【トワイライトQ】SFミステリーで構成された幻の短編アニメ!その独特な世界観について!
2021年1月21日 更新

【トワイライトQ】SFミステリーで構成された幻の短編アニメ!その独特な世界観について!

ミステリアスな内容・物語が魅力的で、知る人ぞ知る幻の短編アニメ『トワイライトQ』。その独特な世界観は視聴者の心を掴んで放しません。ホラー好き・ミステリー好きのというユーザーにはおすすめの作品です。今回の記事では、そんな『トライライトQ』に焦点を当てて、その本編動画やストーリー・魅力をご紹介させていただきます。

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『トワイライトQ』とは?

『トワイライトQ』(トワイライトきゅー)は、日本の短編アニメーション集である。バンダイ ネットワーク フロンティア事業部(現・バンダイナムコアーツ)よりオリジナル・ビデオ・アニメーションとして発売された。
第1話『時の結び目REFLECTION』

第1話『時の結び目REFLECTION』

原作者 :伊藤和典
制作会社:亜細亜堂
     ネットワークフロンティア事業部
発売時期:1987年
第2話『迷宮物件FILE538』

第2話『迷宮物件FILE538』

原作者 :押井守
制作会社:スタジオディーン
     ネットワークフロンティア事業部
発売時期:1987年
シリーズ全6話で構成される予定であったオムニバスの物語。アメリカのテレビドラマシリーズ『トワイライト・ゾーン』、『アウター・リミッツ』や、日本の特撮テレビドラマ『ウルトラQ』の路線を狙った構成であった。
1話目は『魔法の天使クリィミーマミ』からの繋がりで、脚本家の伊藤和典とキャラクターデザイナーの高田明美がアニメ監督の望月智充と組んで、時間テーマの正統派の娯楽SFアニメ『時の結び目 REFLECTION』(ときのむすびめ りふれくしょん)をリリースした。
2話目は原案からタッチした押井が、「訳が分からない作品を作る」と風評が立ったOVA『天使のたまご』や実写映画『紅い眼鏡/The Red Spectacles』といった流れの作家性を強く発揮された作品『迷宮物件 FILE538』(めいきゅうぶっけん ふぁいる ごひゃくさんじゅうはち)をリリースしている。
結局、6話予定だったこのシリーズは、2話で制作が終了する結果となった。だが、2話目で試みられたような、抽象的な映像と難解な長台詞による独白で構成される内容、実際の風景写真を取り込んだ独特の映像手法、テーマなどは、のちに劇場版『機動警察パトレイバー』にて結実する。
以上がWikipediaの記載事項となります。つまり『トワイライトQ』という作品タイトルやSFミステリーといったジャンルは共通しているものの、第1話と第2話では原作者や制作会社が異なり、全く別モノのコンテンツ仕上げられているということです。
そういった構成を考えるなら、アメリカのテレビドラマ『トワイライト・ゾーン』においても、それぞれのエピソードを制作している監督は別人であり、物語の世界観や設定にも統一性はありません。ある意味、アニメ版の和製『トワイライト・ゾーン』という見方もできるでしょう。
しかし、第2話で制作が終了されることになってしまったのは悲しいですね。次項では、その全2話のストーリーについても振り返っていきます。

『トワイライトQ』各エピソードの本編動画・ストーリー

第1話『時の結び目REFLECTION』

海水浴に訪れた女子高生・真弓。たまたま浜辺に流れ着いたカメラを見付け、拾ったことから不思議なストーリーが始まります。
カメラの中に収められていたフィルムを現像してみると、そこに写っていたのは、見覚えのない青年と楽しそうに腕組みをしている自分自身の姿でした。驚いた真弓は、知り合いにカメラの出所を調べてもらうと、さらに驚愕の事実が発覚するのでした。
海に流され、古びたかのように見えるカメラは、まだ発売されていない商品で、世の中に存在するはずのないものだと知ります。そして、その事実が発覚した直後、カメラは忽然と姿を消してしまいます。不思議な出来事の連続に、真弓は再びカメラを拾った島を訪れるのですが…

第2話『迷宮事件FILE538』

突然、飛行中の旅客機が都市上空で姿を消してしまう事件が相次いだ夏―――
とある探偵が、不思議な親子の身辺調査を依頼されるところからストーリーが始まります。
親子の身元を調べてみても、その詳細が掴めるものは一切見付からず、生活ぶりを探ってみても、自宅アパートからどこにも出掛ける様子はなく、探偵の仕事は持久戦を迫られていました。
アパートの窓からよく空を眺めている少女。探偵は彼女がそんな仕草を見せた日に限り、旅客機の失踪事件が発生していることに気付きます。そして、その疑念は、調査に費やす時間が長くなるほどに確証へと変わっていきました。
ある日、親子が揃って外出。またとないどcチャンスに、探偵は親子の身元を明らかにするものはないかとアパートに忍び込むのですが…

『トワイライトQ』の魅力とは?

オムニバス形式の短編アニメとして制作された『トワイライトQ』。そのSFミステリーという方向性は、

『世にも奇妙な物語』

放送期間:1990年~1992年
放送局 :フジテレビ系列
出演者 :タモリ
     (ストーリーテラー役)
こちらのテレビドラマと通じるものがあります。タイトル通り、奇妙なストーリーが当時の視聴者の心を鷲掴みにして、現在も特別編が制作・放送されているヒット作です。
『トワイライトQ』はアニメ作品ながらも、ジャンルは確実に『世にも奇妙な物語』と同じ分野にカテゴライズされるコンテンツといえるでしょう。『世にも奇妙な物語』が放送される前に、あくまでOVA作品として制作されたため、日の光が当たることはなくメジャーな存在になりきれませんでした。
クオリティーや内容だけを考えれば、『トワイライトQ』2話のストーリーは、『世にも奇妙な物語』のエピソードにも劣りません。むしろアニメという特異性を活かし、テレビドラマでは再現できないような描写をしているところも、『トワイライトQ』ならではの魅力だと思います。
『世にも奇妙な物語』の内容やテイストがお好きなら、『トワイライトQ』の面白さも理解してもらえるでしょう。『世にも奇妙な物語』の1つのエピソードは、だいたい15~20分の時間にまとめられていますよね。『トワイライトQ』の本編時間は25~30分ほどあって、その分、『世にも奇妙な物語』のエピソードより濃密なのも見逃せないポイントですよ。
当時、ゴールデンの時間帯で地上波放送されていたら…『世にも奇妙な物語』のヒットに合わせて放送されていたら…そう考えてみると『トワイライトQ』の知名度や人気はかなり違っていたのだろうと推測されます。本当に惜しい限りです。

『トワイライトQ』まとめ

実際に『トワイライトQ』を視聴したユーザーの口コミを見ていると、ある傾向を読み取れます。
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