ) ポマードをベッタリ頭に塗って髪型をセットしてました、もちろん折り畳み式のコームを常に持ち歩いてるヤンキーも多かった。
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