「どっこい生きてる昭和〜建物編〜」特集!雑誌『昭和40年男』2025年2月号 vol.089が好評発売中!!
株式会社ヘリテージより、雑誌『昭和40年男』2025年2月号「どっこい生きてる昭和 〜建物編〜」特集号が現在好評発売中となっています。価格は1480円(税込)。
「どっこい生きてる昭和 〜建物編〜」内容紹介
それらは我々と一緒に齢を重ね、そして我々のように、まだまだプライドを棄てられない頑固さや、変わりようのない性格に呆れている感じを見せながら、ときには偉そうにしてみたり、その一方で確実に朽ちていく身をケアしながら、街の中に佇む。
長い時間姿を変えることなく、そこに建っている駅前の雑居ビルやレストラン、博物館、遊園地、商店街、喫茶店、電波塔──子どもの頃からあたりまえに、身近に存在していた昭和生まれのそれらが、どんどん特別なものになり、再評価の対象となるなど、今、どんどん愛おしいものになっている。
昭和の元気な時代に生まれ、育ち、がんばってきた我々のメモリーに刻まれている建物たちは、もうそろそろお役御免の時期を迎えているのかもしれないが、どっこい、まだまだたくましく生きているし、我々にエールすら送ってくれているようにさえ見える。
最先端と言われるもののようなパフォーマンスは望めないし、常にあちこちの様子をうかがいながら生き続けていかねばならない面倒くささなどいろいろあるけれど、わがままでタフなその生き様と姿を我々はむしろ、次の世代にも誇り、伝えていかなければならないんじゃないかと思う。
懐かしい歌を口ずさむように、調子よく軽やかに。
長い時間姿を変えることなく、そこに建っている駅前の雑居ビルやレストラン、博物館、遊園地、商店街、喫茶店、電波塔──子どもの頃からあたりまえに、身近に存在していた昭和生まれのそれらが、どんどん特別なものになり、再評価の対象となるなど、今、どんどん愛おしいものになっている。
昭和の元気な時代に生まれ、育ち、がんばってきた我々のメモリーに刻まれている建物たちは、もうそろそろお役御免の時期を迎えているのかもしれないが、どっこい、まだまだたくましく生きているし、我々にエールすら送ってくれているようにさえ見える。
最先端と言われるもののようなパフォーマンスは望めないし、常にあちこちの様子をうかがいながら生き続けていかねばならない面倒くささなどいろいろあるけれど、わがままでタフなその生き様と姿を我々はむしろ、次の世代にも誇り、伝えていかなければならないんじゃないかと思う。
懐かしい歌を口ずさむように、調子よく軽やかに。
高度経済成長期に生まれた東京の昭和レトロビル
老紳士が珈琲を淹れる薄暗い喫茶店、親子連れでにぎわう地階の飲食店街、静寂に包まれた近未来的なエレベーターホール。そのどれもが幼少期の記憶に深く刻まれている。戦後の建築技術の粋を結集したレトロビルの魅力を“シブいビル”の第一人者である鈴木伸子と共に考える。
展望塔
昭和の建物のなかでも比較的軽視されがちな(そもそも人里離れた場所にあるから見つかりにくい)海中展望塔。あるものはどれもかなりの古株。なかでも気が滅入るほどたどり着きにくい、足摺の海底館を見に。
遊園地
先進的なアトラクションと独創的な施設を武器に、1964年の開業から60年以上にわたって時代を牽引してきた、よみうりランド。遊園地という枠組みにとらわれないフレッシュな発想で、昭和、平成、令和という3つの時代をまたにかけ歩み続ける。
ロケ地現存
昨今、熱心なファンの研究によって昭和のドラマや映画のロケ地が続々と明らかにされている。YouTubeで見る彼らの考察力、探究心、行動力には頭が下がるばかりだが、そんな情報をもとに我々世代が好きだった昭和ドラマの撮影現場に足を運んでみました。
俺たちの時間旅行 タイム・トラベル 1972年
冒頭の「あの頃のTVデイズ」では当時の新聞テレビ欄とともに懐かしいテレビ番組を、さらに「あの日を検証」では取材記事なども交え、1972年(昭和47年)の出来事を振り返ります。今回は、幻のアクションヒーロー『突撃!ヒューマン!!』、レッド・ツェッペリン 2度目の来日公演、映画『 時計じかけのオレンジ』日本公開、ケンとメリーのスカイライン発売、ジャイアント馬場 全日本プロレス旗揚げなど、5つの出来事を検証します。