マイナーリーグについて
マイナーリーグは、判り易く言えば、メジャーリーグの球団の2軍みたいなものですが、マイナーリーグのチームというのはそれぞれの地域に密着して、独立採算制の運営を行っているということでしょう。
なので選手の給料や経営に必要な経費は、自らの試合チケットやグッズ、広告枠の販売によって得る収入からまかなわれているわけです。そんなわけで日本の球団の2軍というよりも、四国アイランドリーグに近いでしょう。
ここでメジャーを夢見る若いプレーヤーが、井川みたいに、いつかメジャーから声がかかることをひたすらまちつつ、貧乏暮らしをしつつ野球してるわけです。
クラッシュとエビィのやりとりで、はじめてクラッシュが、21日間だけメジャーリーガーだったことを話す。そのときのチームメイトの反応をみると、メジャーリーガーがどれだけ尊敬されているかがよく分かる。エビィ以外の選手には、その一員になれる見込みはまったくないが、それでもメジャーは夢であり、憧れなのだ。
via popdose.com
チームはマイナー最下層に近い1Aだけに、その中の人間模様も悲喜こもごも。ブードゥー教を信仰し、打てなかったり守備が悪いのは「呪い」のせいにする選手がいたり、熱心なクリスチャンで、ロッカールームで試合前に礼拝しようと言い出す選手がいたり。投球フォームの矯正のためにガーターベルトをつけさせるといったアイデアなど、何ともいえない可笑しさがある。
そんなチームに 剛速球を投げる期待の新人、エビィ・C・ラルーシュ(ティム・ロビンス)が入ってくるが、これがとんでもないノーコンのノータリン。監督いわく「腕は100万ドル、頭は5セント」である。
映画の解説!ヒロインのアニーは、生き方が凄かった!!
物語は、彼女の独白から始まります
「いろんな宗教を試してみたけど、魂を満たしてくれたのは野球教だった」
メジャー経験のあるベテラン捕手が、才能はあるが実力を出し切れない若手投手を開花させていく物語ですが、目線はそんな二人と奇妙な三角関係にある彼女(スーザン・サランドン)です!
https://note.mu/j_kohno/n/n3311b1ff80f8
アニーの参考サイト。
アニーの参考サイト。
前半は皮肉の効いたコメディの要素が強いですし、ちょっと野球を茶化しています^^
野球経験のあるケビン・コスナーはまだしも、ティム・ロビンスの投球ぶりはいただけない(笑)
マイナー経験のある監督の、野球への想いは伝わりますが、野球の魅力は伝わらないですねえ
もっとも、そこが主題ではありませんが・・
この映画の脚本は、1988年の全米批評家脚本賞をはじめ、各地で優秀脚本賞をとっています。それなのに、画像にするとイマイチ面白味に欠けたのはなぜぜしょう?
「野球なんていうのは、投げて取って打って、時には勝って、時には負ける。そして、時には雨が降る。そんなもんだ」
野球を人生に置き換えてみると、このセリフやこの映画の良さが沁みてきますね
映画「さよならゲーム」は、野球を生きがいとしている男女の恋愛模様をコミカルに描いていました。アメリカ人の野球魂を感じる事が出来る作品なので、是非ご覧ください。
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ワンシーズン・ワンプレイヤーという ルールを作って、お気に入りの選手とお付き合いします。
映画では、二人のうちからカルヴィンを選び「愛し方と投げ方」を教えるが、クラッシュとはことごとく対立し、アニーの「野球とセックスは同じ」という考えがクラッシュによって壊された。