80年代から90年代のレトロゲームの「初見殺し」キャラ(仕掛け・罠)15選
2020年4月2日 更新

80年代から90年代のレトロゲームの「初見殺し」キャラ(仕掛け・罠)15選

FF5の「レベル5デス」「オメガ」「神竜」、ドラクエ6の「キラーマジンガ」など、懐かしいゲームの有名な「初見殺し」のトラウマをまとめています。初見殺しとは、前知識無しでは絶対に予測できない破格の強さの敵や回避不能な仕掛け。

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死にゲー「ミシシッピー殺人事件」の悪名高い即死トラップの「飛びナイフ」と「落とし穴」

「ミシシッピー殺人事件」(1986年)の死亡集(ゲームオーバー集)/ 即死トラップの「飛びナイフ」と「落とし穴」は初見殺しの罠として悪名高い。

初見殺しの即死トラップ「飛びナイフ」と「落とし穴」は悪名高く、世間一般ではすっかりバカゲー扱い。
チャールズ卿たちの部屋(3号室)の隣室(1号室)には落とし穴が存在し、落ちれば即死(ゲームオーバー)になる。

14号室にも同様の落とし穴が存在する。また、16号室には入室直後にナイフがチャールズ卿の頭目掛けて飛んで来るトラップがあり、ナイフをよけないと即死、ゲームオーバーになる。

犯人を突き止めて事件を解決しても、これらの罠の存在理由は謎のままであり、誰が設置したのかも不明である。なお、ワトソンを落とし穴の場所に誘導しても落ちず、チャールズ卿にのみ即死トラップが発動する。
悪名高い即死トラップの「飛びナイフ」と「落とし穴」
ゲーム誌『ユーゲー』ではバカゲー部門に選出されており、「例の『ワナ』のせいで世間一般ではすっかりバカゲー扱い。若さゆえの過ちというべきか、アドベンチャーゲームのシステムがまだ未完成だったために起こった悲劇であった」、「重要なセリフは1度しか話してくれないうえ、うっかり聞き逃せば即クリア不能に。筆者の周りでもついにクリア達成者は現れず、結局当初の『バカゲー』としての評価ばかりが浸透してしまっていた」と評している。

「ファイナルファンタジー5」(FF5)の「レベル5デス」/ 初見殺しの代表格的な存在

【スマホ版FF5】古代図書館でレベル5デスをラーニング【プレイ動画Part13】

レベル5デスは、スクウェア・エニックス(旧スクウェア)発売のRPG、ファイナルファンタジーシリーズに登場する魔法。

1992年12月6日にスーパーファミコン(SFC)用のソフトとして発売された『ファイナルファンタジーV』(FF5)に初登場。

レベルが5の倍数なら即死耐性を無視してボスだろうとお構いなしに葬り去る強烈な魔法となっている。
レベルが5の倍数である相手全員に、即死魔法である「デス」を掛ける。
ファイナルファンタジー5に初登場した当時は、みんなのトラウマと言っても過言ではなかった。
パーティーの平均レベルが15前後の頃、古代図書館で書物のモンスター「64ページ」に遭遇し、この技を食らって何のことか分からないうちに全滅したという苦い思い出を持つプレイヤーは決して少なくないのではないかと思われる。

「ファイナルファンタジー5」(FF5)の「神竜」/ タイダルウェーブの一撃で全滅

FF5 神竜戦

FF5の神竜は、第三世界の次元の狭間にある宝箱に隠れている神のごとき竜。オメガと対をなす隠しボスで、「タイダルウエイブ」などの超強力な技を持ち、特に弱点の無い強敵。
戦闘開始直後にタイダルウェーブを放ってくる。無対策で何も知らない状況の場合はこの一撃で全滅してしまうことも珍しくない。
オメガがセーブポイント直後にいるのに対して、神竜は凶暴なモンスターがひしめくラストダンジョンを延々歩かされた後にセーブポイント直前で遭遇する(しかも、なぜか宝箱に潜んでいる)ことになるため、初見殺しとしてのイメージは恐らくこちらの方が上。
オメガは一見して敵とわかるが、神竜の方はいかにも重要そうな宝箱に潜んでおり、しかもセーブポイントから遠いため、初見ではたいてい引っかかってしまう。

「ファイナルファンタジー5」(FF5)の「オメガ」/ 「ラスボスより強い隠しボス」の元祖的な存在

FF5 オメガ戦

オメガは、神竜と並んで、FFシリーズにおける「ラスボスより強い隠しボス」の元祖的な存在。現在でこそ攻略法が確立されているものの、当時はそのあまりの強さに、多くのプレイヤーを悩ませた難敵である。
当時ラスボスは倒せたがオメガは倒せなかったというプレイヤーは多いのではないだろうか。攻略のしづらさと言う意味では神竜より強いと言えるが、さすがにセーブポイントが手前にあったため大きな痛手を受けたプレイヤーは少ないと思われる。

『R-TYPEⅢ』の4面ボス「幻獣666(トリプルシクス)」と「ファイアキャスクファクトリー」

高密度 戦術級 暴力型STG「R‐Type Ⅲ」実況プレイ~part 3~

『R-TYPEⅢ』は、アイレムが1993年にスーパーファミコン用ソフトとして販売した横画面横スクロールシューティングゲーム。

ステージ4の「ファイアキャスクファクトリー」は、バイドに取り込まれた自動兵器工場。アミダ状に走る炎は初見殺しすぎ。

ステージ4の中ボス的存在の「リクジオネータ」、ステージ4ボス「幻獣666(トリプルシクス)」

幻獣666の本体はただの玉で軸を合わせた時のみレーザーを撃つが、背景のレール上を動くトラップが厄介な上に背景が回転するため安置が無い強敵。

『グラディウスII』のボス「クリスタルコア」/ 後ろから登場するため、思わぬ初見殺しに。

[GRADIUS II] クリスタルコア安全地帯

ファミリーコンピュータ版『GRADIUS II』は、 1988年12月16日発売。

クリスタルコアは、『グラディウスⅡ』から初登場したボスで、名前の通りクリスタルで覆われている。
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