ナタデココとは?
via zatsugaku-web.jp
ナタ・デ・ココ(スペイン語:nata de coco)は、ココナッツの汁を発酵させたゲル状のもので、フィリピン発祥の伝統食品。
ココナッツの実の内部に含まれるココナッツ水と呼ばれる液体に酢酸菌の一種であるアセトバクター・キシリナム(ナタ菌)を加えて発酵させると表面からジュースが凝固してゆくので、一定の厚みになったところでさいの目に切り食用に供する。このゲル状物質はほとんど菌の合成するセルロースから成る。寒天に近い外観ながら、独特の歯ごたえがある食感をもち、カロリーが低く食物繊維が多いのでダイエット食や特定保健用食品としても利用されている。
「ナタデココ」はココナッツ水にナタ菌を加えた発酵食品だったんですね(^^)/
「ナタ菌」とは?
via www.alic.go.jp
アセトバクター・キシリナム(Acetobacter xylinum)と呼ばれる酢酸菌の通称。
天然には、糖や植物性の炭水化物が酵母により醗酵してエタノールが生成しているような場所に存在する。花の蜜や傷ついた果実などからも単離される。また、低温殺菌・濾過滅菌していない、作りたてのリンゴのシードルやビールにもよくみられる。酢酸菌は好気性を持つため、そのような液体においては表面に膜を作る形で成長する。ワインなどのアルコール飲料に酢酸菌が作用すると酢ができる。
ココナッツの果汁にこの菌を植え付ける(かき混ぜないこと!)と酸素を取り込みながら発酵してナタデココ(ココナッツの上澄み、という意味)を生成します。
日本での流行は1993年以降
日本では食品会社のフジッコが初めて菌を持ち帰り、幾度かの実験を繰り返してデザート用に適した形で商品化し、独特の食感でヒットした。
日本においては、1970年代後半にデルモンテ社がフルーツ缶に入れたのが最初とされる。1992年7月に大手ファミリーレストランチェーンのデニーズがメニューに加え、それが1993年春以降にマスコミで大きく取り上げられたことにより大流行した。缶詰や瓶詰として単独で売られるようになった他、今では各種食品、飲料と組み合わせて、デザートや菓子として売られている。
今ではドリンクやゼリーなど様々な食品に使用されていますね。
「ナタデココ」は”特定保健用食品”にも使用されています
○食物繊維でおなかの調子を整える特定保健用食品。
○日本人に不足している食物繊維を1本当たり4,9g含有。
○ナタデココは食感の有る7,5mm方カットを使用。
○子供にも大人気でおいしい。
○日本人に不足している食物繊維を1本当たり4,9g含有。
○ナタデココは食感の有る7,5mm方カットを使用。
○子供にも大人気でおいしい。
「ナタデココ」効果・効能
ナタデココの99%は水分で残り1%が食物繊維です。
食物繊維の作用は、消化管の動きを活発にするので
食物の腸内通過時間が短くなり、便通を良くします。
そして腸内の乳酸菌を増加させ、腐敗菌を減少させる働きもあります。
また血中コレステロールを下げる効果もあるようです。
カロリーが低く、腹持ちもいいらしいのでダイエットに有効でしょう
まとめ
「ナタデココ」が含まれる食品を上手に摂取することで、たくさんの効果があるようなので積極的に摂取したいですね。
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