ゲーセン野郎御用達【月刊ゲーメスト】
2015年11月10日 更新

ゲーセン野郎御用達【月刊ゲーメスト】

唯一のアーケードゲーム専門誌『ゲーメスト』をゲーセン野郎たちは楽しみにしていました。伝説の誤植も網羅した月刊ゲーメストまとめ

16,967 view

ゲーメスト大賞 歴代一位

1987 第1回 ダライアス
1988 第2回 グラディウスII -GOFERの野望-
1989 第3回 テトリス
1990 第4回 ファイナルファイト
1991 第5回 ストリートファイターII -The World Warrior-
1992 第6回 ストリートファイターII'(ダッシュ) -CHAMPION EDITION-
1993 第7回 サムライスピリッツ
1994 第8回 ザ・キング・オブ・ファイターズ'94
1995 第9回 バーチャファイター2
1996 第10回 ストリートファイターZERO2
1997 第11回 ヴァンパイアセイヴァー
1998 第12回 サイキックフォース2012
第5回(1991)のストリートファイター2以降が全て格闘ゲームというのが印象的です。

読者投稿コーナー『アイランド』

アイランド

アイランド

「アイランド」という読者投稿コーナーが存在し、当時のアーケードゲームに関連した文章・イラスト・マンガが投稿されていた。当時、同種の雑誌が他にほとんどなかったという環境も手伝って、レベルや人気も高く、これを纏めた「ゲーメストアイランド血風録」などとして単行本化もされている。
ここでの投稿作家から、イラストレーター・漫画家に転身したものも多く、プロへの登竜門としても機能していた(例としては雑君保プや吉崎観音、古葉美一、荒川弘、村田雄介など。)
アーケードゲームをネタにした、読者からの4コママンガ投稿ページである「ゲーパロ4コマグランプリ」は特に人気が高く、単行本の売上は本誌やコミック以上であったとも言われ、今でも語りぐさとなっている。
出典:wikipedia
http://kmnparty.way-nifty.com/photos/uncategorized/2011/07/07/00scan1014501.jpg (1371976)

アイランドの投稿ハガキ集1
http://livedoor.blogimg.jp/waranote2/imgs/b/2/b2391aaf-s.jpg (1371977)

アイランド投稿ハガキ集2

発行部数が増えるにつれ、掲載される投稿のレベルも全体的に高くなっていった感じが見受けられました。

あやしげな広告漫画

テクナートは地球を救う

テクナートは地球を救う

誌上でひたすら異彩を放っていた広告漫画です。
謝恩界にて

謝恩界にて

懐かしい人

懐かしい人

パッと見、何の広告やらさっぱりわからないどころか何かの広告になってるのかすら謎ですけど、ゲーム基盤を販売する会社の広告漫画です。

妙なインパクトだけは怖いくらいに感じます。

漫画の連載

アーケードゲーム作品と関連した漫画を連載することもあったが、休載・打ち切り作品が多かった(当初は特に雑誌としての地位も低かったため、作者の都合によって原稿を落とされ、そのまま打ち切りとなるケースが多発した)。完結作品の代表的なものとして、中平正彦の『ストリートファイターZERO』などがある(『ストリートファイターIII』に登場するリュウの必殺技「真・昇龍拳」が生まれたのもこの作品からとされる)。この他にも、連載していた『さくらがんばる!』内で中平が登場させたオリジナルキャラ「神月かりん」がゲーム作品に逆輸入されるなど、ゲーム本編にまで多くの影響を与えた。
ストリートファイターZERO

ストリートファイターZERO

『ゲーメスト』1995年8月15日号から1996年7月30日号まで連載。カプコンの対戦型格闘ゲーム『ストリートファイターZERO』のコミカライズで、同作を元にしたオリジナルストーリーで構成されている。主人公のリュウが体内に眠る「殺意の波動」と戦い続ける、精神の葛藤を描く。
出典:wikipedia

ゲーメストといえば『誤植』、『誤植』といえばゲーメスト

いまだ世に語り継がれる、数多くの伝説的な誤植を排出した月刊ゲーメスト。その代表的なものをピックアップしてみました。
インド人を右に

インド人を右に

『ハンドルを右に』の誤植
http://dic.nicovideo.jp/oekaki/12242.png (1371988)

これは執筆者の大部分がゲームセンターからスカウトされた上級ゲーマー達で、彼らはライターとしての経験がなく、ワードプロセッサを使用せず手書きで原稿を作っていたことが背景にある。さらに本来それらを校正する役割にある編集者も高度なプレイ技術を持つゲーマーライター達に対して立場が弱く、ライター側が修正を嫌えばそれに従わざるを得ない状況下にあったとされる。
出典:wikipedia
ザンギュラのスーパーウリアッ上

ザンギュラのスーパーウリアッ上

『ザンギエフ』『ラリアット』の誤植
http://dic.nicovideo.jp/oekaki/574151.png (1371990)

エ→ュ、ラ→ウあたりはまだしも、フ→ラ、ト→上はさすがに考えられない誤りであり、印刷会社に抗議しようと思って原稿を見直したところフの上とトの下になぜか横棒が書き込まれていた。そのため、ザンギュラのスーパーウリアッ上と読まれても仕方ないとして抗議を断念したというエピソードが残されている。

出典:http://dic.nicovideo.jp/a/ザンギュラのスーパーウリアッ上
50 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • エルッフリン 2020/7/25 23:16

    今のe-スポーツの原点のハイスコアランキングとかありましたね。僕がコンピュータゲームに関心を持つ、というかゲーセンが僕の青春になったのも、ゲーメストのおかげです。廃刊後、2000年になってから「アルカディア」と言うアーケードゲーム誌が創刊されたのは嬉しかった。

    すべてのコメントを見る (1)

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

コナミファン待望のアクションシューティング「魂斗羅(コントラ)」がレトロアーケードシリーズに登場!!

コナミファン待望のアクションシューティング「魂斗羅(コントラ)」がレトロアーケードシリーズに登場!!

ゲーム関連商品を輸入販売するインフォレンズ株式会社が展開する、家庭用アーケード筐体型ゲーム機『レトロアーケード』シリーズより、「魂斗羅(コントラ)」が現在好評発売中です。価格は7920円(税込)。
隣人速報 | 1,518 view
90年代のゲーセンを賑わせた脱衣麻雀『アイドル麻雀ファイナルロマンス』シリーズがPCゲームになって発売決定!

90年代のゲーセンを賑わせた脱衣麻雀『アイドル麻雀ファイナルロマンス』シリーズがPCゲームになって発売決定!

DMM GAMESより、PC向けゲームソフト『アイドル麻雀ファイナルロマンス2・R・4 Special』の発売が決定しました。発売予定日は8月25日。
隣人速報 | 558 view
「イース」の古代祐三も参加!80年代を舞台にしたマルチジャンルゲーム『198X』が任天堂Switchで配信中!!

「イース」の古代祐三も参加!80年代を舞台にしたマルチジャンルゲーム『198X』が任天堂Switchで配信中!!

有限会社ハチノヨンより、80年代のゲームセンターと青春ストーリーを融合させたマルチジャンルゲーム『198X』のNintendo Switch版が現在好評配信中です。
隣人速報 | 1,442 view
ミドルエッジ男子必見!あの人気脱衣麻雀「スーパーリアル麻雀」を一挙収録したパッケージが発売!!

ミドルエッジ男子必見!あの人気脱衣麻雀「スーパーリアル麻雀」を一挙収録したパッケージが発売!!

80年代から90年代にかけて、健全なミドルエッジ男子の心を鷲掴みにした人気脱衣麻雀シリーズ「スーパーリアル麻雀」の2作目から7作目までを収録したNintendo Switch用ソフト『スーパーリアル麻雀 LOVE2~7!(らぶに~な)』の発売が決定しました。
隣人速報 | 8,641 view
もはやゾンビ化!ゲーセンに必ず置いてあった「ワニワニパニック」が瀕死の状態で稼働していると話題に!!

もはやゾンビ化!ゲーセンに必ず置いてあった「ワニワニパニック」が瀕死の状態で稼働していると話題に!!

大きめのゲーセンには必ずと言って良いほど置いてあったゲーム「ワニワニパニック」。見かけることが少なくなって久しいですが、現在SNSを中心に大きな話題となっています。
隣人速報 | 3,433 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト